550万球の光にロマンチックが止まらない!
時之栖イルミネーションで「気分はエレガンス」
すっかり寒くなりましたね。こばやしです。
冬のお出かけスポットといえば、イルミネーション。静岡県内では、御殿場市「御殿場高原 時之栖」で開催される「ひかりのすみか 時之栖イルミネーション」が大定番です。ジョルダンが今年発表したイルミネーションランキングでは、静岡県で第1位、全国で第12位にランクインしているほど。
約550万球を使用し、毎年華やかに演出される様子は圧巻のひと言。遠方から見に来る方も多く、週末にはたくさんの人で賑わいます。
そして2017年のイルミネーションテーマは「気分はエレガンス」。「光のトンネル」「王宮の丘」「虹のヒカリラ」といった3つのエリアを中心に、さまざまなエレガンスを感じられるそうです。実際に行ってきたので、エリアごとのイルミネーションをお届けします。
静岡を代表するイルミネーション「時之栖」に潜入
時之栖に入るとまず出迎えてくれるのは「初夢の橋」。今年夏に開通したばかりの太鼓橋を渡ると、大きなツインツリーが目に飛び込んできます。
樹齢120年のモミの木にイルミネーションを施したツインツリーの高さは、約20m。かなりの迫力です。
ツインツリーの横には「大鷹のブロンズ像」。初夢の橋をバックに一富士、二鷹、三茄子のイルミネーションで、とても縁起がよさそうでした。
プリンセスエレガンス「光のトンネル」
時之栖イルミネーションといえば、この「光のトンネル」。その全長は約450メートルにも及びます。
光のトンネルのテーマは「プリンセスエレガンス」。女の子なら誰もが一度は夢見たキラキラした世界がそこには広がっています。
シャンデリア、王冠、ドレスにガラスの靴・・・。美しい光に照らされた、華やかな空間にうっとりしてしまうこと間違いなしです。
ファンタジーエレガンス「虹のヒカリラ」
今年初登場の「虹のヒカリラ」。光の粒が自由に動き回り、クリスタルのモニュメントはピンクから青までゆっくりと色合いを変えていきます。
幻想的で、おとぎ話や魔法の世界に迷い込んだような気持ちになる、そんな不思議なイルミネーションです。
クラシックエレガンス「王宮の丘」
ここまでの煌びやかな空間を抜けると、暗闇のなかに突然大きな門が現れます。
荘厳な雰囲気の漂う「王宮の丘」。世界の第一線で活躍するクリエイティブ集団による噴水レーザーショーが開催されています(有料エリア)。
王宮の丘の入場チケットは1,000円。でも同時に園内で使用可能な金券500円をもらえるので、実質500円で入場することができます。
そしてチケットを購入すると渡されるのはビニール傘。
噴水レーザーショー「ヴェルサイユの光」を見るとき、水しぶきがかかるので使用してくださいとのこと。そんなに迫力のあるショーなのか、と期待が高まります。
ショー会場に向かうため、「ヒカリの散歩路」を進みます。木々に施されたイルミネーションや宿泊施設「スローハウスヴィラ」の屋根を彩る灯りがとてもきれいです。
圧巻! 高さ70mの噴水レーザーショー「ヴェルサイユの光」
光と水と音楽とで織り成される噴水レーザーショー「ヴェルサイユの光」。
ぐんぐんと空にのぼっていき、高さ70mまで到達する噴水の迫力は息をのみます。
また同じくらいに素晴らしいのはその世界観。言葉で語られることはなにもないのですが、このレーザーショーには「物語」を感じます。
水が生き物のように踊り、跳ね回る。神秘的で荘厳な世界にグッと引き込まれました。
イルミネーション以外の楽しみ方も満載
素晴らしいイルミネーションのほかにも楽しみポイントはたくさん。たとえば、時之栖内にはさまざまな出店があるため、イルミネーションを見ながらちょっとした飲食も可能です。
時之栖のフードコート「灯横丁」。ここにはご当地ビール「御殿場高原ビール」もあるので、飲んでからイルミネーションを楽しむ、なんていうのもいいかもしれません。
ちなみにわたしは王宮の丘でもらった金券500円で、御殿場高原ビールの季節限定ビールを購入して帰りました。いまの季節限定ビールは「IPL(インディアンペールラガー)」。すっきりとした喉越しですがコクと苦味がしっかりと感じられ絶品です。なかなかお目にかかれない種類なのでぜひ。
この冬一度は行っておきたい時之栖イルミネーション。ロマンチックな光でエレガンスな気分を楽しんでください。