全国のアート&クラフトが静岡市に大集合!
ヒトとモノを結ぶ「静岡手創り市」に行ってきた
こんにちは(はじめまして)、エンドウゲンポウとタカハシマサトです。
先日、いきなり僕(ゲンポウ)にこんなラインが届きました。
マサト |
暇だよね? 11時に柚木駅集合ね。 |
ゲンポウ |
え、ちょっと待って予定あるんだけど・・・。 |
というわけで、静岡市葵区の柚木駅に集合。
ゲンポウ |
マサトくん、ホントいきなり呼び出すのやめて? |
マサト |
うん、悪いとオモッテル。 |
ゲンポウ |
(ぜってえ思ってないじゃん・・・)というか、柚木駅に来てなにするの? 近くにあるのは「Mark is 静岡」ぐらいしか思い当たらないんだけど。普通にデート? |
マサト |
今日行く場所は違うし、あとデートとかホントに無理だからふざけないで。 |
ゲンポウ |
そんなに??? じゃあどこいくの? |
マサト |
「静岡縣護國神社」です!!!!!! |
ゲンポウ |
うわ、急にテンション高。あ、わかった! 神社からの古本屋的なサブカルデート。 |
マサト |
違います。とりあえずついてきて。 |
静岡縣護國神社でアート&クラフトイベント!?
歩いて1分もしないうちに、なんだか人だかりが見えてきました。
ゲンポウ |
人めっちゃいるじゃん、なんかやってるの? |
マサト |
そう、今日の目的「ART&CRAFT 静岡手創り市」です! 人気なのは知ってたけどすごいね。 |
ゲンポウ |
なにそれ、楽しそう。ちょっとワクワクしてきた。 |
ART&CRAFT 静岡手創り市
春と秋の年2回(2日間)、静岡縣護國神社で開催されるアートクラフトフェア。手工芸やクラフトなど生活に根ざした生活雑貨店を中心に、焼き菓子や総菜などの飲食店も境内に集まる。
鳥居をくぐると、参道の脇にテントがびっしり。作家さんやアーティストの方々が、さまざまなものを展示・販売しています。
テントの出展名を見ていると、マサトがあることに気が付きました。
マサト |
ねえ、出展者さんって県内だけじゃなくて、県外の人も結構いるね。 |
ゲンポウ |
たしかに。それに九州とか関西地方とか、遠くからきている人も多い。 |
マサト |
わざわざ静岡市まで来るってのは、それなりの理由があるのかね? |
と会話しながら歩いていると、あるひとつの出店ブースが目についたので入ってみることに。
ゲンポウ |
こんにちは。これはなにを販売しているんですか? |
??? |
こんにちは。革製品を使ったかばんや小物を製作、販売をしています。 |
そう話してくれたのは、栃木のクラフトショップ「paisano(パイサーノ)」の小川眞平さん。
マサト |
へぇ~、かわいいですね。最近、革の小物に興味が沸いているのでとっても惹かれる。 |
ゲンポウ |
栃木からはるばる静岡まで来られたのには、なにかワケがあるんですか? |
小川さん |
主催者の名倉さんがやられている、東京のイベントに以前出展させていただいたことがあって。そのときのつながりで今回出展しました。 |
ゲンポウ |
そうなんですね~。ちなみに静岡のイメージってありますか? |
小川さん |
県民性なのかな? ちょっと消極的な気がする。 |
マサト |
たしかに。消極的というか、おっとりしている気がします(笑) |
小川さん |
でも、こうやって興味を持って話しかけてくれるのは嬉しいね。 |
ゲンポウ |
それでは、静岡手創り市の魅力ってなんですかね? |
小川さん |
そうですね、やっぱり工芸品とか作家ものに関心のある人が多いですね。それなりに売り上げも伸びますし(笑)あと護国神社の雰囲気もいいですね。緑に囲まれたこの感じ。 |
ゲンポウ |
気持ちいいですもんね。マイナスイオン出まくりな気がする(笑)ありがとうございました! |
静岡手創り市はフードエリアも充実!
ふと時計を見ると、もう12:30を過ぎたころ。
マサト |
うわ、もう1時間半経ったのね。 |
ゲンポウ |
マジでか、楽しくて気が付かなかった。マサトくん、僕はおなかがすいたよ。 |
マサト |
わかる。なにか食べようか。 |
そう話しながら、フードエリアに向かいました。
マサト |
作品だけじゃなくてフードも充実してる。すっごくいい匂いする~。 |
ゲンポウ |
海外とかの普段食べられないようなものが多いね。フェスみたいで楽しい! |
いろいろ目移りしてしまい、お互いに優柔不断を発揮しつつも、それぞれ昼食を購入。
僕は、静岡市清水区のイタリアンレストラン「salepepe(サレペペ)」さんの「生パスタの豆ソース」です。
ゲンポウ |
っマサト!! 身体が久しぶりにいいもの食べられて、歓喜してるのがわかるわ。しかもパスタはもっちもち。 |
マサト |
ホントだ、おいしい! 自然の味って感じだね。優しい、こんな優しさ持ってる女性と籍入れたい。 |
ゲンポウ |
わかる(?)。・・・マサトのさっきからすっごいおいしそうな香りがするんだけども。 |
マサト |
俺はね、静岡市葵区のイタリアンレストラン「Rotisserie Un Deux(ロティサリーアンドゥ)」さんのエビのアヒージョ。これ、前にあったイベントで食べてすごくおいしかったんだ。 |
ゲンポウ |
ウマ!! 酒!! これ絶対お酒進やつじゃん!! 買ってきていいですか!?!? |
マサト |
落ち着いて、落ち着いて。 お酒飲むのは取材が終わってからね。 |
ゲンポウ |
うぐぐ・・・。 |
両方、静岡市内に店舗があるので、また食べに行きたいと思います・・・。
静岡手創り市は県外どころか海外からの出店も!
