沼津の穴場夕焼けスポット「内浦港」
息をのむほど美しい西伊豆の玄関口
ライターの安藤です。
西伊豆に向かう道の途中、内浦港で美しい夕陽に出会いました。
たとえるなら、「空を行く鳥の姿が、漆黒の陰に見えるほど・・・」(あさのあつこ「ガールズ・ブルー」より引用)と言いたくなるような。
内浦港の夕陽、そして港で出会ったご家族のお話をします。
内浦港ってどこ?
みなさんは、内浦港がどこにあるかご存じでしょうか?
まずはGoogle MAPを見てみましょう。
ご覧のとおり、内浦は伊豆半島の入り口です。
住所は沼津市ですが、「西伊豆の玄関口」と呼ぶ人も少なくありません。
ちなみに、伊豆三津シーパラダイスがすぐそばにあります。
内浦港の様子を撮影してみました。
夏休みの夕方だからでしょうか、それとも、西伊豆だからでしょうか。あわただしそうに働く人はどこにもいません。
都会とは違い、ゆったりとした雰囲気の港町といった感じです。
東京から気軽に遊びに行ける内浦
もう少し港を歩いてみましょう。
堤防では釣りをしている人たちがいます。
釣りを楽しむご家族です。
「有給休暇を使って遊びに来たので、サボッてると思われるのが嫌だから顔は見せられないけど・・・」とのことでしたが、ご主人と奥さんが内浦へ遊びに来た理由を教えてくれました。
安藤 |
今日は、どちらからいらっしゃったんですか? |
奥さん |
八王子(東京都)から来ました。主人が「伊豆へ釣りに行きたい」と言うので、子どもたちの夏休みが終わる前に遊びに来たんです。
私も主人も働いているので、夏休みはどこへ遊びに行くか、毎週争奪戦になっています(笑) |
安藤 |
東京から伊豆まで遠くないですか? |
奥さん |
前は大変でしたね。でも、最近は圏央道のおかげで八王子から伊豆まで1時間半くらいで来れるんですよ。 |
安藤 |
意外と近いんですね! 私が住んでいる静岡市から内浦まで来るのと、そう変わらないです。でも、どうして伊豆を選んだんですか? |
ご主人 |
釣りが好きだから、釣りたい魚を決めて、行く場所を選んでるよ(笑)今の時期だと、内浦ではソウダガツオやイナダが釣れるんだ。 |
安藤 |
へぇ、釣り人ならではの決め方ですね! 今日は釣れましたか? |
ご主人 |
釣れたのはサバとアジくらいかな。釣り好きからすると、今日はダメだったね・・・(笑)でも、子どもから見たらよく釣れたほうだし、きっと伊豆で釣りをしたことは夏休みのいい思い出になるよ。 |
ちょっと遅い夏休みを西伊豆で
まぶしく輝く西伊豆の夕陽、そして穏やかな内浦の海。
ここで流れる時間は都会の喧騒を忘れさせてくれます。
釣りを楽しむご家族も休日を満喫しているご様子でした。
さて、今度の週末は3連休。
ちょっと遅い夏休みに出かけるのもいいかもしれません。
お時間がある方は、“ふらっ”と西伊豆へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
内浦港
住所:〒410-0223 静岡県沼津市内浦三津88-34
電話番号:055-931-2500(沼津市役所代表)