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メタロマン@仮想通貨・副業ライター

メタロマン

マネーちゃんβ編集長

WEBライター歴11年。昔は紙(太陽光発電などをテーマにした業界紙)でも書いていました。「実際に使ってみる・取材してみる」を心がけています。
得意なこと:仮想通貨・NFT、音楽、副業、買取、アプリ

2022年3月3日、Zaifとサクラエクスチェンジのダブル上場が発表された仮想通貨コスプレトークン(COT)。サプライズ発表に多くの投資家が驚いたのではないでしょうか。

今回はコスプレトークンの概要や特徴、将来性について調査したので解説します。

Twitterで仮想通貨やブロックチェーン情報を発信するメタロマンです。コスプレトークンはコスプレ経済圏を普及させることを目的としたNFT銘柄のようです。Zaifへの上場と付随する状況を見る限り、投資情報を発信する株式会社フィスコ(以下、フィスコ)期待の銘柄ではないかと考えられます。

ちなみに、コスプレトークンの話題性の高さからzaifの口座開設が遅れているという情報がありました。

コスプレトークンのように話題性のある仮想通貨が国内に上場すると、口座開設がスムーズにできない可能性があります。

僕の場合、情報を早くキャッチできたので、Coincheckからmetamaskに送金してコスプレトークンを買いました。少しやり方が難しいですが、口座開設が遅れて機会損失するならこういう買い方もおすすめです。

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仮想通貨コスプレトークン(COT)とは?

コスプレトークンの発行元(キュア)

コスプレトークンについての基本情報(2022年3月27日現在)を紹介します。

通貨名 コスプレトークン
シンボル(単位) COT
価格 約41円
時価総額 不明
発行上限枚数 1,000,000,000枚
コントラクトアドレス 0x5cac718a3ae330d361e39244bf9e67ab17514ce8
公式サイト https://cot.curecos.com/jp/
公式Twitter https://twitter.com/Curecos_COT

2022年3月3日時点では約30円だったため、およそ3週間で価格が20%以上高騰しました。

コスプレトークンとは、世界中のコスプレイヤーやカメラマンなどのコスプレ経済圏の発展を目的にしたトークンです。独自プラットフォームの「World Cosplay」で使用できます。

トークンの発行元である株式会社キュアは、2001年にサービスを開始したコスプレコミュニティの「Cure(現・Cure WorldCosplay)」を運営しています。

コスプレトークンの発行元は日本の会社です。ちなみに、Cure WorldCosplayは72万人の会員数を誇る巨大なコミュニティで、ピクシブ株式会社からキュア株式会社へ2017年に事業譲渡されました。

参考:財形新聞

コスプレトークン(COT)の特徴

コスプレトークンの特徴を紹介します。

World Cosplayで使用可能なトークン

コスプレトークンは72万人の会員が利用する「WordCosplay」で使用できます。世界180カ国のユーザーが登録しているため、その影響力は日本国内にとどまりません。

現時点ではコスプレトークンは主に投げ銭のような役割が期待されています。また、将来的にはコスプレイヤーがNFTを発行し、ファンへ販売したり投げ銭へのプレゼントにしたりといったことができる予定です。

オンライン・オフラインを問わず、グッズやサービスを購入するときもコスプレトークンは使用できます。

2022年3月22日には『Curecos』β版を発表し、コスプレイヤーを応援できるNFTサービスが展開されていることを証明しました。なお、東証二部上場企業のクシムの連結子会社であるチューリンガム社がシステムを開発したことから、クシムの株価もストップ高まで値上がりしています。

このように、コスプレトークンは今後も積極的なマーケティング活動が期待できます。

関連:PRTimes

SNS展開による高い拡散力

Cure WorldCosplayはSNSにおいて強い影響力を持っています。

  • Facebook(246,000フォロワー)
  • Twitter(28,000フォロワー)
  • Weibo(187,000フォロワー)

また、コスプレイヤー界隈の有名インフルエンサーをアンバサダーに起用。SNS上の拡散力が期待されます。

  • SeeU(Twitter780,000フォロワー)
  • Ely(Twitter424,000フォロワー
  • Gesha(Twitterフォロワー49,000フォロワー)

他にもさまざまなコスプレイヤーがアンバサダーになっています。

コスプレおよび仮想通貨と相性のよいTwitterで人気のコスプレイヤーは、数十万人のフォロワーがいます。SNSを中心にコスプレトークンが話題になることのではないかと期待されています。

コスプレトークン(COT)の今後の見通しや予想

コスプレトークンの今後の見通しや予想をお伝えします。

  • Zaifからの期待
  • 取引所への上場展開
  • インフルエンサーの拡散
  • カルダノ共同創設者佐々木氏の支援
  • 運営の2年間ロック

Zaif期待の銘柄

Zaif(旧・フィスコ仮想通貨取引所)へ上場するコスプレトークンですが、Zaifへ上場する旨の公開に合わせるようにフィスコの仮想通貨メディアに記事が掲載されました。

コスプレトークンに対するフィスコの期待

記事の情報量を見ると当日リサーチしたような内容とは考えにくいです。Zaifとフィスコの関係性から、あらかじめプレスリリースより前に記事を執筆できるような情報提供がされていたとみるのが自然でしょう。

現在、フィスコの仮想通貨メディアは非常に好調です。SEO(Googleの検索エンジン表示対策)の視点で見ると、さまざまなキーワードで上位を獲得しています。
また、ビッコレというビットコインのポイ活アプリもリリース。フィスコが仮想通貨関連事業に力を入れている状況が見えます。