さて、腹ごしらえも終わり、もう少し会場内を散策することに。
マサト |
ねえ、あれ見て。バンコクから出店してる人がいるよ。 |
ゲンポウ |
ホントだ! 話を聞いてみよう。 |
お話しを聞かせていただいたのは、手作り時計を販売している「Nakariwatch(ナカリウォッチ)」さん(以下、ナカリさん)。
ゲンポウ |
こんにちは。いきなりなんですが、なぜ今回バンコクから出店されたのですか? |
ナカリさん |
日本では、屋内で行われるイベントに何回か出展させていただいていて。それで、前々から屋外でやりたいなというのがあったので。 |
マサト |
屋外と、広い会場でやるのはやっぱり違うものですか? |
ナカリさん |
やっぱり外でやるのは気持ちいいですね。とくにここは、自然に囲まれているし。 |
マサト |
たしかに、木がいっぱいあって清々しいですね。 |
ナカリさん |
あと、このイベントはみんなが手作り。テイストや感性が似てる出展者さんやお客さんが多くて刺激になる。 |
ゲンポウ |
おしゃれな人が多いですもんね(笑) |
ナカリさん |
デザフェスなどの大きいイベントだと自分のブースが狭いし、お客さんと話せる時間も限られてしまう。だけど、このイベントはブースも広いし、開放的なのでゆっくり見てもらえるのもいいですね。 |
ゲンポウ |
会場の雰囲気って大事ですよね。 |
ナカリさん |
それと出店するにあたって、主催者の名倉さんが丁寧に連絡を取り合ってくれたので、安心してやれました。 |
ゲンポウ |
なるほど。それなら安心して作品づくりに集中できますもんね。 |
マサト |
このARTS&CRAFT静岡市は春にも開催されますが、また出店しますか? |
ナカリさん |
春も出したいですね。ほかの出店者さんが「春の雰囲気は素晴らしい」とおっしゃってたので、とても楽しみです。 |
マサト |
お客さんだけじゃなくて、出展者さんも気持ちがいいイベントってなんか素敵だね。 |
ゲンポウ |
そだねー。あとさ、「主催者の名倉さん」の存在がとても気になるんだけど、どんな人なんだろ・・・? |
マサト |
あ、名倉さんとは1回メールで、いろいろとお話しを聞かせてもらったよ。 |
ゲンポウ |
え、そうなの? なんでそんな大事なこと黙ってたの? |
主催者の名倉さんとマサトのやり取り
マサト |
静岡で手創り市を開催した経緯を教えてください。 |
名倉さん |
もともと手創り市は2006年10月より、東京・豊島区雑司ヶ谷の鬼子母神にて始まりました。
そのなかで「物創りを生業とする作家が集まる場所」を、地元である静岡にも作りたいと思い、護国神社での開催を決めました。 |
マサト |
そーなんですね。静岡のなかでも、護国神社にした理由は? |
名倉さん |
護国神社の環境は都市部にありながらも、周辺にはコンビニなどの都市にとって当たり前のものがなく、それが周辺と神社自体の空気感を保っているように感じています。
また参道から本殿まで緑に覆われ、自然が豊かであることを含め、落ち着いた環境が整っていることが大きな理由です。 |
マサト |
ありがとうございます。最後に今後の目標を教えてください。 |
名倉さん |
私たちスタッフは自身の経験をもとにして、「周囲からなにを望まれているのか?」も加味しています。これから参加するであろう作家と、さまざまな企画を発信していくことが必要だと考えています。
会場の量と質を考えた場合、量の上では限りはありますが、質は限りがありません。であれば、私たちスタッフは「なにを発信していくのか?」という質の面で、より力を入れていきたいと思います。 |
名倉さんありがとうございました!
ゲンポウ |
なるほど・・・。名倉さんは静岡出身の方だったんだ。静岡を盛り上げてくれてすごく嬉しい。 |
マサト |
名倉さんも言ってたけど、イベントを開催するにあたって護國神社はもってこいなんだね。 |
ゲンポウ |
いやー、こんなにいいイベントがあるのをいままで知らなかったのはもったいなかった! 春も絶対こよ! |
マサト |
そだね、今度はゲンポウじゃなくて女の子と来よう! |
ゲンポウ |
・・・。 |
それではまた!
粋なアートと触れ合えるスペース
静岡縣護國神社
(静岡手創り市)