ライター
メタロマン@仮想通貨・副業ライター

メタロマン

マネーちゃんβ編集長

WEBライター歴11年。昔は紙(太陽光発電などをテーマにした業界紙)でも書いていました。「実際に使ってみる・取材してみる」を心がけています。
得意なこと:仮想通貨・NFT(2021年デビュー。DEAPcoinやJasmy、Cosplay Tokenに投資中)、音楽(ロックバンド経験15年)、ナイトワーク(キャバクラ・飲食店の広告代理店、取材ライター経験)、副業(受託者・依頼者ともに経験あり)、買取(楽器・オーディオ・ブランド品・エアガンなど事業者を多数取材)

ブロックチェーンやメタバースなどのライターをしているメタロマンです。「NFTアートはやめとけ」「NFTは危険じゃないの?」といった指摘や疑問をお持ちの方に向け、NFTの問題点・デメリットについて解説記事を書きました。

NFTアートは2021年にバブルが到来し、1枚のデジタルアートが数十億円で売買されるなどの事例も出ています。投機的な視点での過熱感もありますが、新しい技術なので危険性を懸念される方も少なくありません。

実は、バブルのピークと思われている2021年8月以降もNFTアートの平均価格は値上がりし続けています。投機だけでなくコレクションの需要もあるため、「NFTアートを買ってみようかな」という方はぜひCoincheck NFTなど、安全な取引所で売買を経験してみましょう。以下のページからアプリダウンロードが可能です。PCの方はApp Storeのボタンを押してください。
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NFTアートの問題点・デメリット

話題のNFTアートですが、問題点やデメリットについて指摘する声は少なくありません。ここでは、問題点や批判の内容について取り上げました。

ユーザー増加に合わせて手数料が高騰

NFT売買時のイーサリアムのガス代(イメージ)

多くのNFTアートはイーサリアムブロックチェーンを利用して作られています。そのため、NFTアートを購入するときは通信量に応じてガス代が発生します。

ガス代とは、イーサリアムのスマートコントラクト(自動契約の仕組み)時にかかる手数料のことです。

世界中でイーサリアムの取引量が増えると、それに伴ってNFT購入時の手数料も高騰します

消費電力による環境破壊の項目でも触れますが、イーサリアムは高騰するガス代の問題を解決するために改良を加えています。そのため、NFT売買時のガス代問題は今後解決すると考えられます。もし、いまガス代を気にするなら、Polygonブロックチェーン上でNFT売買をするのがよいでしょう。

詐欺・違法NFTの横行

残念ながら、NFTアートの中には詐欺や違法商品も少なくありません。詐欺の手口を見てみましょう。

  • 著作権を侵害するNFTアート
  • 有名NFTクリエイターのコピー作品
  • NFTクリエイター本人の許諾なく勝手に販売する作品

詐欺のNFTアートを購入しないよう対策するには、NFTクリエイターの公式サイトやTwitterを確認しておきましょう

Coincheck NFTのように国内大手の仮想通貨取引所が運営するNFTマーケットプレイスは安全に取引ができます。NFTを購入するとき、まずはCoincheckを開設して準備しておくとよいでしょう。以下よりアプリダウンロードできます。PCの方はApp Storeボタンをクリックしてください。

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NFT生成時の環境への負荷

多くのNFTアートはイーサリアムブロックチェーン上に構築されるため、NFTアートの生成および売買時は消費電力が大きいPoW(プルーム・オブ・ワーク)方式で取引を承認します

PoWはビットコインにも採用されている取引承認の方式です。

電力消費による環境破壊が問題視されており、テスラCEOのイーロン・マスク氏はテスラのビットコイン決済を中止する旨を発表しました。

イーサリアムブロックチェーンをベースにしているNFTアートは電力消費が懸念されているわけです。

ただし、イーサリアムも消費電力が少ないPoS(プルーム・オブ・ステーク)への移行が進んでいます。NFTアート購入時の消費電力が下がると考えられるため、環境破壊への影響は小さくなるはずです。

