サーフィン初心者がファンボードを選ぶ際、ボードの種類がありすぎてどの商品を買うべきか迷っている方も多いでしょう。

ファンボードはミッドレングスと同じものを意味し、明確な基準はないものの大体6’6″(198.1cm)~8.8”(264.1cm)くらいのボードのことを指します。中間の長さになるため、初心者~中級者向けのサーフボードとして人気です。

この記事では、絶対に押さえておきたい初心者向け商品と適切なボードの選び方、長さ別のランキングを紹介します。最後まで読むと、初心者におすすめのファンボードや人気商品の特徴がわかるようになりますので、ぜひ参考にしてみてください。

■この記事でわかること
  • 初心者にピッタリ合うファンボードがわかる!
  • ファンボードの正しい選び方がわかる!
  • ファンボードのおすすめランキングがわかる!

これを選べば間違いなし!初心者におすすめ人気ファンボード

ファンボードはさまざまなサーフボードメーカーから販売されており、種類が多く結局何を選べば良いのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

実際に波に乗ってみないと自分に合っているか判断しきれない部分もあるので、初心者の方はさらに迷ってしまうでしょう。

そこで、

まったくの初心者でもこれを選べば間違いない

というおすすめ商品を2つピックアップしました。どちらも初心者向けボードとして高い評価を受けているので、初めて購入する方でも安心です。

それぞれの特徴やおすすめポイントを紹介していきます。

スペック・価格ともに文句なし

スペック・価格ともに文句なし

  • ソフトボードからの乗り換えor最初からやる気の人の一台
  • 価格良し、操作性良し、安定性良しの3拍子

創業50年のサーフショップが独自に研究し、長い歳月をかけて開発されたサーフボードです。プロサーファーの方も開発にたずさわっているため、細部までこだわり抜いた作りになっています。

良心的な価格に対し申し分ないスペックで、価格・操作性・安定性すべてにおいて高い評価を得ています。厚みや幅にボリュームがあるため、初心者でもスムーズな立ち上がりが可能です。

初心者はもちろん、中級者レベルの方でも乗り回しを楽しめるので、長く愛用するにもピッタリです。値段は約67,000円とかなりリーズナブルで、初めての1本としても気軽に手を出しやすいでしょう。

【スペック】

長さ< 7’4″フィート(223.5cm)
<2'5/8''(6.67cm)
厚み 21’1/4”(53.98cm)
浮力 48L

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初心者に嬉しいセットタイプも

初心者に嬉しいセットタイプも

上記で紹介したボードと同じラインナップのサイズ違いで、セット売り商品です。こちらのボードは長さが7”(213.3cm)なので、一つ目よりも少し短くなります。

単品では約67,000円でしたが、セットでも約72,000円と5000円程度しか変わりません。単品でもかなりリーズナブルな商品ですが、セットで購入するとさらにお得になります。

セット商品は価格を抑えられるだけでなく、サーフィンに必要なアイテムをまとめて購入できる点もメリットです。特に初心者の方は一から揃えなければならないため、一つずつ購入する手間を大きく省けます。

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ファンボードの選び方

ボード選びで失敗を防ぐには、身長・体重・長さ・幅と厚み・予算の5点に注意することが大切です。

ここでは、初心者がファンボードを購入する際の適切な選び方を解説します。チェックすべきポイントをそれぞれの項目ごとにお伝えするので、購入の際にぜひお役立てください。

身長に合わせて選ぶ

初心者は身長より20~30㎝以上高さのあるボードをおすすめします。サーフボードは長いほど浮力が大きく、安定感が増すことで乗りやすくなります。

また、浮力があることで漕ぎやすくスピードも出しやすいというメリットもあります。スピードがあれば立ち上がりやすくなり、小さな波でもサーフィンを楽しめます。

将来的にショートボードでサーフィンをしたい場合は、もう少し短めのボードを選ぶのも良いでしょう。自分の身長よりプラス10~20㎝程度が目安です。

身長体重に合わせたサーフボードの選び方は、以下のリンクでさらに詳しく紹介しています。

身長・体重を参考にしたサーフボードの選び方とは?レベル・体型別のサイズ表も紹介

体重に合わせて選ぶ

ファンボードは体重75kgくらいまでの方に適しています。体重に合わせたボード選びでは、適正浮力を考慮することが重要です。

サーフボードに記載されている「L(リッター)」は浮力を表し、数字が大きいほど浮力も大きくなります。体重やレベルによって適した浮力は異なるため、適正浮力表で自分の体重とレベルが交差する部分をチェックしましょう。

