マーケティングの力でやりたいことを叶えられる地域にしたい!
- 菊田 菜々葉 ディレクター
- 岩手県釜石市出身。2023年に、エストリンクスへ新卒で入社。
X、Instagramを中心に、SNSを活用したマーケティング戦術立案・実行に従事する。
東日本大震災で実家の自営業が廃業した経験から、マーケティング支援業に就くことを決意。
小学校1年生から現在までずっと音楽を続けており「できるまでやる」がモットー。
−マーケティングに興味を持った経緯について教えてください
震災をきっかけに、マーケティングに興味を持ちました
マーケティングに興味を持ったきっかけは、震災で実家の店を畳まざるを得なくなってしまったことでした。
私の実家は岩手県の沿岸地域で精肉店を営んでいたのですが、東日本大震災の際に店舗が全壊してしまったんです。同じ境遇だった友人たちのお店は復興していましたが、実家は再建を選びませんでした。
混乱した状況の中で再建に必要なお金を用意して、その後に以前のような安定した商売をすることは難しいと店主である父が判断したためでした。「残念だ」という気持ちがあったものの、小学生だった当時は再建しない選択について「仕方のないことだ」とも思っていたんです。
しかし、大学3年生の就職活動のタイミングで、さまざまな業界や企業を知る過程で「マーケティングに関する相談先があれば、店を畳まなくて済んだのではないか」と思ったんです。
そこから、マーケティング業界に興味を持って就職活動を進めるなかでエストリンクスと出会い、選考ののちに入社しました。
−エストリンクスに入社を決めた背景について教えてください
入社前にビジョンのすり合わせができたのが決め手
採用面接に進む前のカジュアル面談で、吉松さん(取締役)とお互いが向いている方向や、ビジョンのすり合わせができたことが入社の決め手でした。
面談は1時間ほどでしたが、エストリンクスが今に至るまでのストーリーや、会社のビジョンを活き活きと語る姿を見て、ミッションである「コミュニティの共生と繁栄を支える」を心から実現しようと思っているんだろうなというのが伝わってきました。
お話の内容と、実際にやっていることの整合性もとれていました。そのため、会社が掲げているビジョンを達成している様子がとてもイメージしやすくて、自分としては納得度が高かったです。
話していて否定されなかったことも決め手の一つでした。面談の時、何か爪痕を残そうと思い、ホームページに出ているものを全て読んで、大量に質問したり考えを話したりしたんです。
それに対して、何も否定されることなく、とても丁寧に答えていただき、経験や年代を問わず一人ひとりの考えを大切にしてくれる会社だと感じました。
−入ったあと具体的に「こうなりたい」はありましたか?
手段から戦略までをトータルにカバーして地域活性化をサポートできるようになりたい
地域の企業が発展していけるためには、企業が置かれた環境や経営資源なども踏まえて、企業全体の方向性を決めるために行うマーケティングの考え方が必要です。その考えを下敷きにすることで、物事を動かす根本的な部分に携われるのではと思っています。
最終的には、地域で暮らす子どもたちが、頑張りたいことに頑張りたいだけ取り組めるような環境を作る一助になりたいという気持ちが根本にはあります。
私は中学校で吹奏楽部に入ってからはクラリネットにのめり込み、音楽大学に行くのが夢でした。しかし当時は先述の通りの状況も続いており経済的な理由もありましたし、地元にロールモデルとなる人もいない。だからその道を諦めてしまったんです。
その時に、「子どもたちが、環境にとらわれず、頑張りたいことに取り組めるようになるにはどうしたら良いか?」と考えました。
そこで、地域の企業がもっと豊かになったらいいのではと思ったんです。それが地域が潤うことにつながり、子どもたちのチャレンジの幅も広がるのではないかと思いつきました。
現在の業務からは少し遠いところにあるチャレンジではありますが、目の前のことから積み上げていくことで辿り着けるものだと日々取り組んでいます。
−現在の仕事内容を教えてください
SNSアカウントの設計から投稿までを担当
今はSNSのアカウント運用を担当していて、主にXとInstagramの戦術立案と実行を務めています。投稿する文章や画像の制作をしたり、投稿スケジュールについてお客さんとやり取りをしたりするのがメイン業務です。
最近は、さらにSNSアカウント全体の設計にも携わるようになりました。スタッフが制作した内容がアカウントの運用方針に合っているかのチェックや、計画通りに進んでいるかなどを確認しています。その後に発信した結果がどうだったかを分析し、次回の投稿へ活かすまでが一連の流れです。
さまざまな確認事項が発生するなかで、常に「何がベストか」を考えて判断することを意識しています。
-仕事のやりがいについて教えてください
できることが増えると嬉しい。チャレンジできる職場です
自分にできることや分かることが増えていくことが日々のやりがいです。特に、アカウント立ち上げまでの準備期間はとても印象に残っています。当時は初めてのことばかりだったので、教わることやついていくことに必死だったと思います。
あの時私は入社半年目だったのですが、まさか半年で立ち上げに携わらせてもらえるとは思っていなかったです。
私は、自分の地元での体験も通して「目の前にいるひとが、事業活動を伸長させるために取り組めることは?」という問いに答えられるようになりたいと考えています。
SNSは、そのひとつの手段だと思っていますが、もっとより広い目線・視野から提案ができるためには、一つひとつについてきちんと理解が必要だとも感じています。今は、一つでも「結果を出しました!」といえるように、日々奮闘中です。
今後エストリンクスに応募を検討している方に向けてメッセージ
エストリンクスは、好きなことややってみたいことがたくさんある人に向いている会社だと思います。
実際に、何かに熱中している・打ち込んでいるメンバーが多いです。
さまざまな業界のお客様がいらっしゃるので、いろんなものに強い好奇心を持って取り組める方は相性がいいと思います。
やってみたいと思ったら、ぜひチャレンジしてみてください!
とある一日のスケジュール
- 9:30 チャットやメールのチェック・タスク整理
- その日のタスクを整理して、1日のスケジュールを決めます。
- 10:00 A案件のお打ち合わせ
- 静岡県内の事業者さんとオンラインでお打ち合わせを行います。
- 11:00 グループMTG
- SNSグループ全体の会議。仕事上で感じている課題などを、PLへ相談します。
- 12:30 休憩
- 午前はテレワークだったので、休憩時間を使って出社します。
- 13:30 事例収集・調査
- 新しく始まる案件について、事例を収集したりアンケート情報などを調査したりします。
- 17:00 1on1
- 週に1回、メンターの先輩と1on1を行います。
- 18:00 投稿対応
- 作成した投稿を手動で投稿します。(予約機能も活用しています)
- 18:30 日報を書いて退勤
- 日報を提出したら、みなさんの日報を読みます。
- 退勤後 クラリネットレッスンに通う
- 月3回、クラリネットのレッスンに通っています。クラリネット歴はかれこれ8年目。