今年のイルミネーションはひと味違うぞ!
エスパルスドリームプラザ「海と光の空間」
静岡市清水区の複合型テーマパーク「エスパルスドリームプラザ」。
清水港のほとりに立地する壮観なロケーションに加えて、ファッションから静岡ならではのグルメまでも楽しめる、静岡市有数のデートスポットです。
冬のシーズンになると例年、施設全体はイルミネーションで彩られるんですが、規模が小さめで「ちょっと暗いかな・・・?」というイメージを持っていた人も少なくないはず。
それでも今年のエスパルスドリームプラザのイルミネーション、「清水港 海と光の空間」をコンセプトに大幅リニューアルしています。
いままでの内容とはひと味違うんですよ・・・。
2016年はじめてのライトアップ 機械遺産「清水港テルファー」
海と光の空間の目玉イルミネーションは、海側デッキにある機械遺産「清水港テルファー」のライトアップです。
清水港テルファーはかつて、清水港で荷物の積み下ろしに使われていたクレーンの一種。テルファー形式の木材荷揚げ機械としては、国内で唯一現存している文化的な価値のある機械です。
そんな貴重な機械をライトアップしたのは、なんと2016年がはじめてとのこと。
イルミネーションが設置された清水港テルファーは、時間とともに赤、青、緑などカラフルに変化します。
とくに海側デッキで15分に1回行われる、音楽に合わせた光のパフォーマンスでの変化は見もの。
なかなかいないと思いますが、僕(吉松)みたいな“鉄骨好き”にもたまらないかなと思います。
海側デッキのイルミネーションもこんなに華やか!
エスパルスドリームプラザの海側デッキは、清水港テルファーのほかにも見どころばかりです。
海に面してずらっと並んでいる「雪のドーム」。こちらも清水港テルファーと同様に、今年はじめて設置されたイルミネーションです。
ドームの中は通れるようになっていて、楽しそうに行き来する人も多いそう。僕の撮影中も子供たちがはしゃいでいました。
イルミネーションスポットお決まりの、カップルベンチもご覧のとおりです。
高さ4mのクリスマスツリーも海側デッキを彩るイルミネーションのひとつ。背の高い3本のツリーは近くで見ると迫力満点です。そしてツリーの後ろに見えているのは――。
エスパルスドリームプラザのランドマーク「観覧車ドリームスカイ」です。
ゴンドラの一つひとつに、時間とともに色が変わるイルミネーションを設置。鮮やかすぎる色合いに目を奪われます。
僕みたいな鉄骨好きにも(省略)。
ここでみなさんに、とっておきの情報をお伝えします。
エスパルスドリームプラザを運営する株式会社ドリームプラザの漆畑さんに教えてもらったんですが、海側デッキから歩いてすぐのところにある「清水マリンパーク」というレンガ造りの広場。
ここまで足を運んでエスパルスドリームプラザを眺めると、観覧車を含めた海側デッキのイルミネーションを贅沢に見渡すことができるんです。
その絶景がこちら。どうでしょうか。めちゃくちゃきれいです。
エスパルスドリームプラザから清水マリンパークまで徒歩2~3分と少しだけ歩きますが、海側デッキの〆にピッタリですのでぜひ立ち寄ってみてください。
ちなみに清水マリンパーク周辺にも、港ならではのイルミネーションがちらほらあります。こちらも併せて見て回るとより楽しめるかも。
これだけの大幅リニューアルに踏み切った理由は・・・?
エスパルスドリームプラザのイルミネーションは、メイン会場となる海側デッキのほか、国道側の樹木、館内の入り口、施設内など施設全体で行われています。
でもいったいなぜ、清水港テルファーのライトアップをはじめとしたリニューアルに踏み切ったのか。
とっておきの情報を教えてくれた漆畑さんによると、「清水港をもっと活性化していこう、という想いがあったから」だそうです。
どうやら例年は、イルミネーションを設置しているといっても、とくに海側デッキは暗めだったとのこと。今年は海側デッキから国道側に光が漏れるくらいには明るいので、施設全体が華やかな雰囲気です。
いままでとはひと味も、いや、ふた味も違うエスパルスドリームプラザのイルミネーション。
点灯期間は2016年11月12日(土)~2017年2月28日(火)で、入場料などは一切かかりません。点灯時間はなんと16:00~24:00です。清水港は真夜中まで盛り上がっています。
新たなエスパルスドリームプラザと清水港を、ぜひその目で確かめてみてください。