株式会社アクセルとは、大阪を中心に関西や関東、東海（愛知県名古屋や静岡）などに展開する人材派遣会社です。
本記事では、「株式会社アクセルは怪しい会社なのか」を調べ、事業内容や口コミ・評判などについてまとめました。
- 株式会社アクセルの事業内容がわかる
- 株式会社アクセルの評判がわかる
- 株式会社アクセルが信用できる会社かどうかがわかる
株式会社アクセルはどんな会社なのか？
株式会社アクセルは大阪市に本社を構える人材派遣会社で、2007年設立で現在従業員数は550名（うち正社員50名）、関西と関東を主に全国に展開しています。
NTTグループやKDDIグループ、J:COMグループなどの通信関連の会社や、住友商事や三菱電機など様々な企業と取引しており、取引企業数は230社（派遣先取り引数105社）の実績があります。
株式会社アクセルでは、人と企業との”しあわせ”をミッションで掲げており、「どうすれば人と企業が（人のスキルアップ・キャリアアップ、企業の成長・発展などの）”しあわせ”になれるのか？」を深く考えて、人と企業をマッチさせる人材派遣業を提供しています。
人材派遣会社という括りですが、アクセルでは大きく分けて、「人材派遣事業」、「セールスプロモーション事業」、「業務委託事業」、「IT・WEB事業」の4種のサービスを提供しています。
人材派遣事業
株式会社アクセルの人材派遣事業の特徴として、以下の3つが挙げられます。
- 相性を見極める
- 柔軟な対応力
- スピード感を重視
アクセルでは派遣コーディネーターは、紹介する会社に自ら足を運んで、その目で実際に職場の雰囲気を可能な限り把握することで、企業と人との相性を重視した紹介を双方に提供することができます。
職種やスキル、給与や勤務時間などの条件や採用人数だけでなく、人材に関してのあらゆる相談に応える、柔軟な対応力も魅力です。
事務や販売スタッフ、スキルや経験を必須とする職種から時短在宅勤務まで幅広く人材を紹介でき、1名から大人数まで対応してくれます。
また早急な人材の確保が必要な場面でも、スピーディーな対応を重視しているので、即日人材を紹介できるケースもあります。
セールスプロモーション事業
株式会社アクセルのセールスプロモーション事業の特徴について、以下の3つが挙げられます。
- 豊富な実績
- 経験豊富なスタッフ
- クレーム少ない
アクセルは設立当初からセールスプロモーション支援を行っているので、豊富な実績と経験に基づいた業種や商材などのPRが期待でき、イベントによっては企画や運営まで一括で請け負ってくれます。
イベント・キャンペーンに特化したスタッフが多く在籍しており、特にスマートフォンなどの通信機器関連のショップでの販売経験者が多数いるのも特徴です。
セールスプロモーション事業に関して多くの実績や経験豊富なスタッフがいるため、PRにおいてクレーム発生のリスクも低いのが売りのようです。
業務委託事業
株式会社アクセルでは、先述のようにイベントやプロジェクトによっては、企画立案から運営まで一括で業務委託として請け負ってもらえる場合があります。
業務委託が可能な業種やケースは、主に以下のようになります。
- コールセンター業務
- クレジットカードの加入促進
- 商品・サービスのPRイベント
- 放送・通信サービスの加入促進
- 食料品等の試食・試飲イベント
設立当初から培ってきた経験やノウハウがあるので、スピーディで確実な対応とコストを抑えた効果的な企画・運営が期待できます。
IT・WEB事業
株式会社アクセルのIT・WEB事業では主に「SES事業」と「受託事業」の2つを展開しています。
SES事業では、プログラマやエンジニアからデザイナーまで要員を整えており、
- Webサイト制作（HTML5、CSS3、WordPressなど）
- ECサイト制作（HTML5、CSS3、JavaScriptなど）
- スマホアプリ開発・改修・保守（swift、javaなど）
主に上記の3つのサービスを提供していおり、また受託事業では、主にLPを中心にサイト制作を行っています。
どちらの事業でも、素早いレスポンスと丁寧なコミュニケーションで依頼主のニーズや要望に応える柔軟な対応が期待できます。
株式会社アクセルの評判は？怪しいって本当？
株式会社アクセルは、2021年に「違法な労働供給事業で受け入れた労働者を雇用し、別の複数の会社に派遣した」として、東京労働局から行政指導と営業停止命令を受けたというニュースがありました。
東京労働局は、職業安定法で禁止されている労働者供給事業で受け入れた労働者を雇用したのち、さらに別の3社に労働者供給を行った派遣元事業主の㈱アクセル（大阪府大阪市）に対し、労働者派遣法に基づく事業停止命令と改善命令を行った。同社は、派遣事業などの許可がない会社と支配従属関係にある者22人を派遣労働者として雇用したうえで、別の3社と「労働者派遣契約」と称する契約を締結、労働者を3社の指揮命令下で労働させていた。
提供：労働新聞社
（2021年2月8日）
引用元：違法な労働者供給・22人を受け入れて雇用 派遣元に停止命令――東京労働局 – 株式会社 労働開発研究会
しかし、この派遣法違反の行政処分に関して、厚生労働省（労働局）の公式ホームページでは現在確認されませんでした。
人材派遣会社で悪質な会社は、基本行政指導や行政処分などを行われた場合、社名を変更するなどして事業を続けることが多いので、株式会社アクセルは2007年の設立当初から2023年11月現在まで社名変更は行っていません。
また公式ホームページは、セールスプロモーション事業やIT・WEB事業を行っていることもあって、しっかりとデザインされ整備されています。また公式ホームページでは労働者派遣法第23条第5項に基づく情報公開など細かな情報も明示しています。
企業口コミサイトのライトハウスでは口コミ総数1000件以上で総合評価3.2（2023年11月現在）と特に問題もありません。
その他サイトでも、行政指導や営業停止命令に関して大きく取りざたすような口コミは見られませんでした。
まとめ
今回は株式会社アクセルについて、事業内容から口コミ・評判などを紹介してきました。
株式会社アクセルは大阪から関西圏、関東圏と徐々に全国へ展開しており、現在では名古屋・静岡といった東海や、仙台・北海道まで支社・事業所を展開しています。
株式会社アクセルは、NTTやドコモ、KDDIといった大手通信関連企業と取引しており、スマホなどの通信機器販売への人材派遣やPRなどの比重が多いようです。
また行政指導や営業停止命令に関しては、真偽は不明ですが、社名を変更することなく事業を拡大しているので、現在は問題ないと言えます。
人材派遣事業が主ですが、イベントやプロジェクトによっては企画・運営まで一括で業務委託で請け負ってくれるのも大きな魅力です。
