
とある超有名なデジタルメディアに勤める知人(A)に、話を聞く機会があった。
「編集会議は、どのようにして開いているの?」という私の質問に答えてくれたのだが、こんなことを言っていた。
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A「10人くらいが集まって、リラックスした雰囲気でスタートするんだけど。」
T(私)「うん(10人も集めるのか・・・!)」
A「で、コーヒーとか飲みながら最近気になったこととか、話すの。」
T「それ、ただの雑談じゃない?笑」
A「そう。ただの雑談。でも、一応は会議。
お菓子持ってくる人もいるよ。普通に食べながら、話はじめるの。
で、特に決まりはないんだけど・・・話題が偏らないようにすること。それだけは全員で気をつけてる。」
T「偏らないって・・・どういう意味?」
A「テクノロジーならテクノロジー・・・って感じで、偏り過ぎると面白くないから、ちょっとプライベートな話を混ぜたり、全然関係ないこととか、くだらないこととか、真面目な政治の話とか・・・。」
T「なんか、何でもありだとグダグダになりそうじゃない?」
A「ならない、かな。全然。みんな普段から、いろんな雑誌とかメディアとか見てるし、気になるものがあったら癖っていうか、チェックしておくんだよね。
それを持ち寄るから、みんなの話は面白い。それが全部コンテンツとして使えないかもしれないけど、でもそこから面白いコンテンツが生まれることは多いよ。」
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ブレインストーミングのように、編集会議をリラックスした雰囲気の中で進めることは、ある程度イメージしていた。
しかし、Aの話を聞くまで、そんな雰囲気の中でやっているなんて、予想を超えて意外だった。目を閉じてイメージしてみると、素敵な風景が広がる。
実際に参加したわけではないので、体験してみないと本当のところはわからないが・・・。
(ちなみに超有名メディアの名前は書かないが、デジタルメディアに少しでも詳しい人なら、10人いたらほぼ10人は知っていると思う。)
・・・さて、残念ながらTechbookに関わるすべての人数を足しても、10人には達しない。
だから同じようなことをしようとしても、人数が少なくて寂しい・・・と思ったがよく考えたら、いないなら人を集めればいい。・・・というか、いつも読んでくれる人たちと一緒に編集会議を開けばいいのでは?と思いこんな投稿をした。
まだ構想段階だが、今後は実験的な形で実行に移してみたいと思っている。
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文/テックブック清水拓也
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