定番の自家製ワッフル「cafe birch(カフェバーチ)」
北欧の薫り漂う爽やかブルーなカフェ

  • posted.2016/12/16
  • Takashi
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定番の自家製ワッフル「cafe birch(カフェバーチ)」 北欧の薫り漂う爽やかブルーなカフェ

カフェ通を自称する筆者より、富士山のお膝元、富士市にある「北欧×ワッフル」のかわいい1軒をご紹介。

富士山のお膝元といっても、国道1号線から少し路地を入ったところなので、場所として気軽にアクセスできます。

雑貨cafe birch

店内

富士市の「雑貨cafe birch(カフェバーチ)」さん。明るい青を基調にした爽やかな空間です。どうやら青は、店主さんの好きな色のようですね。着ているものまで青。

さて店内にお邪魔してみましょう。

手作り雑貨がお出迎え「雑貨cafe birch」

神尾恵子さん
こちらは店主の神尾恵子さん。このキッチン手前は雑貨スペースになっています。柄やデザイン、色使いが素敵なものばかりで、見ていてどこかほっとします。やはり青が多いですね。

雑貨

神尾さんは、北欧の雰囲気がとても好きなのだそう。その気持ちを芽生えさせたのは、白樺という素材との出会い。学生のころウィンタースポーツにハマり、沼津育ちの神尾さんはよく、長野や山梨へ出掛けていたそうです。

寒い地域のため白樺の木を見かける機会が多く、次第にその存在感に惹かれていったのだとか。白樺は北欧の森にたくさん自生しており、現地に伝わる工芸品の素材としても多く使われているようです。

birchという店名はそのまま「白樺」の意。カフェスペースにも白樺で作られた椅子やテーブルがあります。神尾さんの白樺に対する愛情と、素材がもつ温かみが伝わる空間です。

スウェーデンやフィンランドといった北欧の国々は、古くなったものでも大切に使い続ける生活文化が知られています。たとえば古布を裂いて麻糸などを織りこみ、また別の衣料や生活用品として再利用する「裂織」も、モノを大切にする北欧の文化ですね。

季節ものの雑貨

写真は季節もの。そういえば、もうそんな時期なのですね。雑貨は手作りが中心で、白樺を使った小物やファブリックパネルなど、北欧製のものもあります。

北欧雑貨を眺めていると、そのような人々の気持ちや暮らしが想像を膨らませ、心が穏やかになる。そんな気がします。

食事もデザートもワッフルで

カフェの看板メニューはクリスピーワッフルを使ったお食事系ワッフル。「ベルギーワッフルやアメリカンワッフルと比べてシンプルなので、いろんな味と合わせられる」と、神尾さん。

自家製のミートソースやガーリックバターソースを合わせたもの、サーモンとクリームチーズをトッピングしたものなどを提供しています。

旬野菜のピクルスとドリンクに加え、北欧料理「ヤンソンさんの誘惑(アンチョビとポテトのグラタン)」がつくランチプレートは1,180円〜。雑貨だけでなく、料理でも北欧色を演出しています。

日替わりワッフル

こちらはデザート系の日替わりワッフルで、りんごのコンポートとアイスクリームをトッピング。筆者の大好物で、日替わりといえども登場機会の多い1品です。りんごは紅玉を使うことが多いそう。オススメです。

ワッフル以外にも食事、スイーツ、ドリンクまで豊富で、すべて神尾さんの手作り。「レシピを教えてほしい」という客からの要望も多いのだとか。

ティラミス

北欧原産のリンゴベリーをトッピングした、なめらかな口溶けのティラミス。プチプチとしたベリーの食感と相性抜群です。

写真が甘いものばかりですが、筆者の嗜好が出てしまいました。何卒、ご容赦くださいませ(実際は甘いものばかりではありません)。

雑貨を見たい。あるいはドリンクのみでの来店も歓迎。やさしい北欧の雰囲気にどうぞ、癒されてみてください。

優しい甘さのおやつでちょっと一息

雑貨cafe birch

住所:〒416-0939 静岡県富士市川成島268-1
電話番号:0545-30-9313
営業時間:11:00~16:00(LO15:30)
定休日:月曜、第1日曜
アクセス:東海道新幹線新富士駅より徒歩7分(公共交通機関) / 東名富士ICより約20分(車)