
記事をできるだけ読んでもらうためには、読者に「なんか面白そう!」「役立ちそう!」と思ってもらえるタイトルをつけることが大切です。今回は、すぐに使えて読者に届きやすくなるタイトルの作り方をご紹介します。
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まずは、タイトル作成にあたって最低限覚えておきたいポイントをご紹介します。
既にライティング案件を請け負った経験のある方は、タイトルの文字数指定をされたことがあると思います。
SEO向けの記事であれば大体が30文字程度を上限にしているはずですが、これは検索エンジンに表示される文字数を基準にしています。
検索エンジンに表示されるタイトルは32文字。それを大幅に超えると大事な部分が隠れてしまう可能性があるので、30文字を目安にタイトルを作成するようにしましょう。
関連記事:SEOと文字数の関係は?長文コンテンツが上位表示される理由
「タイトルに書いてある内容が本文で全く触れられていない」という状態だと、読者は「裏切られた」と感じるでしょう。せっかく記事内容が良くても読者の読後感が悪くなってしまうかもしれません。
特に「インパクトのあるタイトル」を追求した結果、釣りのようなタイトルになってしまうことがあります。「やりすぎてしまったかも」と身に覚えのある方は、ほどほどにするよう意識してタイトルをつけましょう。
なお、そのタイトルを見て入ってきた読者が、既に知っているであろう内容が書いてあるのもミスマッチです。
これは本文の領域なので、詳しくは割愛しますが、「どんな人に向けた記事か」「どんな内容の記事か」がタイトルで分かるようにし、本文は蛇足なく展開していくのが理想の形です。
こちらの記事が参考になると思います。↓
【初心者向け】記事作成の手順とは?わかりやすい記事の書き方ができるテンプレート
今回は、「webライティングについて」という簡素なタイトルを磨いていくという流れで、ポイントをひとつずつ見ていきましょう。
「webライティングについて」という記事タイトルでは、書き方なのか、概要なのか、歴史なのか、webライティングについてどんな内容が書かれているのか分かりません。
「集客力が上がるwebライティングについて」
このように、具体的にどんな方向性の記事なのかを提示してあげることで、ターゲットの興味をそそりやすくなります。
「集客力が上がるwebライティングの方法」
「本文に何が書いてあるかできるだけ具体的に書く」と同じく、記事に何が書かれているのかを提示してあげるための手段です。この他にも「~のメリット」「~の対策」などを使っても良いですね。
「webライティングで集客力を上げる3つの方法」
このように、数字が登場すると、より記事内容をはっきりイメージできるようになります。
「超簡単!webライティングで集客力を上げる3つの方法」
「企業のweb担当者必見!webライティングで集客力を上げる3つの方法」
タイトルをキャッチコピー風に仕上げる方法です。誰に向けた記事なのか、どんな括り(方針)で記事内容をまとめているのかなど、タイトルの頭に一言添えてあげるだけで、キャッチーでより具体的なタイトルになります。
ブログやコラムのタイトル作成に使えるテクニックはまだまだあります。どんな付け方をしているか紹介します。
記事内容の中でもインパクトがある部分を取り上げて、タイトルにしてしまう方法です。
webライティングについてのタイトルを作るとしたら、以下のような形でしょうか。
「1ヵ月で売り上げが1.5倍に!webライティングで集客力を上げる3つの方法」
このように、「飛躍的な効果が出た事例」や「有名人の名前」など、目を引く素材を置いてあげることで、インパクトがグッと上がります。
ただし、SEO的にはタイトルの左側へキーワードを寄せたほうが効果が出やすいです。そのため、記事内容を切り取る手法だとSEO的には上位表示させにくいと考えられます。
「その書き方、間違いかも……あなたのwebライティングで集客できないたった1つの理由」
読者は不安を感じるとその解決法を知りたくなります。そのため読者層に対して「その行動は間違っているかも」と不安を煽るようなタイトルを付けます。
かなり刺激が強いタイトルになりやすく、やり方によっては炎上してしまう場合もありますから、扱いには十分注意しましょう。また、SEOという意味ではタイトルの効果が弱くなります。
いかがでしたか?意外に簡単なテクニックで、タイトルの見栄えはグン!とよくなります。
ちなみに、タイトルは本文を書き終わってからつけるのがオススメです。本文に書いた内容を要約するようなイメージで作ると、良いタイトルになりやすいですよ!
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