【静岡の夜景】高草山・笛吹段公園の大パノラマ
焼津・藤枝の夜景のド定番スポット
静岡ってじつはファンには知る人ぞ知られる「夜景スポット」の宝庫。入り組んだ地形で、海と山が近い距離にあり、さらにビル群や工場、そして富士山と夜景を彩るアイテムが目白押しなのがその理由です。
そんな夜景スポットをデートや休日のお散歩、撮影したいという方のためにmiteco編集部が不定期でお送りしているのが「静岡必見の夜景スポットを探す!」です。ぜひ、自分のお気に入りの夜景をさがしてみてください。
中部屈指の大パノラマが拝める「高草山・笛吹段公園」
今回の夜景スポットは、静岡県は焼津市の夜景が一望できるスポット「高草山(笛吹段公園)」です。
ここは、静岡市と焼津市を隔てる山のひとつ、高草山の中腹からやや上のあたりにある公園。山の上からということもあって、その眺望は昼間でもハイカーが休憩がてら眺めることもあるという風光明媚なスポットです。
公園からの眺めはざっとこんな感じです。んー。見晴らしがよい! 遮る樹木も山もないのでこれなら、噂通りのパノラマが拝めそうですね。
噂通りの圧倒的スケール感!
さて、日も落ちかけてきたところから撮影開始。
どどん! どうでしょう? かなりすごくないですか!?
正直言って、焼津市はちょっと光量がどうなのかしら、と心配でした。しかし、そんな不安は一切不要です。確かにこれならカップルはもちろん、撮影家の人も訪れるわけですね。
静岡県が日本に誇る、焼津漁港も夜になればご覧の通り。クレーンの灯りや近くの街頭が港を彩ります。
手前に高速道路・焼津IC、奥には焼津と藤枝の市街部も入るこの景観。
すっごくキテる!
なにがキテるかは自分でもイマイチわからないんですが、ロマンチックな感じはすごいです!
※ここからは望遠レンズも使いながら撮影していきます。
東名高速を走る車のテールランプとヘッドライトでできたS字の軌跡がたまらない!!
駅近くのマンション・ビル群。高さは静岡や浜松とは違いますが、見栄えは十二分!
夜景が観られる場所・撮影場所
この看板の前が駐車場。3~5台程度が駐車できそうです。
今回の夜景スポット、高草山・笛吹段公園は上の看板前に駐車場。さらに、公園に入ってすぐの場所にトイレもあります。
しかもふたつ、とちょっと古めなのがひとつ! これは結構珍しいです。ただし、自動販売機はないので、飲み物に関しては山に登る前に用意しておくのが吉です!
公園は芝生が広がり、どこからでも風景を眺められるうえにベンチの数も豊富です。なかでも公園内の小高い部分に作られた東屋は屋根付きで遮る木々もなくなるため、ここがおすすめのポイントです。
撮影場所はこの東屋から。雨が降っても安心な屋根つき!
高草山・笛吹段公園の夜景がおすすめの理由
静岡市の西側、焼津市・藤枝市にお住いの方が「夜景を見たい」と思ったら、ぜひここを一番におすすめしたいです。その理由は3つ。
- 駐車スペースもトイレも完備でデートにも最適
- 静岡市、焼津市からはアクセスがしやすく平日にもよれる手軽さ
- 焼津・藤枝を見下ろす大パノラマ!
笛吹段公園は、夜景撮影家や地元の夜景好きのなかでは言わずと知れたスポットなんですが、その理由のひとつとして駐車スペースやトイレといったところも挙げられます。
さらに、山の中腹といっても中心市街地からそう離れている場所にはないのも高草山の魅力。静岡ICからでも30分あれば余裕を持ってアクセスできることもあり、たとえば「平日に仕事が終わってからちょっと夜景を見て帰る」みたいなことも簡単にできます。
この夜景のスケールにお手軽感が合わさるんですから、かなり優良な夜景スポットなんじゃないでしょうか?
ちなみにこの夜景。今回は東屋から撮影をしていますが、笛吹段公園のどこからでも眺められます。夜景スポットは狭かったり、夜景の見られる場所が少なかったりするケースも珍しくありません。
ここであれば、周りが気になってなかなか居づらいと感じる方でも自分のペースで夜景が楽しめるはず。ペースとかあるのかわかりませんが・・・。
高草山・笛吹段公園への行きかた
高草山・笛吹段公園へは、焼津市側からも静岡市側からも150号線からアクセスすることになります。「高崎」交差点を北側に折れて道なりに進むと、だんだんと坂を上っていくコースに入ります。左手に神社(八幡神社)があればそのルートで間違いありません。
迷ったら上にあるMapを参照しながらアクセスしてみてください。万が一にはGoogle Mapが助けてくれます。
ただし、そこからはちょっと迷いやすいのが高草山・笛吹段公園。
おわかりでしょうか? 道がグネグネ曲がってまして、そのうえ分岐も多いので、少し間違えると山を下りてしまうんです・・・。
こうなると頼みのGoogleMapもちょっとしたずれを検知できないこともあって、ツライ。
というわけで、デジタルに頼るのはやめ周囲を見渡してみてください。
看板あります。
写真のような案内表記が分かれ道のたびにどこかしらにあるので、道に困ったら頼りにしてください。夜分に訪れた場合には、とくに注意深く!
そして、この道。狭いところも多いです。すれ違いも厳しいところも多いですから、避けるための路側帯があるところは覚えておくと便利。すれ違いの場面になったら、基本的には登っている側がバックで安全なところまで戻り譲ってあげましょう。
他の夜景スポットも観てみる