ピアノを処分するときの費用と方法を解説（粗大ごみの可否・クレーン使用など）

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メタロマン

マネーちゃんβ編集長

WEBライター歴11年。昔は紙（太陽光発電などをテーマにした業界紙）でも書いていました。「実際に使ってみる・取材してみる」を心がけています。
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ピアノを処分したり買取を依頼したりするときに、「粗大ごみで捨てられるの？」「クレーンを利用したらお金がかかるの？」など、処分時の費用や処分方法を気にする人は少なくありません。

この記事では、ピアノを処分するときの費用や方法についてまとめました。無料で処分する方法もお伝えするので後悔しないようにご一読ください。

ピアノを処分する方法

まずはピアノを処分する方法を紹介します。

• 不用品回収へ引き取りを依頼する
• 施設や被災地に寄付する
• ピアノ買取業者に依頼する
• 粗大ごみとして自治体に処分を依頼する
• 友人や近所の人にプレゼントする

いずれの方法でもピアノを一人で捨てに行ったり運搬したりするのは現実的ではありません。グランドピアノで250～400kg、アップライトピアノでも200kgほどの重量があるからです。

ピアノは自治体で廃棄処分できる？

ほとんどの自治体ではピアノを粗大ごみとして処分できません。

特に、グランドピアノやアップライトピアノはその大きさからほとんどの自治体で粗大ごみとして捨てることが認められていません。

ただし、サイズが合うなら電子ピアノの処分に対応している自治体もあります。

いらないピアノを近所の人にプレゼントする方法

運搬費や搬出費はもらう側の人に負担してもらえるようにお願いしたら、無料でピアノを処分することが可能です。

近所の人から問い合わせしてもらえるので、ジモティーを活用するのもよいでしょう。

ジモティーを利用する（無料）

ピアノを処分するときの費用は？

ピアノを処分するときにかかる費用は20,000～60,000円です。

ピアノの処分にかかる費用

ピアノの処分にかかる費用を表にしました。

解体や組み立ては必要がなければ費用がかかりません。ただし、搬出費や運搬費を考えると20,000円以上かかります。

なお、高層階のマンションで搬出時に大型クレーンを必要とする場合、搬出費や運搬費を含めて100,000円以上の高額な費用がかかると考えられます。寄付や不用品回収をお願いしたときは費用がかかることを覚悟しておきましょう。

2階以上のピアノ搬出のクレーン費用相場

2階以上にピアノがあるときの搬出費用の相場を一覧表にしました。通常の運び方では部屋から出せない分費用も高いです。

 ピアノを2階以上から搬出するときはクレーンまたは手吊りで対応します。

大型クレーンとクレーンの違いは、ご自宅の階数や広さに対してクレーンのアームが届く距離かどうかです。4～5メートルしか届かないので、3階以上だったりお庭が広かったりするときは大型クレーンを使用します。

クレーン使用時のピアノ買取価格への影響

クレーンを使用した場合、当然ですが買取価格に影響します。相場より安いと感じるときはピアノの運搬にクレーンを使う費用が入っているかもしれません。

一般的には、小型クレーンでも10,000円、大型クレーンなら50,000円の費用がかかります。買取時はピアノを処分するときのクレーン利用料がそのままかかるわけではありません。ただし、クレーン利用にかかる費用も計算に含まれます。

ただし、買取業者側は事前の査定時にクレーンを利用する費用も考慮に入れて買取価格を決定します。どの買取業者も搬出費用がかかることは変わらないので、事前に確認しておきましょう。

関連記事：ピアノの買取価格表｜相場や買取の参考金額はいくら？

ピアノを処分する前に

ピアノを処分する費用と方法についてお伝えしました。しかし、運送費や搬出費、解体・組み立て費を考えると、ピアノを捨てるのは少なくとも20,000円以上お金がかかります。

ピアノは処分するより買取業者に依頼をすることがおすすめです。例えば、ヤマハやカワイなど人気の国産メーカーのピアノなら高価買取が期待できます。

『ピアノ買取業者おすすめ5選！高価買取・出張対応可能な業者はどこ？【比較表付き】』の記事では、タケモトピアノや伸和ピアノ、ピアノの買取屋さんなどの有名業者を比較しました。