【静岡の夜景】贅沢な夜景スポット「日本平」
清水港と静岡街中の夜景を同時に堪能
静岡ってじつはファンには知る人ぞ知られる「夜景スポット」の宝庫。入り組んだ地形で、海と山が近い距離にあり、さらにビル群や工場、そして富士山と夜景を彩るアイテムが目白押しなのがその理由です。
そんな夜景スポットをデートや休日のお散歩、撮影したいという方のためにmiteco編集部が不定期でお送りしているのが「静岡必見の夜景スポットを探す!」。ぜひ、自分のお気に入りの夜景をさがしてみてください。
贅沢な夜景スポット「日本平」
今回ご紹介する夜景スポットは、旧静岡市と旧清水市を隔てる山であり、サッカースタジアム、動物園、ロープウェイ、野外劇場などの観光スポットが揃う「日本平」の頂上にある、「日本平公園」です。
ここで観られる夜景は、「清水港周辺」と「静岡市街中」のふたつ。そうなんです。ふたつ同時に観られちゃうんです。また、夜景は頂上にある「吟望台」で見られるほか、道中の道からフロントガラス沿いに眺めたり、駐車場からすぐの場所にある「東展望台」(清水港側のみ)で眺めることもできます。
吟望台からの夜景
まずは清水港方面の夜景。
中央やや左の青い光はエスパルスドリームプラザの観覧車
湾に向かって光がカーブする景色。そして、奥には沼津市・富士市の光も映り込む。この高さならではですね。
そして、反対側を振り向けば静岡市街中の夜景が。
ちょっと木々に阻まれてしまってはいますが、街中の光が漏れてきます。
東展望台からの夜景
見渡せる夜景はこんな感じ。港の街頭や海上の船の灯りも見え、なんともロマンチックな雰囲気。海を挟んで向こう側、沼津の灯りまで見渡せます。
吟望台からの眺めのほうが、角度がついてパノラマ感は大きくなりますが、寒い時期で駐車場から結構歩く必要もあるので、手軽に済ませるのであれば東展望台からでもよいかもしれませんね。
東展望台は、駐車場から吟望台へ向かう途中にある建物。
これです。
登るとこんな感じで、見えづらいですがベンチも用意されています。
日本平をおすすめするポイント
日本平の夜景がおすすめな理由は主に3つです。
- 静岡市にお住まいの方であれば手軽にアクセスできる
- 道が広くて比較的僻地ではない
- 静岡市中心部と清水港の夜景が同時に楽しめる!
夜景スポットはそもそも景観のいい場所が多く、高所となります。そのため、ひとつ目とふたつ目の「手軽さ」というのはすごく大切なこと。夜景がキレイだと評判の場所も車ですれ違えないほど細く、急な坂道を登らなければならないこともしばしばです。
その点、日本平公園は上記のように観光目当てで訪れる人も多い場所。じつは日本平は「日本観光地百選コンクール」で1位を獲得するなど景勝地としても知られています。道路も広くアクセスしやすいので、運転にあまり自信のない方でも安心でしょう。
夜景スポット「日本平公園」へのアクセス
日本平山頂へのアクセスは、旧静岡市側からと旧清水市側からで入り口が異なります。
旧静岡市側からのアクセス
静岡ICをスタート地点にしています。
静岡駅からは、30分程度。静岡ICからは、ルートにもよりますがおおよそ30~40分程度の所用時間となっています。幹線道路沿いに日本平動物園の入り口を通り過ぎるような形でアクセスするルートです。また、久能山東照宮とはロープウェイで往復可能ですので、東照宮への観光がてらの夜景観賞もできます。
ちなみに、駿河区方面、静岡ICからのアクセスでは、国道150号線側から静岡大学の脇を抜けてアクセスするルートが近道です。しかし、2017年4月に開通予定の静岡東ICの工事行われているため、それまでの期間は迂回が求められる可能性があります。事前に、ルートについては注意しておきましょう。
清水市方面からのアクセス
地図は清水ICからのルート。所要時間は30分程度です。
駐車場は公園内の無料駐車場が利用可能です。ただし、入り口は公園の脇からですので見落とさないように注意しましょう。また、日中は開いている売店も夜になるとしまってしまうので、日本平へ入る前に温かい飲み物を買っておくのがおすすめです。