メタロマン
マネーちゃんβ編集長
ブロックチェーンを基盤とする仮想通貨はWeb3.0と非常に相性がよいです。Web3.0プロジェクトの関連銘柄を紹介します。
Web3.0銘柄の仮想通貨一覧
Web3.0について、まずは以下の図をご覧ください。
特定のサーバーでデータを管理していたWeb2.0との違いは、Web3.0が情報を暗号化した状態でデータをやり取りできることです。
Web3.0銘柄の仮想通貨についてCoin Market Capのランキングから一覧にまとめました。
仮想通貨銘柄 | ランキング | 特徴 |
DOT | 12 | インターオペラビリティ(複数のブロックチェーンの相互運用)を実現 |
NEAR | 22 | DApps(分散型アプリケーション)構築用のプラットフォームの銘柄 |
ICP | 35 | 分散型クラウドサービスのプラットフォームの銘柄 |
FIL | 37 | 分散型ファイルストレージ用の銘柄 |
HNT | 47 | 独自のP2PワイヤレスネットワークによりIoT機器のWeb3.0化を促進する銘柄 |
STX | 53 | ビットコインをスマートコントラクト化する銘柄 |
BTT | 56 | 分散型ファイルストレージやストリーミングシステムの銘柄 |
GRT | 58 | ネットワークの膨大なデータを検索するためのインデックスプロトコル銘柄 |
AR | 74 | 分散型クラウドストレージサービスの銘柄 |
KSM | 76 | Polkadotでの開発実験用のプロジェクト・銘柄 |
BAT | 77 | 分散型ブラウザ「Brave」の利用時に得られるトークン |
LPT | 119 | 分散型ライブ配信ビデオストリーミングプロトコル銘柄 |
FLUX | 146 | 分散型クラウドコンピューティングの銘柄 |
ENS | 163 | Web3.0版のDNS(ドメインネームサービス)の銘柄 |
ASTR | 239 | 世界で3番目にPolkadotとパラチェーン接続した日本人チームによるWeb3.0銘柄 |
UTK | 332 | 仮想通貨決済サービスの銘柄 |
MASK | 336 | ソーシャルネットワーク上のメッセージを暗号化する銘柄 |
HNS | 400 | ブロックチェーン技術の応用によりDNSシステムを実現する銘柄 |
JMY | 448 | 個人によるデータの管理や提供の自由化を目指す銘柄 |
PRQ | 604 | ブロックチェーン上の資産管理を目的とした銘柄 |
※ランキングは2022年3月12日現在
このように、さまざまなWeb3.0のプロジェクトおよび仮想通貨銘柄が登場しています。
Web3.0関連の仮想通貨銘柄おすすめ9選
Web3.0プロジェクトのおすすめ仮想通貨を9銘柄紹介します。
DOT(Polkadot)
DOT(Polkadot)はさまざまなブロックチェーンの相互運用を実現するプロジェクトです。スイスのWeb3 Foundation財団が開発しました。
イーサリアムの共同創設者であるギャビン・ウッド氏もDOTの開発に携わっています。
Web3.0銘柄のKSMやASTRもDOTとパラチェーン接続しており、ブロックチェーンの開発を推進するための基盤プロジェクトと言えます。
時価総額 | 2,097,700,688,289円 |
発行上限枚数 | 1,103,303,471DOT |
ランキング | 12位 |
公式サイト | https://polkadot.network/ja/ |
ホワイトペーパー | https://polkadot.network/PolkaDotPaper.pdf |
取扱仮想通貨取引所 | GMOコイン / bitflyer / Binance / Gate.io |
NEAR(NEAR Protocol)
NEARはスマートコントラクトによる自動決済システムのプロジェクトおよびトークンです。
イーサリアムキラーと呼ばれているNEARは、DeFiやNFTなどWeb3.0のプロジェクトの普及に影響します。
トークン名 | NEAR Protocol |
シンボル | NEAR |
価格 | 1,215円 |
時価総額 | 785,757,671,320.92円 |
発行上限枚数 | 1,000,000,000NEAR |
ランキング | 22位 |
公式サイト | https://near.org/ |
ホワイトペーパー | https://near.org/papers/the-official-near-white-paper/ |
取扱仮想通貨取引所 | Binance / Gate.io |
ICP(Internet Computer)
ICPはDfinity財団が開発した分散型のクラウドサービスのプロジェクトです。
例えば、AmazonのAWSやMicrosoftのAzureなどのクラウドサーバーをWeb3.0で実現するプロジェクトがICPと考えるとよいでしょう。
トークン名 | Internet Computer |
シンボル | ICP |
