
コンテンツマーケティングにおいて、良質なコンテンツづくりの重要性は広く認知されています。
では、そのためのSEOライティングについては、いかがでしょうか?
正しいSEOライティングができているコンテンツは、時間をかけてでも検索上位に表示されます。遠回りに感じるかもしれませんが、SEOライティングを実践することで、強いサイトを作ることにつながるのです。
今からSEOを学ぶ初心者ライターの皆様、SEOライティングが初耳だという方のために、SEOライティングについてまとめました。8つの基本項目をおさえて、検索エンジンに評価されるSEOライティングを学びましょう。
SEOライティングの重要性について、2つの視点から解説したいと思います。
『良質なコンテンツ』とは、検索上位に表示できる=SEOライティングができているコンテンツを指しています。
まずは検索上位に表示しないことには、アクセスが集まりません。
もちろんバズるコンテンツも必要ですが、時間がかかるコンテンツマーケティングにおいて、良質なコンテンツをつくり、オーガニック検索からの流入数を増やすことは、それ以上に大事なことです。
SEOライティングができているコンテンツとは、単に見出しやキーワードなどが、SEO視点で正しくライティングできているコンテンツのことではありません。
検索上位に表示しても、読み手の検索ニーズを満たせないと、時間が経つにつれて検索順位が下がってきます。SEOライティングの基本は、読み手の検索ニーズを満たすことです。
この点は忘れてはならない重要なポイントです。
それでは、SEOライティングをするにあたり基本となる8項目を解説していきます。
検索上位に表示をするためのSEOライティングの第一歩は、キーワードリサーチから始まります。
リサーチをすると、想定ターゲットがどのような情報を、どれぐらいの検索ボリュームで求めているかが分かります。つまり、キーワードリサーチを行うことで、今後つくるべきコンテンツを明確化できるのです。
キーワードリサーチをする際、Google AdWords キーワード プランナーを使うと、サイトやブログで扱っているトピックと関連性のあるキーワードを抽出することができます。そこで抽出したキーワードで実際に検索して、現在WEB上にあるコンテンツを、一つ一つチェックしていきましょう。
その中でも特にソーシャルメディアでシェアされているコンテンツを重点的にを読んでみましょう。
このことで、各キーワードでどのようなコンテンツが求められているのかが分かります。既存のコンテンツ以上に検索ユーザーに満足して貰える記事を提供することができれば、より多くのソーシャルシェアとナチュラルリンクを得て、検索エンジンで上位表示されるようになります。
SEOライティングにおいて、タイトルタグ及びタイトルに設定するテキストは非常に重要です。タイトルタグの設定次第で、コンテンツの検索順位に影響があります。
また読み手は、まずタイトルを見て、そのページに自分が求めている情報があるかどうかを判断します。つまり、タイトルタグによって、どれだけ多くのユーザーに、そのページを見てもらえるかが決まります。
タイトルタグは検索エンジンにとっても、そのページを適切に評価する上で最重要視されている要素の一つです。なぜなら検索エンジンは、タイトルタグに囲まれたテキストが、そのページの内容を最も適切に表しているという前提で、アルゴリズムを組み立てているからです。
まずは、下記3つを意識してタイトルを決めていきましょう。
文章内容にとどまらず、適切なタイトルづけも含めて、SEOライティングです。
まずはh1〜の順番を正しく上から下に並べること。h2の前にh3がきていたら、クローラーが正しく情報を認識できません。
またタイトル同様、キーワードを見出しタグに含ませることは重要です。記事において該当キーワードが重要なキーワードであると、クローラーに伝えることができるからです。
記事の冒頭部分の文章をリード文と言います。多くの方が、リード文に書いてある内容いかんで読み進めるかを決める、記事において非常に重要な部分です。
一方、クローラーにとってもリード文は重要です。それは、クローラーが記事のおおまかな内容をリード文をクローリングすることで判断するからです。
なのでリード文には必ずキーワードを含ませ、リード文を読んだだけでも、記事の内容がわかるような文章にすることが重要です。