例えば、体重50kgの初心者の適正浮力は39L、同じ体重の上級者の場合は20.5Lと、初心者と上級者では20L近くもの差が出てきます。初心者は安定感重視、上級者は操作性重視になるため、レベルが上がるほど浮力を小さくする必要があるからです。

詳しくは以下のページをご覧ください。5㎏刻みで40~95㎏まで、初心者~上級者の適正浮力を紹介しています。

【サーフボード選び初心者向け】体重やレベルに適した浮力とは?

長さで選ぶ

長さのあるボードは安定性に優れ、ゆったりとしたサーフィンに向いています。一方、短いボードは操作性に優れ、技を決めるようなダイナミックなサーフィンをしたい方向けです。

長さ重視でボードを選ぶなら、自分がどのようなサーフィンをしたいか考えることから始めましょう。

ただし、初心者は長さのあるボードを選ぶことをおすすめします。サーフィンをやったことがない場合は、まず立ち上がる練習からスタートするため、安定性に優れていることが最優先事項になるからです。

初心者に適したボードサイズについては以下のリンクもチェックしてみてください

サーフボードの正しいサイズ選び|初心者に適した長さとは?

幅・厚みで選ぶ

初心者は幅と厚みにボリュームのあるボードがおすすめです。

厚みのあるボードは浮力が高く安定感抜群で、スピードが出やすい・スムーズに立ち上がりやすいといったメリットがあります。逆に、薄いボードは軽い体重移動でボードを楽に動かせ、ターンがしやすくなります。

幅の広いボードのメリットは、横揺れしにくく漕ぎやすい、波のパワーを受けやすく推進力を得られます。幅が狭くなると、操作性が良く機敏な動きが可能になります。

上記の説明から、幅・厚みのあるボードは初心者向き、幅・厚みの少ないボードは上級者向けといえます。初めのうちは、しっかりした幅と厚みのあるボードでサーフィンに慣れていくようにしましょう。

予算に合わせて選ぶ

サーフボードは安い買い物ではないため、予算に合わせて選ぶことも重要です。ファンボードの相場は5万円~50万円前後となっており、さまざまな価格帯のものが販売されています。

価格や性能が高いサーフボードを買ったとしても、自分のレベルに合わないボードを選んでしまう可能性があります。ある程度乗ってみて、自分に合ったボードの特徴やレベルを知った上で高いものを買えば失敗を防げます。

また、初心者はボードを傷付けやすい、上達して違うボードが欲しくなる、といったケースもよくあります。すぐに買い換えるのであればリーズナブルなボードで十分です。

かといって安いという理由だけで選んではいけません。最初のボードを何にするかで今後の成長が大きく変わるからです。

【長さ別】おすすめファンボードランキング

ファンボードのなかでも、ショートボードに近いサイズ~ロング並みのサイズまでさまざまな種類があります。どのサイズを選ぶかによってサーフィンスタイルも変わってくるので、長さを重視して選ぶことはとても大切です。

ここからは、長さ別に分けたおすすめのファンボードを1位~3位までのランキング形式で紹介していきます。どれも高評価レビュー付きの人気商品なので、ぜひ購入時の選択肢に入れてみてください。

長さが短めのファンボード

まずはファンボードでサーフィンに慣れてから、そのあとショートボードに乗り換えたいと考えている方に最適な長さです。

また、現在ショートボードに乗っていて、ショートの操作性をそのままに安定感もほしいと感じている人にもおすすめです。

以下、第3位~1位までのランキングを紹介します。

第3位: Channel Islands CI MID TWIN futures

【スペック】

長さ 6’9”(208.3cm)
21”(53.34cm)
厚み <2'3/4''(6.99cm)
浮力 記載なし

CI Mid Midlengthは、南カリフォルニアの有名サーファーとのコラボにより、20年間何度も改良を重ねて誕生したミッドレングスボードです。

丸みを帯びたノーズ(先端)とテール(後端)形状が特徴で、立ち上がりやターンをスムーズに行えます。スピードが出やすいため、小さい波~大きい波までさまざまな波で乗りこなすことが可能です。

