早咲き「河津桜」から回る伊豆絶景旅プラン!
渋滞知らずのドライブコースで贅沢な寄り道を

  • posted.2018/02/01
  • 吉松京介
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早咲き「河津桜」から回る伊豆絶景旅プラン! 渋滞知らずのドライブコースで贅沢な寄り道を

ひと足先に春気分。

静岡県伊豆半島の河津町には、毎年2月中旬に満開を迎える”早咲きの桜”で知られる「河津桜」があります。

ということで、河津桜の開花前、ロケハンも兼ねて取材陣が回ってきた「河津桜の充実旅プラン」をご提案!

kawaduPR_01miteco編集長の吉松(写真右)、mitecoライターの花さん(写真左)。1月某日、河津川の河川敷にて。

スタート地点は、「第28回河津桜まつり(2018年2月10日~3月10日)」の開催地、河津川の河川敷。ここから南伊豆、西伊豆をぐるっと回って、静岡市を目指します。

そして充実旅プランのコンセプトは・・・

  • 日帰りOK!渋滞知らずのドライブ旅
  • 河津桜と一緒に楽しめる静岡の景色

このふたつ。また回ったルート以外のおすすめスポットも+αで紹介していきます。それでは出発!

※本記事は、環駿河観光交流活性化協議会の提供でお送りします。

1.河津町「河津桜」

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スタート地点、河津町「河津桜」。ロケハン時はまだ写真のように殺風景でしたが・・・。

kawaduPR_03提供:環駿河観光交流活性化協議会

kawaduPR_04提供:環駿河観光交流活性化協議会

河津桜まつりのタイミングになると、河川敷は桜でいっぱいに! 約3kmも連なる桜の行列は圧巻です。お祭りの期間中は露店も立ち並ぶので、食べ歩きしながらのお花見もイチオシですね。

おすすめスポットその1:伊豆市「梅まつり」

kawaduPR_05提供:環駿河観光交流活性化協議会

伊豆市の修善寺梅林「梅まつり」。毎年2月初旬から3月中旬まで開催、梅の花が咲き乱れるお祭りです。※2018年の開催は2月10日~3月4日。

3haもの敷地に咲くのは、樹齢100年を超える老木から若木まで約20種、1,000本の紅白梅。晴れた日なら写真のような、富士山をバックにした贅沢な景色も見られます。

会場は河津町に向かって、伊豆半島を北から横断するときの通り道。河津桜まつりの前にふらっと立ち寄れます。

2.下田市「下田の椿」

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続いては下田市「下田の椿」。下田城跡でもある下田公園の丘にある、161種5,000本もの椿が植えられている椿園です。

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品種ごとに開花時期がズレているので、椿園一面に咲き誇ることはありません。それでも下田港や太平洋を後ろ目に、たくさんの椿を眺められるのはココだけ!

比較的人は少なめ、ゆっくり回れる穴場スポットでしょうか。椿はそれぞれ12月~3月にかけて咲いていきます。

おすすめスポットその2:南伊豆町「みなみの桜と菜の花祭り」

kawaduPR_09提供:環駿河観光交流活性化協議会

下田市の隣、南伊豆町「みなみの桜と菜の花祭り」。毎年2月上旬~3月上旬に開催、早咲きの桜(河津桜)と3haもの菜の花畑を楽しめるお祭りです。※2018年の開催は2月10日~3月10日。

会場は伊豆半島最南端の温泉地「下賀茂温泉」を流れる青野川付近。通称「青野川1,000本桜」と言われる桜たち、菜の花のじゅうたん、温泉街の白い湯煙がつくる景色はまるで絵画のよう!

