厳選!富士山を望む絶景スポット【静岡編】
感動の世界遺産はここから眺めると美しい!
ついに始まりました! さまざまな視点から富士山をまるっと紹介する「厳選!富士山を望む絶景スポット」シリーズ。
筆者、静岡県在住のフォトグラファーとして数年間、県内各地へ出かけ富士山を追いかけてきました。このシリーズでは、そんな私が選りすぐった眺望地を紹介していきます。
みなさんにお教えしたいのは「撮影地」ではなく、あくまで「眺望地」。それを踏まえ、以下のいずれかを選出の条件としました。
- 険しい山道や林道を通ることなく気軽に寄れる
- そこへ行ったことが話の種になる
- 付近に有名な観光スポットや話題の店がある
撮影地という切り口で選ぶと「行って終わり」になってしまうこともありそうですが、この条件なら楽しいお出かけプランが立てられます。県外・海外から遊びにくる友人や親戚などを連れていくのにもピッタリです。
それではまず第1弾。静岡市編からどうぞ!
夜景も◎!動物園もある有名観光地
- 眺望ポイント:日本平吟望台
- 周辺スポット:久能山東照宮、日本平動物園
- アクセス:容易
私、この日本平から見える富士山がとても好きなのですよ〜。とにかく形が美しい! オマケに日本3大美港の清水港まで見渡せるランドスケープ。最高です。
夜景もご覧のとおりの美しさ。
麓には大人気の日本平動物園があります。山頂付近には久能山東照宮へアクセスできるロープウェイもあるので、階段を登るのがキツいという方はぜひ利用しましょう。富士山は日本平ホテル庭園やカフェラウンジからも眺められます。
日本平吟望台
ど定番!羽衣伝説が残る三保松原
- 眺望ポイント:三保松原の海岸沿い
- 周辺スポット:東海大学海洋科学博物館、エスパルスドリームプラザなど
- アクセス:容易
最近「ポケモン聖地化」しておりまして、いままでとは違った側面を見せるようになっている三保松原ですが、やはり眺望地として外せませんでした。
松原には散策路が整備されており、のんびり歩いていると気持ちがいいです。筆者はよく愛犬と散歩しています。
天女が羽衣をかけていったという伝説が残る「羽衣の松」。
三保松原から県道199号をさらに北へ進むと、東海大学が運営している海洋博物館があります。
目玉の「海洋水槽」には2匹の巨大なサメ(シロワニ)が泳いでおり、さらにメガマウスザメの剥製標本が展示されているなど見どころ満載。
北岸へ出れば駿河湾越しの富士山、清水港へ入港する貨物船やフェリーの姿も見られますよ。
三保松原
江戸時代作の浮世絵に描かれた「薩埵峠」
- 眺望ポイント:薩埵峠展望台
- 周辺スポット:浜のかきあげや、和cafe 茶楽
- アクセス:やや難
江戸時代、歌川広重によって描かれた「東海道五十三次」にも登場する薩埵峠(さったとうげ)。その風景は古く長く、日本人の心に刻み込まれています。
果てしなく広がるオーシャンブルーがまぶしいばかり。国道と高速道路が交わるポイントは、静岡ならではですね。
周辺スポットですが、由比港に漁協直営の食事処「浜のかきあげや」があります。桜エビのかき揚げを盛った丼が有名ですよ。さらにお茶屋さんが営む「和cafe 茶楽」もオススメ。
旧東海道沿いのカフェ「茶楽」。
ほっとひと息つくのに最適な場所。お茶を使ったスイーツが絶品です。
薩埵峠へのアクセスですが、少しわかりづらいです。静岡市ホームページのリンクを貼りましたので、参考にしてください。
清水に来たなら寄りたいスポット
薩埵峠
静岡市内での絶景スポットはほかに、先日私が紹介しました「徳願寺山」もオススメです。ぜひチェックしてみてくださいね。
次回以降は富士宮、御殿場、伊豆などの絶景スポットを紹介してく予定です。乞うご期待!