暇な時間は静岡市街中のおでかけでも
年末年始のぶらぶらスポット5つを提案

  • posted.2017/12/25
  • 吉松京介
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暇な時間は静岡市街中のおでかけでも 年末年始のぶらぶらスポット5つを提案

もう今年が終わるなんて早すぎませんか。高校生の僕に「大人になったら人生ロケットやで」と言い放った母親の言葉が、歳を重ねるごとに濃く思い出される編集長の吉松です。

年末年始はわりと暇な時間ができるもので、「その時間を使っておでかけするのはどう?」という提案をさせてください。

おでかけ先としてピックアップするのは、静岡市街中のスポット5つ。基本的には静岡駅から徒歩圏内の場所です。ひとつでも気になるところがあればいいんですけど。

静岡市街中おでかけスポット | 1.MARNIE’S COFFEE(マーニーズコーヒー)

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静岡市葵区鷹匠の自家焙煎珈琲店「MARNIE’S COFFEE(マーニーズコーヒー)」。浅煎りのスペシャリティコーヒーを中心に、オーガニック野菜を使ったカレーをはじめとしたフードを提供しています。静岡駅から徒歩12分くらい。

2017年10月より営業時間を延長し、いままでの夕方クローズから夜22:00クローズに切り替わっています(LO21:30)。新たにIPAなどのクラフトビールも仲間入りして、バー利用もできるように

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じつは僕はコーヒーが趣味。しかも近所に住んでいるので、定期的に通っています。愛とこだわりが詰まったコーヒーはとにかくおいしい。

浅煎りといえば、酸味の強いイメージを持っている人も多いところ、マーニーズコーヒーではフルーティーで嫌味のないスッキリとした味わいを楽しめます。

年末は31日まで営業、年始は元旦のみ休み、2日~5日は10:00から16:00まで、6日からは通常営業です。

MARNIE’S COFFEE

住所:〒420-0839 静岡県静岡市葵区鷹匠3-18-22
電話番号:050-1173-2781
営業時間:8:00~22:00(平日)、10:00~22:00(休日)※モーニングは8:00~11:00、ランチは11:00~14:00です
定休日:水曜日

静岡市街中おでかけスポット | 2.水曜文庫

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マーニーズコーヒーに引き続き、静岡市葵区鷹匠のお店。古本屋「水曜文庫」です。

役立たないし、ためにもならない、でも暮らしに寄り添ってくれる本。店主の市川さんはそれを「ナンセンス・ブックス」と呼び、店内いっぱいに並べています。静岡駅からは徒歩10分くらい。

仕事に追われてなかなか落ち着く暇のない日々。年末年始くらいはだらだらと、なにも考えない時間を過ごしてもいいじゃないですか。ナンセンス・ブックスはそんな時間に寄り添ってくれると思います。

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古本屋ですので、1冊のお値段もそう高くありません。店先に詰まれている本なんて1冊100円です。年末年始も定休日以外は営業します。

ただし営業時間はイレギュラーになるので注目。2017年12月31日~2018年1月2日は18:00まで、それ以外は10:30~19:30の営業です。

水曜文庫

住所:〒420-0839 静岡市葵区鷹匠2-1-7 つるやビル1F
電話番号:054-689-4455
営業時間:11:00~20:00
定休日:月曜日

静岡市街中おでかけスポット | 3.静岡シネ・ギャラリー

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静岡市葵区御幸町の映画館「静岡シネ・ギャラリー」。お城のような文化施設「サールナートホール」3Fにあります。

静岡市唯一の単館系ミニシアターで、上映する映画はちょっぴりニッチ。映画ファンの心をくすぐる作品を上映中です。静岡駅から徒歩5分くらい。

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年末年始は休みなくフル稼働

上映作品は、第九交響曲を踊るバレエ団の舞台裏を描くドキュメンタリー『ダンシング・ベートヴェン』や、直木賞作家の小説を井浦新主演で映画化したサスペンス『光』など計6作品です。