価格 | 1,926円 |
時価総額 | 409,422,913,787.96円 |
発行上限枚数 | 478,095,358ICP |
ランキング | 35位 |
公式サイト | https://dfinity.org/ |
ホワイトペーパー | https://dfinity.org/whitepaper.pdf |
取扱仮想通貨取引所 | Binance / Gate.io |
FIL(Filecoin)
FILはデータを分散してセキュリティリスクを抑えた分散型ストレージサービス用のコインです。
例えば、Google DriveやDropboxのWeb3.0版がFILだとイメージするとよいでしょう。
トークン名 | Filecoin |
シンボル | FIL |
価格 | 2,105円 |
時価総額 | 369,686,051,024.34円 |
発行上限枚数 | 175,733,455FIL |
ランキング | 37位 |
公式サイト | https://filecoin.io/ |
ホワイトペーパー | https://filecoin.io/filecoin.pdf |
取扱仮想通貨取引所 | Binance / Gate.io |
BAT(Basic Attention Token)
BATはWeb3.0ブラウザのBraveに連動したトークンです。
BraveはGoogleに代表されるインターネットブラウザが保有していた個人の行動履歴を取得せず、デジタル広告の表示からユーザーを保護します。
シンボル | BAT |
価格 | 80.32円 |
時価総額 | 119,747,959,844.50円 |
発行上限枚数 | 1,500,000,000BAT |
ランキング | 77位 |
公式サイト | https://basicattentiontoken.org/ja/ |
ホワイトペーパー | https://basicattentiontoken.org/ |
取扱仮想通貨取引所 | Coincheck / bitflyer / GMOコイン / Binance |
ASTR(Aster Network)
ASTRはPolkadotとパラチェーン接続を完了させた日本人チームによるプロジェクトです。
Web3.0銘柄の中でも注目度が高いASTRは、Coincheck Labsから出資やイーサリアムの共同創業者ギャビン・ウッド氏、本田圭佑氏から出資を受けています。
トークン名 | Astar Network |
シンボル | ASTR |
価格 | 12.85円 |
時価総額 | 25,658,208,930.75円 |
発行上限枚数 | 7,000,000,000ASTR |
ランキング | 239位 |
公式サイト | https://astar.network/ |
ホワイトペーパー | https://docs.astar.network/ |
取扱仮想通貨取引所 | Binance / Gate.io |
UTK(Utrust)
UTKは仮想通貨決済サービスのUturstの独自トークンです。クレジットカードやPayPalでの決済より安い手数料を目指し、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨決済を促進しています。
トークン名 | Utrust |
シンボル | UTK |
価格 | 29.27円 |
時価総額 | 13,430,979,159.28円 |
発行上限枚数 | 500,000,000UTK |
ランキング | 332位 |
公式サイト | https://utrust.com/ |
ホワイトペーパー | https://whitepaper.io/coin/utrust |
取扱仮想通貨取引所 | Binance / Gate.io |
JMY(Jasmy)
JMYは個人がデータを自ら管理できる仮想通貨です。
Jasmyはソニーやソフトバンクなど名だたる企業の出身者がWeb3.0時代を実現するためにプロジェクトを推進しています。
トークン名 | Jasmy |
シンボル | JMY |
価格 | 1.58円 |
時価総額 | 7,539,514,137.01円 |
発行上限枚数 | 50,000,000,000JASMY |
ランキング | 448位 |
公式サイト | https://www.jasmy.co.jp/ |
ホワイトペーパー | https://www.jasmy.co.jp/ |
取扱仮想通貨取引所 | BITPoint / Binance / Gate.io |
関連:仮想通貨Jasmy(ジャスミー)とは?今後の将来性やチャートの推移
Web3.0銘柄の購入はGMOコイン
Web3.0銘柄の仮想通貨に投資するなら、仮想通貨取引所はGMOコインをおすすめします。DOTやBATなどのトークンを取り扱っているからです。
また、海外取引所でしか購入できない仮想通貨取引所への送金にもGMOコインは便利です。送金手数料無料なので無駄なコストがかかりません。