ブランドの特徴である革新的かつ独自性の高いデザインが各所に施されており、世界的サーファーからも人気の高いモデルとなっています。

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第2位:Channel Islands M23

Channel Islands M23

【スペック】

長さ <6'8''(203.2cm)
20’3/4”(52.71cm)
厚み 2’3/4”(6.99cm)
浮力 41.9L

チャネルアイランズの人気モデル・M13を改良してパワーアップさせたのがM23です。さまざまなボードを乗りこなしてきたシェイパーが、自分自身のために作ったボードであり、世界中のサーファーからも愛されています。

幅が狭めでショートボードのような乗り心地を味わえるのが特徴です。ロングボードの漕ぎやすさと安定感、ショートボードの軽さや操作性の両方を兼ね備えたハイブリッドモデルとして高い評価を受けています。

シンプルなデザインなので、乗る人を選ばず女子サーファーにもおすすめです。

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第1位:FREE AND WAVE RACER

FREE AND WAVE RACER

【スペック】

長さ 6’4”(193cm)
21’1/4”(53.98cm)
厚み 2’11/16”(6.83cm)
浮力 42L

フリーアンドウェーブの人気モデルで、初心者~中級者まで幅広く楽しめるボードです。

1番の特徴は抜群のコントロール性能です。ファンボードのなかで長さは短いものの、厚みにボリュームを持たせることで安定性が高まりスムーズな立ち上がりが可能となっています。加速性や回転性にも優れているため、どんなコンディションの波でも楽しめます。

このサイズの他にも、6’8”(203.2cm)、7’2”(218.4cm)のファンボードがラインナップされています。自分の身長に合わせて選びやすいのもメリットの一つです。

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中間の長さのファンボード

現在ロングボードを使っており、いきなりショートボードに乗り換えるのは不安という方におすすめです。

また、今後、ショートボードとロングボードのどちらに乗り換えるか、もしくはファンボードのまま楽しむかなどが決まっておらず、ボード選びに悩んでいる方にも良いでしょう。

ランキングの順位と併せて、商品の特徴やスペックも紹介していきます。

第3位:HAYDENSHAPES MID LENGTH GLIDER

HAYDENSHAPES MID LENGTH GLIDER

【スペック】

長さ 7’1”(215.9cm)
> 20’3/4”(52.71cm)
厚み 2’3/4”(6.99cm)
浮力 45.0L

どんなコンディションの波でも、身体のバランスを取りやすいよう設計されたモデルです。

全体的に厚みをもたせながらも幅を少しシャープにすることで、ぐらつきにくくシャープな動きができるようになっています。初級者~上級者までどのレベルのサーファーでも楽しめるボードです。おすすめの波サイズは腿以上で、オーバーヘッドの大波でも満足いく滑走感を味わえます。

老若男女問わず使えるモノトーンでシンプルなデザインも魅力ポイントです。

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第2位:Channel Islands TRI PLANE HULL

Channel Islands TRI PLANE HULL

【スペック】

長さ 7’3’(220.9cmcm)
21’5/8”(54.93cm)
厚み 2’7/8”(7.30cm)
浮力 50.4L

TRI PLANE HULLは、70年代後半から80年代前半のデザインを活用し、モダンなアウトラインと組み合わせた新しいスタイルのボードです。

最大の特徴は、まるで氷の上を滑るかのような自由を感じる乗り心地です。スピード感とコントロール性に優れており、今までにない波乗りを体感できます。浮力は大きめなので、操作性を保ちつつ安定感も抜群です。