下田公園から車で20分。河津桜と併せて“桜充”できますね。

3.西伊豆町「黄金崎 菜の花畑」

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下田公園を出発して、次に辿り着いたのは西伊豆町「黄金崎」。黄金色に輝く夕日で知られる景勝地ですが、じつは春から秋にかけては季節の花が咲き乱れる花畑という顔もあります。

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河津桜と同じく、ロケハン時にはまだ寂しい様子。でも早咲きの桜シーズンになると・・・。

kawaduPR_13提供:環駿河観光交流活性化協議会

海とのコントラストがナイスな菜の花畑に大変身! 足を運んだときはちょうど菜の花の芽が出始めたころだったみたい。見ごろは3月から4月中旬です。

ちなみにすぐ近くにある無料休憩施設「こがねすと」では、ケーキやソフトクリーム、ところてんなどの軽食を販売しているので、買ってからピクニック気分を楽しむのも◎。

おすすめスポットその3:松崎町「田んぼの花畑」

kawaduPR_10提供:環駿河観光交流活性化協議会

花畑つながりで西伊豆町の隣、松崎町「田んぼの花畑」。地元農業が落ち着く3月上旬から5月にかけて、62,000㎡(東京ドームより大きい)もの広大な田んぼがお花畑になる壮大なプロジェクトです。

見渡す限りの花畑は息の飲むほど美しい! 小柄でかわいいアフリカキンセンカや淡いブルーのるりからくさなど、全6種類の花の種が蒔かれます。

3月上旬から4月中旬にかけてそれぞれ咲き始めるので、河津桜と一緒に楽しむなら河津桜のシーズン終盤を狙っていきましょう。

4.駿河湾フェリー「洋上からの富士山」

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河津桜充実旅プラン、渋滞回避のキモ! 伊豆市土肥港から静岡市までは「駿河湾フェリー」を使います。

本来通るはずの国道と東名高速をすっ飛ばして、海路「県道223(ふじさん)」を走れば、渋滞知らずで移動時間も短縮(およそ20分も短く)。

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しかも晴天なら「洋上からの富士山」まで楽しめるおトクさ! まるで富士山が海に浮かんでいるような! この景色はほかではなかなか見られません。

kawaduPR_18通常運賃に、+500円(税込/大人)で利用できる特別室。

船内は心身共に休まるリラックス空間。船旅中の1時間と少し、運転手さんがひと息つけるのは嬉しいですね。僕はそう思いました(運転手)。

さて伊豆市土肥港から、静岡市清水区清水港にそろそろ到着。河津桜の充実旅もクライマックスです。

5.静岡市「三保松原」

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最後の目的地は静岡市清水区「三保松原」。富士山世界文化遺産の構成資産に登録される、市内屈指の景勝地です。

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約3万本の松、白波、そして雪化粧された富士山のコラボレーションは、歌川広重の浮世絵などにも描かれてきました。

例年、秋から雪化粧される富士山の見ごろは2月~3月。河津桜のシーズンとピッタリ重なります。

三保松原は夕日も見事で、オレンジに色づく富士山はもちろん、青から赤までのグラデーションを見渡す太平洋にうっとりです。旅の〆には最高でしょう。

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ちなみに定番の「松×白波×富士山(上の写真)」を見るなら、砂浜入口付近ではなく、入口から右側に見えるテトラポット群あたりまで歩きましょう。

富士山から遠ざかる方向ですが、大丈夫です。振り返れば「これが見たかった!」と思える景色に出会えます。

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きれいな景色を見続けると、旅の非日常感が加速しますね。どれも心が真っ白になるほどドラマチックで、むしろ日常を考える隙間なんてありませんでした。

取材陣が回ってきたスポットは、5市町5スポット。朝9:30から河津町をスタートして、三保松原の撮影を終えたのは17:00だったので、首都圏からでも余裕を持って日帰りできるのでは。朝は早いですけどね。

あらためて河津桜が見ごろを迎えるのは、2月上旬から3月上旬! ほかのスポットは3月上旬に見ごろを迎え始めるので、ぐるっとまとめて回るなら3月入ってからがよさそうです。

この春、ひと足先に春気分を。日帰りOK、渋滞知らずの河津桜の旅プランをぜひご参考に!

各種情報先

kawaduPR_17早春の伊豆と富士山眺望の旅(環駿河湾観光交流活性化協議会)

伊豆市観光協会(伊豆市)

伊豆下田TOUR GUIDE(下田市)

南伊豆町観光協会(南伊豆町)

西伊豆観光ガイド(西伊豆町)

松崎町観光協会(松崎町)

しずおか観光情報(静岡市)

駿河湾フェリー