静岡文化芸術大学の新入生にインタビュー!
なんでこの大学を選んだの?浜松の印象は?
こんにちは、ゲンポウです。
4月に入って僕とマサトは大学3年生になりました。さすがに大学生活も板についてきたんですけど、2年前、大学の入学式で抱えていた希望や輝きは薄れつつあって・・・。
そんなときに編集長から、「ふたりの通ってる大学(静岡文化芸術大学)の入学式に行って、新入生に話を聞いてきてくれない?」との連絡がありました。
マサト |
話を聞くってざっくりすぎるけど、僕たちふたりで大丈夫かな? |
ゲンポウ |
へーきへーき! 若い力をちょっともらえってことだよたぶん! |
マサト |
僕たちも若いんですけど・・・。 |
ゲンポウ |
いや!! 新入生(もしかしたら女子)とお話しできるんだよ!! |
マサト |
下心が聞こえた気がするけどスルーするね。 |
というわけで、やってきました文芸大の入学式!
マサト |
なんでそんなカッコつけてんの・・・・。 |
ゲンポウ |
気合いだよ、気合い。 |
マサト |
よくわからないけど・・・。とりあえず入ろうか。 |
第1号は国際文化学科の女子3人組!
足を運んだのはお昼時だったので、とりあえず人がいそうな食堂へ向かってみました。
・・・が、
人!
ヒト!! 思った以上の人だかり!!
マサト |
うわ、すっごいね・・・。酸素うっすい・・・。 |
ゲンポウ |
まさかこんなにいるとは・・・。僕もう酔いそう・・・。 |
普段、引きこもりのふたりには厳しすぎる状況。
ゲンポウ |
うぐっ・・・。だけど逃げちゃだめだ・・・。逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだ――。 |
マサト |
どこぞのシンジくんだよそれ。 |
ゲンポウ |
よし!! あそこの席の子にいこう!! |
わずかなエネルギーを振り絞り、声をかけてみることに。
ゲンポウ |
こ、こんにちは~。 |
はじめにお話しを伺ったのは、国際文化学科の女子3人組。写真左から朝倉さん、佐野さん、浅井さんです。
浅井 |
こんにちは。 |
ゲンポウ |
あ、あの、ちょっとお話しいいですか・・・? あ、別に変な意味はないっていうか、そういうんじゃなくて・・・。 |
佐野 |
は、はい・・・。 |
マサト |
ちょっと、しゃべり方怪しすぎるよ。引いちゃってるじゃん。ごめんね。いま静岡の魅力を紹介するmitecoの取材で、文芸大の新入生に話を聞こうってなってて。 |
朝倉 |
そうなんですね~。 |
マサト |
3人とも学科はどこですか? |
佐野 |
国際文化※です。
※国際文化学科:文化政策学部の学科。さまざまな国の文化や構造、国際社会について学ぶ。 |
マサト |
お、僕と一緒だ! じゃあ、やっぱり海外とかに関心が強いの? |
朝倉 |
それもありますけど、家が近いってのもありますね。あと来てみてびっくりなんだけど、学校がすごくきれいですね! |
佐野 |
わかる! あと、浜松は道路とかがきれいで広い(笑) |
マサト |
たしかに、雰囲気はすごくいいよね(笑)大学生活で楽しみなこととかある? |
浅井 |
まだ始まったばかりなんですけど、全部楽しみですね。サークルとかバイトもしてみたいし。 |
マサト |
そうだよね~。ごはん中にお邪魔しました。ありがとうね! |
第2号は文化政策学科の男子2人組!
