「熱海梅園」なら12月に紅葉が楽しめる!?
風光明媚な冬の熱海を満喫

  • posted.2016/12/02
  • Takashi
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「熱海梅園」なら12月に紅葉が楽しめる!? 風光明媚な冬の熱海を満喫

昨今、伊豆半島でもっとも元気のある街といっても過言ではないのが、熱海です(とはいえ、熱海=伊豆という認識が県内でも薄いようですが)。

関東から列車で訪れる場合には、静岡県および伊豆の入口にあたるという好立地。加えて歴史の長い温泉と海の幸、相模湾を見渡すロケーション。

静岡県民としても、旅先に選ぶ場所としての価値は多岐にわたります。

熱海梅園

筆者が今回訪れたのは、梅まつりで有名な「熱海梅園」

熱海街道沿いですので車の場合、熱函街道から熱海市街へ下るとすぐになります。「この時期に梅?」と不思議に思われるかもしれませんが、じつはココ、紅葉の名所でもあるのです。

熱海梅園

いかがでしょうか。イロハモミジ、ムサシノ、イチジョウなどの木々が鮮やかに色づく熱海梅園。夜にはライトアップも楽しめますよ。

熱海梅園の紅葉は12月上旬が見ごろ

熱海梅園

熱海梅園の梅は早咲きとして知られていますが、紅葉は遅めなんですね。見ごろは11月下旬〜12月上旬。「今年は忙しくてなにも秋を楽しめなかった〜」という人も、ココならまだ間に合うかもしれません。

JR熱海駅からはバス、伊東線来宮駅からは徒歩でも行けますし、交通に不便はありません。来宮といえば縁結びで有名な来宮神社もあります。

熱海市街の店めぐりや由緒ある観光スポットを存分に楽しんだあと、ライトアップを見に行ってもよさそうですね。

熱海梅園

ちなみに熱海市観光協会が主宰している「熱海梅園もみじまつり」の期間は、2016年は12月4日(日)まで(期間中は駐車場有料 / 1台300円)。

フォトコンテストや音楽イベントの開催、足湯の設置などもあるようです。

筆者は秋生まれということもあり(?)、四季のなかでとくに秋景色が好きなのですが、熱海梅園の美しさは県内でも指折りと感じています。超オススメ!

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十国峠

この写真は「十国峠」山頂からの富士山。

十国峠という名は「十国を見渡す」ことに由来しており、昔の国名で伊豆、相模、信濃、遠江、甲斐などを指しています。その名のとおりここでは、360度さまざまな土地を見渡せる絶景が待っています。

山頂へは麓にある「十国峠レストハウス」からケーブルカーに乗車。ここは熱海ではなくお隣の函南町になりますが、熱函街道から熱海街道へ折れる道を逆に登った先にあるので、熱海梅園からも近いです。寄り道スポットとして検討する価値ありですよ。

そして絶景といえば、もうひとつオススメがあります。せっかくなら「100万ドルの夜景」といわれた街の美しさも、こちらで堪能してみてはいかがでしょう。

熱海城

熱海城の駐車場から眺めた、熱海の景色です。

温泉街として栄えた熱海は数年前の一時期、寂れて活気を失った時期もありました。ですが冒頭で記したとおり、昨今の熱海はとても賑わっていて100万ドルの夜景もご覧の美しさです。

観光客の増加によって熱海が活気を取り戻した背景には、ロケ地としての積極的誘致が功を奏した、という話はよく耳にしますね。有名な高級リゾートの進出も要因として挙げられます。

しかし筆者としては、そのなかでも古くからある、熱海の魅力に触れてほしいですね。たとえばたまごサンドやナポリタンなどを定番とする、昔ながらの喫茶店。熱海は、純喫茶が多く残る街でもあるのです。

街を散歩しながら細い路地にも足を運び、その隠された魅力を探ってみるのも、きっと楽しいだろうと感じます。

熱海梅園

住所:〒413-0032 静岡県熱海市梅園町8-11
アクセス:JR熱海駅よりバス相の原団地行き15分、梅園バス停下車(公共交通機関) 新東名長泉沼津ICより約1時間(車)