当然、Zaifと関連するフィスコにコスプレトークンの情報が入っていることは予想できます。

3月7日からはZaifとコスプレトークンのCM動画も配信スタート。

コスプレトークン自体が話題性のあるNFT銘柄かつ、コスプレおよびオタクカルチャー向けのトークンなのでターゲットも明確です。利用シーンがわかりやすく、実際の流通も期待できます。

Zaifが国内初上場なので購入できる仮想通貨取引所も限られています。コスプレトークンを通じて取引所の利用者数増加を目指していると考えても自然でしょう。

コスプレトークンはZaifおよびフィスコが力を入れている銘柄です。将来的な展開が期待できます。

取引所への上場展開

コスプレトークンは、国内取引所だとZaifとサクラエクスチェンジでしか購入できません(2022年3月14日時点)。海外を見ても購入できる取引所はBittrex(ビットレックス)やmetamask(メタマスク)程度です。

元々、コスプレトークンはICO(未公開のコインの資金調達)で購入されている仮想通貨でした。ダブル上場がサプライズで発表されたため、今後の上場が期待できます。

コスプレトークンと同じ日本生まれの仮想通貨であるDEPやJasmyの例を見ると、日本上場してから1か月程度で海外の大手から中堅取引所に上場しています。あくまで予想ですが、4~5月に向けた上場攻勢が続くかもしれません。

インフルエンサーの拡散

コスプレトークンはアンバサダーにさまざまなインフルエンサーがいます。

アジア圏を中心に活躍するアンバサダーたちのSNSフォロワー数を見ると、コスプレトークンは延べ100万人を超えるユーザーに拡散できます。彼らがコスプレトークンを宣伝したらどのようになるかは想像に難くありません。

仮想通貨取引所への上場においてホルダー数は大切です。影響力のあるインフルエンサーがコスプレトークンを拡散することで、さまざまな取引所への上場が実現するかもしれません。

カルダノ共同創設者の佐々木氏も支援

コスプレトークンはカルダノ(ADA)の共同創設者の佐々木健二氏が支援することをInstagramのストーリーズに投稿しました。

LINEのオープンチャットも開設されましたが、すでに定員である5,000人が参加していることから、コスプレトークンのコミュニティが活況であることがうかがえます。

コスプレトークンの価格上昇に対する期待は高く、買い煽りをしている投資家も少なくありません。投資タイミングは慎重に判断しつつ購入を検討するとよいでしょう。

佐々木氏が支援していたカルダノ(ADA)は2019年から3年で40倍に価格が高騰したことから、コスプレトークンも同様に上昇していくのではないかと期待されています。

運営の2年間ロック

コスプレトークンの普及を目指し、WorldCosplayの運営が2年間保有するために約52%のトークンをロックコントラクトへ移動したことを宣言しました。

コントラクトアドレス一覧も画像で貼りつけているので、もし今後運営がこっそりコスプレトークンを移動した場合でもコントラクトアドレスをたどればわかってしまいます。運営が2年間かけて成長することを約束していると言っても過言ではありません。

WorldCosplay自体がすでに世界で70万人以上利用している巨大なサービスなので、運営側が無責任に逃亡することも考えにくいです。長期保有銘柄として今後が期待できます。

コスプレトークン(COT)の価格動向

コスプレトークンの価格動向について紹介します。

コスプレトークンの価格

出典:Coingecko

Coingeckoで価格を取得できるようになってから、2022年2月までのコスプレトークンの最低価格は1月下旬の6円です。一方、最高値は30円までつけています。

Zaif上場以降、コスプレトークンの価格は大きく上昇しました。

zaifのコスプレトークンの価格

コスプレトークンのzaif上場初値は69円まで価格上昇し、一度下落しましたが、40円前後まで上昇しています

仮想通貨ならではのボラティリティと言えますが、コスプレトークンはマイナー銘柄なので特に値動きが激しいです。今後も激しい価格の上下を繰り返すことが予想できます。

コスプレトークン(COT)の買い方は?

コスプレトークンの買い方について紹介します。

僕の場合、Coincheckでイーサリアムを購入後にmetamaskへ送金、コントラクトアドレスを入力してコスプレトークンを買いました。zaifの本人確認よりも短時間で取引できると判断したからです。

海外取引所やmetamaskで購入する

2022年3月6日現在、コスプレトークンはbittrexまたはmetamaskで購入するのが簡単です。metamaskを例に紹介します。

  1. Coincheckの口座を開設する
  2. Coincheckに日本円を入金する
  3. イーサリアムを購入する
  4. metamaskのウォレットを開設する
  5. metamaskに送金する
  6. コスプレトークンのコントラクトアドレスを入力する
  7. コスプレトークンとスワップする

Coincheckで板取引をするなら取引手数料・スプレッド無料で取引可能です。送金手数料はかかりますが、イーサリアムがお得に購入できます。

Coincheckで口座を開設する

Zaifで購入する

2022年3月14日以降はZaifからコスプレトークンが購入できるようになりました。

  1. Zaifの口座を開設する
  2. Zaifに日本円を入金する
  3. コスプレトークンを購入する

Zaifは以下のページより口座開設できます。

Zaifに無料登録する

多くの仮想通貨は上場時に価格が乱高下します。Zaifユーザーの資金がコスプレトークンに流入して価格高騰することも少なくありません。そのため、Zaif上場前に購入しておくのがよいでしょう。

コスプレトークン(COT)のまとめ

コスプレトークンは、日本の取引所では珍しいNFT銘柄なので話題十分の仮想通貨だと考えられます。あくまで予想ですが、仮想通貨メディアで好調なフィスコとZaifが推していることから将来性がある仮想通貨です。

日本の企業が発行元であるコスプレトークンは、NFT銘柄の仮想通貨です。まだ購入していない人は早めの購入を検討しましょう。メタロマンのアカウントでTwitterにて情報発信しているので、ご興味ある方はフォロー・応援お願いします!