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エアガンを処分する方法は?銃刀法違反で警察から刑罰を受けるリスク

エアガンの素材は、樹脂パーツ以外にも金属でできたパーツもあるため、そのまま燃えるごみとして捨てることはできません。

そのため、どのようにエアガンを処分したらいいのかお悩みの方もいるのではないでしょうか?

 

また、エアガンに関する法律の改正によって、古いエアガンの種類によっては所持しているだけで銃刀法違反になり、場合によっては警察沙汰になってしまうリスクもあります。そうならないためにも、違法のエアガンは安全に処分が求められるでしょう。

この記事では、より安全で確実にエアガンを処分する方法を紹介します。

 

エアガンの所持が銃刀法違反になるリスク

違法改造したエアガンは、所持しているだけで銃刀法違反として刑罰の対象になりえます。

たとえば、ハンドガン型のエアガンやモデルガンで金属製の物は銃刀法違反の対象です。

 

エアーソフトガンの部品を金属製のものに交換したり、モデルガンの銃身を貫通させるなどして、いわゆる改造拳銃を作り出してしまうことがあります。
このような場合は、改造した時点で玩具ではなく銃刀法で規制される『拳銃』に該当するおそれがあります。
引用元:警視庁|モデルガン、エアーソフトガンについて

 

違法改造したエアガンは、銃砲刀剣類所持等取締法第2条の拳銃に該当するため、たとえおもちゃであっても速やかに処分しましょう。

また銃口初速が98m/s(0.989ジュール)を超えるエアガンは、改正銃刀法によって準空気銃とみなされ、所持が禁止されています。

 

この基準値を超えるエアガンは、違法改造されたエアガンだけでなく、改正前の古いエアガンも該当するケースがあるため注意してください。

 

エアガンの銃刀法違反については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

>>エアガンで銃刀法違反に問われる?所持することが違法な例

 

銃刀法は一般人にも適用されるの?

銃刀法は一般人でも適用されます。本来は暴力団対策で作られた法律と言われていますが、違法なエアガンを所持している場合も銃刀法違反となり、過去に摘発された一般人の方もいるようです。

 

違法なエアガンは保管しているだけでもダメなの?

銃刀法違反に該当する違法なエアガンは、所持しているだけでも刑罰の対象となります。そのため、違法なエアガンを所持している恐れがあれば、速やかに処分しましょう。

 

また、ご遺族の方が違法エアガンを所持していたケースもあるかもしれませんが、この場合も刑罰の対象となるため、エアガンの違法性が確認できない場合は、速やかに処分してください。

 

違法エアガンを持ってるときの罰金は?

違法なエアガンを所持している場合、最大で懲役3年、または50万円以下の罰金が科せられます。

 

「空気銃」や「刀剣類」の所持は、3年以下の懲役刑か、50万円以下の罰金刑となります。「準空気銃」の所持は、1年以下の懲役刑か、30万円以下の罰金刑となります。「模造けん銃」の所持は、20万円以下の罰金刑となります。
引用元:弁護士法人横浜パートナー法律事務所|実家や遺品の中から、モデルガンや日本刀を発見した方へ

 

「知らなかった」では済まされないため、違法のエアガンも所持している場合は速やかにエアガンを処分しましょう。

 

エアガンを処分する3つの方法

エアガンを処分する方法は主に3つあります。もしエアガンを処分したいと考えているのであれば、いずれかの方法で処分しましょう。

 

エアガンを売る

不要になったエアガンは、売却することで処分が可能です。違反のエアガンは売却できませんが、一般的なエアガンであれば換金ができるため、そのまま捨てるよりもお得に処分することができます。

 

また、エアガンを趣味にしていたご家族が亡くなった際、エアガンの処分方法に悩んでいて、そもそも売れるのどうかもわからないというケースが見受けられます。

 

そんな時はエアガンに詳しいエアガン専門店へ査定を依頼すると、正しい価値でエアガンを売却することが可能です。

エアガン買取専門店のガンコレクトは、エアガンの宅配買取を行っており、全国エリアに対応しています。

 

ガンコレクト

 

壊れているエアガンや複数のエアガンをまとめて買い取ることも可能ですので、エアガンを処分したいと考えているのであれば、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

 

エアガンを解体、デチューンする

エアガンの構造について知識があれば、違法のエアガンを解体して処分することもできます。

また、モデルによっては違法のパーツだけを処分して、グリップやストック、ハンドガードといった共用可能なパーツを残せるでしょう。

 

ほかにもデチューンをして初速を規定値以内に落とすことで所持が可能になるケースもあります。

いずれの方法もエアガンの専門知識が必要になるため、不安な方はほかの方法を検討してみてください。

 

エアガンを捨てる

不要になったエアガンは燃えないゴミとして処分することができます。その際は各自治体のルールに従い、必ず弾が発射できない状態で捨ててください。

 

ただし、アサルトライフルやスナイパーライフルといった大型のエアガンは、粗大ごみに分類されることもあります。

粗大ごみの対象範囲や処分費用は自治体によって異なるため、エアガンを捨てて処分しようと考えている方は、事前に確認してくとスムーズです。

 

電動ガンに使用するバッテリーは、リサイクルの対象になるため、捨てることができません。

参考:横浜市|ごみと資源物の出し方一覧表

 

まとめ

金属製のハンドガンタイプのエアガンや初速が0.989ジュールを超えるエアガンは違法のエアガンとして、処分の対象となります。

もし違法のエアガンを持っているのであれば、今回紹介した方法を参考に速やかにエアガンを処分しましょう。

 

また、エアガンは燃えないゴミや粗大ごみで捨てることができますが、詳細な捨て方はお住いの自治体によって異なり、場合によっては処分費用が掛かります。

 

そのためエアガンの処分を考えているのであれば、換金が可能な買取に出すことをおすすめします。

ガンコレクトでは違法のエアガンでなければ壊れていても買取可能ですので、まずはお気軽に問い合わせてみてください。