まずは検索上位に表示されているコンテンツから、良いリード文の書き方を学んでいきましょう。
alt(オルト)タグとは、ウェブページ内の写真データやイラストデータなど画像データに設定する際に挿入する画像の説明文になります。
ページの読み込みに時間が掛かり表示されなかった場合など、ユーザーがWEBページを開いた際に何らかの理由で表示できなかった画像のある場所に画像データに代わり表示されるものがaltタグに設定するテキスト文章になります。
altタグにはコンテンツの流れに沿ったキーワードを適切にいれこむことで、SEO的にも、ユーザビリティ的にも意味のある行為です。ここではaltタグのメリットを共有します。
①検索キーワードとして活用される
前後の文章から考えて、自然にaltタグに2つのキーワードを含めることができます。
②ユーザービリティが高まる
ユーザビリティの観点から、例えその画像が表示されていなくても、そこにどのような画像があるかを示すことができます。
③スニペットに抽出される可能性がある
検索エンジンで検索をした際に、検索結果のページタイトルの下に表示される「検索した言葉(キーワード)を含んだ説明文」のことをスペニットといいます。検索エンジンは、文章の中から最適な箇所をスニペットに選択します。
因みに、キーワードを詰め込み過ぎや関係がないキーワードの記述、何も記述しないしないことはSEO上NGです。
メタディスクリプションは、Googleがスニペットとして利用する可能性があります。ページの内容を簡潔な文章にして記述する事で、検索結果にその文章が紹介文として表示されます。そして、同時にユーザーにとっては、そのページにアクセスする前に、検索結果で確認できる説明文の役割も果たしています。
ページの中にユーザーの検索キーワードとの関連性が高く、スニペットとして利用するのにより良いテキストがある場合は、その部分をスニペットとして使うこともあります。ただし各ページにdescriptionメタタグを入れておくと、Googleがスニペットに適当な文章をページの本文中から見つけられなかった場合の良い備えとなります。検索エンジンと読み手にとって、適切なメタディスクリプションを設定することは、SEOライティングにとって欠かせない大事な工程です。
SEOの技術的な施策も大切ですが、読み手のためのライティング技術も大切です。
冒頭でも述べましたが、検索サイトの上位に表示されるようになっても、読み手の検索ニーズを満たせないと、時間の経過とともに検索順位が下がってきます。
キーワードを羅列して不自然な日本語の文章にしてしまったり、タイトルと文章の内容が乖離していたり・・・。いくらSEOの技術的な施策が充実していても、読み手が満足しなければSEOライティングも何も、あったものではありません。
読み手がコンテンツを読んで満足すること。これはSEOライティングにおいて、最も重要な観点です。
既存キーワードで上位表示を狙うのであれば、ライバルサイトよりも圧倒的にコンテンツの情報量・質で上回ることが前提になります。
SEOライティングをするにあたり、今回ご紹介した基本項目を実践すること。そして既存コンテンツを情報量・質で上回っているか?といった視点を、常に持つことが求められます。
当ブログでは、常にSEOライティングを心がけ実践しています。その結果、開始3ヶ月頃から常時「コンテンツマーケティング」の複合キーワードで、検索結果の10位圏内に複数記事を表示しています。
被リンクが少ない過去記事でも、時間が経つと検索エンジンと読み手に評価され、検索上位に表示されるようになる。このことは、SEOライティングをしてきた結果であると自負しています。
正しいSEOライティングを学び、実践することで、今日からでも永続的にアクセスを集める強いサイトづくりを、実現することができるのです。
今回はSEOライティングをテーマに、基本項目8つをご紹介しました。ご一読、ありがとうございます。
どの項目も、ライティングをつづけていると意識せずに自然と実践できるものです。なので、SEOライティングを初めて行う方は、最初から全てを実践せずに、1つずつ理解しながら実践すると良いでしょう。
ぜひ、今日からSEOライティングで検索上位を狙ってみてください!
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