期間中、一部休映の回もあるので、詳細は静岡シネ・ギャラリーのホームページをチェックしてみてください。

静岡シネ・ギャラリー

住所:〒420-0857 静岡県静岡市葵区御幸町11-14
電話番号:054-250-0283
開館時間:初回上映の20分前に開館
定休日:月曜日

静岡市おでかけスポット | 4.オールド上海カフェ1930

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静岡市葵区七間町のカフェ「オールド上海カフェ1930」。20世紀初頭の上海をモチーフにした店内は東洋&西洋文化が見事に融合、さらに現地の音楽とお香の香りで異国感あふれまくりです。静岡駅からは徒歩11分くらい。

名物の「霊芝(れいし)コーヒー」は店主のポーさんいわく、全国でもごく数軒しか取り扱っていないレアもの。霊芝は漢方薬のなかでも珍重されるキノコ類らしいです。

気になる霊芝コーヒーの味はマイルドでコクがあります。おいしくて身体にいいかもなんて恐るべし。

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店内のビジュアルだけに入りづらさはあるかもしれないですね。でも勇気を出して飛び込んでみてください。

店主のポーさんも僕から連絡させていただいたとき、絵文字が入っていたくらいには親しみやすいです。

年末の営業は12月29日(金)まで、年始は1月6日(土)から営業します。

※12月27日(水)は臨時休業です。(追記:12月27日)

オールド上海カフェ1930

住所:〒420-0035 静岡県静岡市 葵区七間町10-8
電話番号:090-3511-4536
営業時間:12:00~19:00
定休日:月、火曜日

静岡市おでかけスポット | 5.サウナしきじ

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静岡市駿河区敷地のサウナ「サウナしきじ」。2017年下半期は多数のWEBメディアに取り上げられ、ネットでも一大ムーブメントを起こしたサウナ界の聖地です。静岡駅からは徒歩45分くらい。

徒歩45分?

はい、バレますね。ここだけ街中ではありません、でもピックアップしたかったんです。JR静岡駅から「登呂コープタウン行き」の市内バスに乗り、「登呂コープタウン」で下車、そこから徒歩3分でのアクセスをおすすめします。

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サウナしきじの聖地たる由縁は、まずこの水風呂。ほかの水風呂に比べて大きく、深い。そして極めつけはこの神々しい滝。天然水の湧水を使っているので、飲んでもおいしいくらいに性質がいいのもポイントです。

ほかにも休憩室(2階)のリラックス空間、ノルタルジックで優しい味わいの聖地飯、お店の細かい気配りなど、いいところを挙げればキリがありませんし、褒め倒せばそのうち夜も明けます。

年中無休の24時間営業だから、いつ行っても大丈夫。サウナ界の聖地で1年の疲れを取り、また1年の気合を入れ直してみては。

サウナしきじ

住所:〒422-8036 静岡県静岡市駿河区敷地2-25-1
電話番号:054-237-5537
営業時間:24時間営業。年中無休。

気軽なおでかけなら静岡市街中で

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最後の最後に「静岡駅から徒歩45分」という無茶な提案をしましたが、じつはピックアップしたスポットだけで1日遊べるように考えています。

――朝は「マーニーズ」でモーニング、徒歩5分で同じ町の古本屋「水曜文庫」へ。古本片手に読みたい気持ちをグッと我慢しながら、歩いて8分「静岡・シネギャラリー」。

ちょっぴりニッチな映画の余韻に浸りつつ、徒歩12分で「オールド上海カフェ1930」。小腹が空いているはずなので、遅めのランチと霊芝コーヒーでごゆっくり。

ホッとひと息ついたら静岡駅に向かって徒歩11分。なんとなく疲労感のある身体を癒すため、サウナしきじを目的地にバスで15分ほど身体を揺らす。そしてサウナと水風呂を堪能し、身も心もすっきりしたところで、水曜文庫のナンセンス・ブックスをめくり始める――

といった具合です。最高じゃないですか。まあ、サウナしきじには向かわず、そのまま街中で飲み始めるのもアリですし、そもそも5つのうちどれかがおでかけ先の選択肢になればとも思っています。

以上で僕からの提案は終わりです。この年末年始は、ぜひ静岡市街中にお越しください。

年末年始のおでかけスポット特集2017