ゲンポウ |
まーくん、やればできるじゃん・・・。 |
マサト |
え、そう? というかいつまで落ち込んでるの。 |
ゲンポウ |
僕もう帰っていいですか・・・。 |
マサト |
あのね、変に女の子ばっかり意識するからダメなんじゃない? 次は男子に声かけてみようよ。 |
ゲンポウ |
え~~~~~~。 |
マサト |
グダグダ言わない。行くよ! |
ということで、ゲンポウリベンジです。
ゲンポウ |
こんにちは、ちょっとお時間いいですか? |
――あ、はい大丈夫です。
ゲンポウ |
(これはいけそうな予感・・・!) |
爽やかに承諾してくれたのは男子2人組。写真左から杉浦くん、板垣くんです。
マサト |
ふたりの学科はどこですか? |
板垣 |
文化政策※です。
※文化政策学科:文化政策学部の学科。行政や企業、地域社会などに加えた文化を総合的に学ぶ。 |
ゲンポウ |
お、同じ文政学部だ! なんで文化政策学科にしたの? |
板垣 |
文化政策とか、社会について興味があって。調べたらこの大学が出てきたので。 |
ゲンポウ |
なるほど~。 |
板垣 |
あと社会調査士の資格も、この学科ならとれるので文化政策学科にしましたね。 |
マサト |
ちゃんと目標があるんだね。えらい。 |
ゲンポウ |
実際、来てみてどうですか文芸大。 |
杉浦 |
女子が多いですね(笑) |
ゲンポウ |
わかる~~~~~。思った以上のアウェイ感だよね。※文芸大の新入生男女比率は、毎年「男:2~30%、女:7~80%」くらいです。 |
板垣 |
周り見渡しても女の子ばっかり・・・(笑) |
マサト |
だから、男子は1か所に集まってご飯食べるんだよね(笑) |
ゲンポウ |
文芸大あるあるすぎるな。 |
マサト |
でも大丈夫よ。みんな優しいから仲良くしてくれるし。 |
板垣 |
ほんとですか? よかった~(笑) |
男子あるあるを語り、緊張も少しほぐれてきました。
ゲンポウ |
浜松のまちはどうですか? |
杉浦 |
僕は愛知県の蒲郡市が地元なんですけど、浜松はきれいですね。 |
板垣 |
それは思った! もっといろいろ見てみたいね。 |
ゲンポウ |
なるほど~。またよければ静岡のいいところ紹介するよ! |
マサト |
そうだね。たくさん魅力あるし知ってほしいね。 |
ゲンポウ |
今日はありがと。またね~! |
ラストは芸術文化学科の女子2人組!
マサト |
やっぱり新入生はフレッシュだね。イキイキしてるな。 |
ゲンポウ |
うん。おかげで元気出たよ。 |
マサト |
よし、じゃあそろそろ帰ろうか。 |
ゲンポウ |
・・・まって!!!! |
マサト |
なに? |
ゲンポウ |
まだ帰れない・・・。だって、女の子と話せてないもん!!! |
マサト |
結局じゃん(笑)じゃあ、もう少し聞いてみよ。 |
食堂を後にして、1階のエントランスに向かいました。
マサト |
こんにちは。少しお時間いいですか? |
――大丈夫です。
最後のインタビューは女子2人組。写真左から荒さん、池田さんです。
マサト |
ふたりの学科はどこですか? |
池田 |
芸術文化※です~。
※芸術文化学科:文化政策学部の学科。芸術や文化を取り巻く環境、アートマネジメントについて学ぶ。 |
ゲンポウ |
お、一緒です! なんか嬉しいなあ。 |
マサト |
じゃあ、ふたりとも芸術に興味があって? |
荒 |
そうですね。私は父が芸術関係の仕事をしていて、その影響があります。 |
ゲンポウ |
それはすごい! 楽しみにしてる授業とかあります? |
池田 |
私は劇場や舞台芸術の授業が楽しみです。 |
荒 |
私は近代芸術が楽しみです~。 |
マサト |
ふたりとも明確な楽しみがあって素晴らしいっすね。サークルとかは考えてる? |
池田&荒 |
p@cth‐code※に入ろうかなと思ってます。
※p@cth‐code:学生サークルのひとつで通称はパッチ。音響照明の活動をメインで行っているので、軽音楽部のゲンポウはライブのときいつもお世話になっている。 |
ゲンポウ |
おお。パッチ! いつもお世話になってます。入ったらよろしくね(笑) |
マサト |
浜松のまちはどうですか? |
荒 |
結構、都会的でビックリしました。 |
池田 |
あとオシャレだよね(笑) |
ゲンポウ |
文化が盛んなまちだから、芸文的にも面白いと思う! |
池田 |
そうなんですね! |
マサト |
ありがと~。大学生活、楽しんでください! |
学校を後にして――。
マサト |
いやー、なんだか懐かしくなっちゃったね。 |
ゲンポウ |
そうだねー。入学したてのころを思い出したなあ。 |
マサト |
なんか、頑張らなくちゃと思ったね。 |
ゲンポウ |
まさに、初心忘るべからず。だね。 |
フレッシュなパワーに触れて気を入れ直した僕たち。みなさんこぞって「浜松はきれい」と話していたのは新たな発見でした。
そんな春らしく、爽やかな気持ちになったところで今日は失礼します。では、また。