メタロマン
マネーちゃんβ編集長
ピアノ買取のトラブル事例や注意点を紹介します。詐欺・悪徳業者に騙されないように対策しましょう。
もしピアノ買取業者との間でトラブルが起きたら?
ピアノ買取業者との間にトラブルが起きたら「消費者ホットライン188番」に電話しましょう。
地方公共団体が設置する全国共通でつながる消費生活相談窓口です。通話料はかかりますが相談無料でピアノ買取業者とのトラブルを相談できます。
悪質なピアノ買取業者へすでにピアノを売ってしまった場合、クーリング・オフができる可能性があります。出張買取の場合、最長8日間は契約をキャンセルできます。例えば、「査定をキャンセルするつもりだったが無理やり買取されてしまった」という場合はクーリング・オフを相談してください。
ピアノ買取のトラブル事例
ピアノ買取のトラブル事例を4つ紹介します。
- 出張買取をお願いしたら出張料や査定料がかかった
- 事前の査定金額と実際の買取価格が違った
- ピアノを無料で引き取りされそうになった
- キャンセル費を請求された
ひとつずつ詳しく解説します。
出張買取をお願いしたら出張料や査定料がかかった
ピアノの出張買取を依頼したときに出張料や査定料が有料だったというケースがあります。トラブルを防ぐためには事前に出張料が記載されていないか確認しましょう。
例えば、ピアノ買取業者のホームページを確認したり電話で確認したりして出張料がかかるか尋ねてください。
事前の査定金額と実際の買取価格が違った
ピアノの買取価格が事前の査定より安いケースがあります。トラブルを防ぐためには以下の2つを確認しておきましょう。
- ピアノの傷・打痕などを正確に伝えること
- 提示された査定価格が減額されるケースがあるか確認すること
インターネットでの事前査定はあくまで目安に過ぎません。
ピアノを無料で引き取りされそうになった
ピアノの買取業者が安く仕入れようとして「値段がつかないから無料で引き取る」と言って騙そうとするケースです。詐欺やトラブルに遭わないようにするために、事前にピアノの買取価格の相場を確認しておきましょう。
例えば、「古いピアノだから買取不可」といったこともよくあるようです。タケモトピアノでは古いピアノでも買取後に修理できたり、ピアノの買取屋さんでも古いピアノを積極買取したりしています。「古いから」という言葉に騙されず相場を確認してください。
関連記事:ピアノの買取価格表|相場や買取の参考金額はいくら?
キャンセル費を請求された
ピアノの査定金額に納得できずキャンセルしたときにキャンセル料を請求されるトラブルです。
通常、ピアノの引き取りには人件費や運搬費がかかるため、キャンセル時に費用がかかる業者も少なくありません。どのタイミングまでキャンセル料がかからないか、キャンセル料はいくらかかるのかを確認するようにしてください。
悪徳・詐欺のピアノ買取業者を見抜く注意点
悪徳ピアノ買取業者に出会わないように業者選び前に確認したい注意点を紹介します。
会社情報を確認する
安全な業者を探すためにピアノ買取業者の会社情報を確認しましょう。会社案内のページを確認し、所在地・資本金・代表者名・創業年を確認するだけで安全なピアノ買取業者がわかります。
会社情報を非公開にしているピアノ買取業者は詐欺を働く可能性もあるため避けてください。
古物商許可番号を確認する
安全なピアノ買取業者は古物商許可を取得しています。悪質な詐欺業者はホームページ上に古物商許可番号を掲載していないため、怪しい業者を簡単に見抜けます。
また、掲載している古物商許可番号がウソの可能性もあるため、買取業者を管轄する公安委員会のホームページを確認してください。公安委員会には法人登記事項証明書や身分証明書、誓約書を提出することが義務付けられています。
そのため、古物商許可番号が本当かどうかを確認するだけで安全なピアノ買取業者がわかります。
査定時の対応を確認する
電話で連絡したときのオペレーターや出張買取に来た査定員の接客など、ピアノ買取業者の対応の質を確認しましょう。ひどい対応の場合、悪質な業者である可能性が高いです。
複数のピアノ買取業者に相見積もりして比較してトラブルを防ぎましょう。
まとめ
ピアノ買取業者とのトラブルと対策について紹介しました。悪徳業者や詐欺を見抜き、満足いくピアノ買取あるいは処分手続きを進めましょう。
『ピアノ買取業者おすすめ5選!高価買取・出張対応可能な業者はどこ?【比較表付き】』の記事ではピアノを高価買取してくれるおすすめ業者を5社比較しました。安心して依頼できる人気の業者を集めたのでぜひご覧ください。
“ピアノ買取のトラブル事例や注意点を解説!詐欺・悪徳業者を見抜く方法” への1件のフィードバック