まばゆい星が降り注ぐ天空イルミネーション
おまちの「青葉シンボルロード」は今年もすごい!
県内で定番のイルミネーションといえば、静岡市民ならまずここでしょう。
静岡市役所から常盤公園をつなぐ「青葉シンボルロード」。今年もすでにこの道は光り輝き、道ゆく人の足を止めています。
青葉シンボルロードの点灯に合わせて中心街も一斉点灯します。該当エリアは静岡伊勢丹から呉服町名店街、新静岡セノバや鷹匠、伝馬町など。
青葉シンボルロードの点灯は平成2年度から静岡市が主催してきましたが、平成25年からはボランティア団体の「I Love しずおか協議会」 が静岡市と共催、官民一体となってプロデュースしています。
普段なにげなく使っている道ですが、意識して一つひとつを見ながら歩いていると、街をあたためてくれるこの活動に少し感謝したくなりました。
それでは、2017年度の概要をお伝えしていきます。
テーマは「きらめく地球(ほし)」
「I Love しずおか協議会」からヒアリングした2017年度のテーマは「“おまち”から望むきらめく地球(ほし)」。
イルミネーションは青葉シンボルロードが呉服町通りと交差する地点から約500m続きますが、惑星をイメージした球体や流星のような灯りが、天空を思わせるデザインとなっています。
そして、今年度のテーマがもっとも色濃く反映されているのは、こちらではないでしょうか。
青葉シンボルロードの西端、常盤公園前のスペシャルイルミネーション「きらめく地球」。水上に直径3mの地球が惑星とともに浮かぶ、輝く宇宙空間です。
水面に対する光の反射も美しく、SNS映え間違いなしのスポットです。スマートフォンでも十分なのですが、さらにきれいに撮るには一眼レフカメラを持参したいところですね。
こういった夜に浮かぶ光の撮影は、黒い部分をあまりフレーミングしないことがポイント。背景に浮かぶ光を活かすには、望遠レンズがあるといいでしょう。
あのビッグモニュメントも健在
この青葉シンボルロードでひときわ目立つイルミネーションは、やはりコチラです。
既存のアート作品「ZEN」と富士山、流星がコラボレートする一番の大型イルミネーション。その名も「富士山を見上げる夜空」。
静岡の象徴である富士山が水上にそびえ立ち、上空からは星が降りそそぐような演出。
やはりここで写真を撮る人が多いですね。端のベンチでボーッと眺めている人もいました。青葉シンボルロードのちょうど中間になりますが、ここから市役所方面へ目を向けるとこんな具合に。
静岡市役所庁舎とドレーブ状の光を背景に、青葉シンボルロードの象徴ともいえるアート作品「出会い」が照らされ、あたたかな雰囲気。光の色はブルーやグリーン、パープルなど時期ごとに変化するそうです。
グリーンとゴールドは自然豊かな静岡を、ブルーとパープルは駿河湾をイメージしたのだとか。
市役所前のブロックには、昨年に引き続きスケートリンクが設置されます。期間は2017年12月9日(土)〜2018年1月8日(月)。輝くイルミネーションのなかで滑るのもまた一興。
画像提供:I loveしずおか協議会
総電球数約22万、今年の青葉シンボルロードも人々を明るく照らしています。ちょっとしたおさんぽやデートにオススメ。
市外の方もぜひ“おまち”の賑わいを感じてみてくださいね。