
「エピックコンテンツマーケティング」は本当に良い本でした。
コンテンツマーケティングを始めた時の、ワクワクした感覚や感動を思い出させてくれた!
そう言っても言い過ぎではない気がします。
と、いうことで「エピックコンテンツマーケティングに気づかされる10のこと」の中編です。
(前編を書いた以上、書かざるをえない三部作の恐ろしさ!)
上記の続きで3つ目から、いってみたいと思います。
[読了目安:2分]
あまり言いたくないのだが、ほとんどの場合において、速さは完璧さをしのぐ。ストーリーテリングのために合理的なプロセスを把握すること。
「エピックコンテンツマーケティング」P.88より引用
実際にオウンドメディアを運用していて思うのは、120%の完璧さを求めない方が良いということ。
それよりも速さを重視して前進した方が、成果が後からついてくる感覚はあります。
たとえばデザインにしても、文章の書き方にしても、SEOの知識にしても、読者を最優先にすることを前提にすれば必要以上に時間をかける必要はありません。
オウンドメディアの立ち上げ時は学習時間と捉え、前進しながら改善していくことができます。
ただ拙速が良しとされるわけではなく、私はあらゆる工程で速さを重視しつつ、良質なコンテンツ作りにはしっかりと時間をかけるべきだと思います。
読者にとって価値のないコンテンツを量産しても、厳しい言い方をすれば全く意味がありません。
見る人にとってオファーが多すぎる企業がなんと多いことか。問題を複雑にしてはダメだ。
「エピックコンテンツマーケティング」P.102より引用
「オファーが多すぎる」という一言には耳が痛いものがあります。
読者のことを一番に考えていると言いつつ、やはり自社の商品・サービスを知ってもらいたいし、理解してほしいし、何なら会員登録や問い合わせや購入を望む気持ちは0ではありません。
しかし読者には、そういった「こちら側の下心」は見透かされているのだな。とも思います。
1人の人間を動かすのは、オファーの多さではない。ということは肝に銘じておきたいことです。
「情報提供の面であなたが世界でいちばんの専門家になれるのは、どんなトピックについてですか?」
ブランドはコンテンツのとらえ方がまだまだ不十分である。もちろん企業はさまざまなマーケティング目標のために、数多くのチャネルでコンテンツを作成している。しかしあなたの会社の目線は、顧客のいちばんの情報提供者となることに向けられているだろうか?そうでないとしたら、なぜそれを最優先に取り組まないのだろうか?
「エピックコンテンツマーケティング」P. 123より引用
この文章が出てくる章のタイトルは「コンテンツニッチを決めよう」です。
読者が定期的に訪れるメディアには、他にはない情報やストーリーがあります。
何かの分野でナンバーワンになることは簡単ではありませんが、幸いなことにどの分野を選ぶかは私たちの手で決められます。たとえばニキビのオウンドメディアで有名なニキペディア。
もし美容というジャンルだったら、数知れないメディアと比べられることになりますが、ニキビはニッチです。そしてプロアクティブを販売するガシー・レンカー・ジャパン株式会社さんにとって、まさに「情報提供の面で世界でいちばんの専門家」になれると考えられたのでしょう。
※「コンテンツマーケティング成功事例15選|国内サイト限定」の事例をぜひ参考に!
さて、「エピックコンテンツマーケティングに気づかされること」の5つをご紹介しました。
上記のうち、何か心に引っかかるものはありましたでしょうか?
もし1つでもあったら、ぜひ「エピック・コンテンツマーケティング: 顧客を呼び込む最強コンテンツの教科書」を手にとってみてください。
コンテンツマーケティングにまつわる新しい発見が必ずあります。
さて、この続きは後編でお会いしましょう!
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