ブランドの人気商品に改良を重ねて誕生したモデルなので、他の商品の良いところを数多く受け継ぎ、さらに最新技術も加えられています。

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第1位:FIREWIRE SUNDAY

FIREWIRE SUNDAY

【スペック】

長さ 7’3”(220.9cm)
21’7/8”(55.56cm)
厚み< <3'1/8''(7.94cm)
浮力 56.7L

Firewireの最新技術を駆使したミッドレングスボードで、2022年のアップデートを機にシングル+サイドのフィンシステムから、ツインフィンシステムへ変更されました。

今回の記事で紹介するボードのなかで最も厚みがあり、幅の広さもあるモデルです。安定感に優れているため、リラックスして多くの波に乗ることができます。また、安定感がありながらも長さを抑えることで、操作性の良さを兼ね備えていることも特徴です。

ツインフィンにすれば、アグレッシブな攻めたサーフィンも楽しめます。自分の成長に合わせてカスタマイズできるので、長く使える点もおすすめポイントです。

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長めのファンボード

ロングボードのようなゆったりしたサーフィンをしたいけれど、もう少し軽い操作性がほしいという方は長めのサイズを選ぶと良いでしょう。

また、ロングボードのようなしっかりとした体重移動が必要ないため、ショートからロングに乗り換えたい方、もう1本ほしいという方が乗りこなしやすいサイズでもあります。

初心者に合う商品を厳選してランキング1位~3位まで紹介していきます。

第3位:surfboards Ryan Burch EGG

surfboards Ryan Burch EGG

【スペック】

長さ 7.6”(228.6cm)
21’7/8”(55.56cm)/td>
厚み 2’13/16”(7.14cm)
浮力 記載なし

天才的と称されているカリスマシェイパーが手がけたミッドレングスボードです。

EGGという名前のとおり、テールとノーズに丸みを帯びているのが特徴です。ボードのロッカー(反り)を抑えた作りになっているため、スピード性能と安定性に優れています。大きなラインを描くようなサーフスタイルを目指している方にピッタリです。

機能面はもちろん、デザイン性にも定評があります。表と裏でカラーを変えたおしゃれなデザインになっており、女子サーファーにも人気のあるモデルです。

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第2位:Channel Islands CI MID

Channel Islands CI MID

【スペック】

長さ/td>

7’6”(228.6cm)
21’3/4”(55.25cm)
厚み 2’7/8”(7.30cm)
浮力 記載なし

チャネルアイランドの主力商品でもあるCI MIDは、フラットな波や小さな波でも頼りになるボードです。

ほかのミッドレングスとは一味違い、頭より高さのある波のサーフィンで特に威力を発揮します。流れに身を任せてスピードに乗れるので、体重移動をコントロールしながらターンを切ることが可能です。長さはあるものの、幅や厚みを少し抑えたことで操作性にも優れています。

CI Mid専用の新しいフィンシステムも開発され、さらに機能性がアップしています。ビビットな色味でかっこいいデザインも高評価の理由です。

第1位:THOMAS SURFBOARDS MOMO TWIN

THOMAS SURFBOARDS MOMO TWIN

【スペック】

長さ 8’0”(243.8cm)
21’7/8”(55.56cm)
厚み 2’7/8”(7.30cm)
浮力 記載なし

MOMO TWINは、有名サーファーからも絶大な信頼のあるトーマス・サーフボードの人気商品です。

長いだけでなく、幅と厚みにもボリュームを持たせることで抜群の安定感を実現しています。ロングボードにありがちな操作性の悪さも改良され、スムーズにターンできるよう設計されています。スピードの出しやすさ、漕ぎやすさも文句なしです。

また、膝くらいの小さな波に乗れるだけでなく、腰サイズの波~頭までの大きいサイズの波にも乗れるオールラウンダー仕様になっています。

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ファンボードおすすめのまとめ

自分に適したボードであれば、ファンボードは初心者~上級者、子ども~大人まで幅広い人が楽しめる万能ボードです。

この記事で紹介した選び方やおすすめ商品を参考に、自分の目的に合ったファンボードを選びましょう。ランキング上位のものは、どれも高評価を獲得している間違いない商品なので安心して選択肢に入れてください。

また、中級者向けのおすすめサーフボードについても知りたい方は、ぜひ以下リンクの記事も参考にしてください。

サーフィン中級者におすすめのサーフボードを紹介!中級者向けの選び方を解説