隠れスポット「仙巌の滝」で緑と涼を満喫!
暑い季節は緑のなかで癒されよう
だんだん暖かくなってきて、晴れた日には外を歩くのが気持ちいい季節になりましたね! ライターの小枝です。
夏の気配をじわじわと感じる今日このごろ。そろそろ夏休みのレジャーの計画を立てている方も多いのではないでしょうか?
浜松のレジャーといえば、浜名湖が人気どころです。パラグライダーやウェイクボードなど、浜名湖の自然を楽しめるアクティビティがたくさんありますよね!
でも、人によっては「人気のアクティビティもいいけど、人混みを避けて落ち着いた場所でのんびりと過ごしたい・・・」という方もいるかも。
そこでご紹介するのは、静かな雰囲気で癒される隠れスポット「仙巌の滝」です。
仙巌の滝ってなに?
仙巌の滝は浜松市北区にある滝です。「仙巌」と書いて「せんがん」と読みます。近くには滝沢キャンプ場があり、夏場は周辺の川で涼を楽しめるんです。
滝沢といえば、夜景のきれいな展望台があることでも知られていますね。miteco編集部でも以前、この地から夜景撮影をしています。
さて、仙巌の滝に戻ります。滝壺の深さ3m、高さ4m、計7mと大きい滝です。しかし意外と知名度は低く、地元民の私も最近まで知らなかった隠れスポット。
地元に立派な滝があるのに、行ったことがないなんてもったいない!
というわけで、実際に訪れてみました。
隠れスポットは辿り着くまでひと苦労!
取材当日は天気に恵まれ、気持ちのいい快晴! さっそく出発しようと、カーナビで「仙巌の滝」と検索しましたが、該当する場所は0件。ちょっと嫌な予感がしながら今度はスマートフォンのマップ機能を使いましたが、こちらも同様の検索結果に・・・。
「仙巌の滝」でWeb検索をすれば地図が出てきますが、
私、地図読めない・・・。
どこにあるんだ、仙巌の滝・・・。
滝沢キャンプ場は住所が出ていたので、とりあえずそちらへ向かいます。
道中はカーブが連続する山道が多く、さらに緑に囲まれた狭い車道で秘境感がすごかったです。ちなみに仙巌の滝は公共交通機関が通っていない山奥にあるので、自家用車かレンタルカーで行くしかありません。隠れスポットなワケだ。
運転に四苦八苦しながら、ようやく辿りつきました滝沢キャンプ場!
自然豊かな場所です。ここで川遊びをするのも楽しそうですね!
※滝沢キャンプ場での水遊びは予約が必要です。
仙巌の滝ですが、滝沢キャンプ場から徒歩数分の場所に看板が出ていました。「カーナビや携帯で調べても場所がわからない」「地図が苦手」という場合には、滝沢キャンプ場を目指せばOKです! 駐車場は橋を渡って右手に専用のスペースがあるので、こちらに車を停めましょう。
マイナスイオンたっぷり! 仙巌の滝に到着
ようやく到着です! 道中迷子になったので長い道のりでした・・・。
駐車場から仙巌の滝までは遊歩道が整備されており、ほぼ一本道です。川沿いの道の景観がいいので、息つくまでも自然を楽しみながら、のんびりと散歩できます。
緑が深く、水辺の遊歩道は自然の涼しさがあり、避暑には最適です。
遊歩道の一番奥まで来ました! この場所から仙巌の滝を眺めることができます。
こちらが仙巌の滝です。水音がすごい! 近くで見ると迫力があります。深い滝壺は周りの木々を映した緑色で、木漏れ日のあいだから差し込む光に照らされて、とてもきれいな景色です。緑と水に囲まれたマイナスイオンたっぷりの癒しスポットでした。
浜松市内にこんなにきれいな場所があったなんて・・・。
ただ、あんまりきれいな景色だからと滝に飛び込むのはご法度! 仙巌の滝は滝壺が深く、水難事故も少なくない場所です。滝の上から飛び込むのは禁止されているので、川遊びをするときは安全な場所を選びましょう。
川の水の透明度は高く、冷たくて気持ちのいい水温でした。きれいな景色を楽しみながらの川遊び、最高ですね!
仙巌の滝は夏のレジャーにオススメスポット!
迫力満点な滝と自然豊かな景色、川の冷たさと深い木々は夏の避暑に最適です。
アクセスが困難という点がネックですが、それも隠れスポットの理由のひとつで、混雑しがちな夏のレジャーシーズンでもゆったりと落ち着いて楽しむことができます。
近くの滝沢キャンプ場でキャンプをしながら、仙巌の滝で川遊びをするのもオススメ。ただし、キャンプ場を利用する場合は、事前の予約が必要なので注意してくださいね。
市内で夏のレジャーを楽しみたい、まだ夏の計画を立てていないという人は、隠れスポットな仙巌の滝で、自然を楽しみながらの避暑をしてみてはいかがでしょうか?