マネー・ロンダリングの温床

NFTアートの売買は仮想通貨を利用することが一般的です。そのため、マネー・ロンダリング(資金洗浄)に使われるのではないかという指摘があります。

違法な起源を偽装する目的で犯罪収益を仮装・隠匿することであり、例えば、麻薬譲渡人が取得した譲渡代金をあたかも正当な商品を譲渡した代金であるかのように装うため売買契約書を作成する行為、あるいは借入金、預り金等を装ってその旨の書類を作成し、あたかも正当な取引により得た資金であるかのように偽装する行為がその典型とされています。
引用:金融庁|マネー・ローンダリング対策

NFTアートはデータという形で海外へ瞬時に送金できるため、犯罪収益で得た資金を簡単にマネー・ロンダリングできるのが現状と言えます

マネー・ロンダリング目的でNFT売買された金額は、2021年の四半期だけで4億円以上と言われています。また、仮装売買(ウォッシュトレード)の問題も発生しており、NFTの売買と資金洗浄の課題はまだまだ続きそうです。

参考:COINPOST|米財務省、NFTによるマネロンに警戒

ねずみ講であるという指摘

NFTアートを販売する際、NFTクリエイターは「将来の取引時に10%を受け取る」といった権利を紐づけることができます。ブロックチェーンでは過去の取引履歴を確認できるため、仮想通貨を上手に実用化している例です。

自分が作ったNFTが繰り返し売買されるたびに収益が入るのですが、これがねずみ講ではないかという示唆もあります。

ただし、現行の法律ではNFTの売買がねずみ講とは言えません

NFTが意味ないと言われる理由

NFTは「意味ない」「無価値」などと言われることも少なくありません。これらについて考察しましょう。

NFT自体は無価値

実はNFTそのものに意味はありません。なぜなら、NFTは所有権を証明する技術であり、価値自体はアートに対してつくものだからです。

あくまでもNFTはデジタルアートの所有権を明確にする技術です。

混同されがちですが、NFTそのものが価値を持っているわけではありません。例えば、素人が下手な絵を描いてNFTとして販売しても価値は付きにくいでしょう。

一方、優れた美術的価値を持つNFTアートは資産価値があります。例えば、NFTを担保に1億円以上の融資を受けた方がいるという報道もありました。

NFTの価値が「ある・ない」という二元論ではなく、アートの価値を追求するのがよいでしょう。

参考:COINPOST|NFT担保ローン、1作品で1億円以上の融資額を記録

NFTバブル崩壊後に価値が下落

2021年はNFTバブルの一年でした。

以下、NFTアートおよびゲームの取引量の推移をみてみましょう。

2021年8月の取引量をピークにしていますが、およそ9分の1まで取引量が下落していることがわかります。相場が需要と供給によって形成されると考える人は、NFTアートの価格は下がると予想しているかもしれません。

次に、NFTの平均取引価格を見てみましょう。

ゲーム系のカテゴリが横ばいであるのに対し、NFTアートやコレクションの価値は右肩上がりに推移しています。よって、NFTアートの価格は今後も高騰していくと考える人がいても違和感はありません。

今後、どんなNFTアートでも高値が付くのは考えにくいです。しかし、一部のNFTクリエイターの作品は、取引量が下落しても価格が上がっています。美術品的な価値が高いNFTアートは、今後も高い価格で取引されると予想できます。

安全にNFTアートを取引する方法

NFTアートを安全に取引したいとお考えなら、Coincheck NFTで取引するとよいでしょう。

Coincheck NFTは、日本国内の大手仮想通貨取引所であるCoincheckが運営するNFTマーケットプレイスです。NFTが偽物だったり詐欺だったりするリスクは低いと考えられます。

Coincheck NFTの始め方を見てみましょう。

  1. Coincheckアカウントを開設する
  2. Coincheckアカウントに入金する
  3. NFTマーケットプレイスでNFTを購入する

Coincheckへの登録は5分程度で、無料で完了します。

東証一部上場企業のマネックス証券グループが運営しているため、セキュリティ体制も万全です。

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「Coincheckって信頼できるの?」とご不安な方は『コインチェックの評判・口コミはどうなの?信頼性や安全性は大丈夫?』の記事もご覧ください。安全に取引できる仮想通貨取引所であることがわかります。