イルミネーションならやっぱり「時之栖」!
この冬も豪華でロマンチックな世界を堪能
こんにちは。編集部の山口です。
クリスマス前になると、街中やテーマパーク、一般のご家庭でもイルミネーションのキラキラが見られるようになりますね。みなさんもデートや家族でのお出かけで、「お休みの日にはこのシーズンならではのスポットへ」と考えている方も多いのではないでしょうか?
そんなイルミネーションですが、静岡でココ!といえばやっぱり「御殿場高原 時之栖」です。2002年から「地域を元気に」というコンセプトで、ほかに先駆けて大規模なイルミネネーションを始めた同施設。来場者数は毎年なんと約50万人で、とくにカップルや家族連れで賑わいます。
御殿場高原 時之栖の見どころは?
御殿場高原 時之栖は、御殿場市にあるリゾートレクリエーション施設。車移動なら※御殿場ICから約30分、裾野ICから約5分と、裾野ICからのほうがアクセスしやすいです(住所は御殿場市内ですよ!)。
※駐車場は日帰り客用と宿泊客用など、いろいろな駐車場スペースがあるので間違えないよう注意してください。
時之栖への入り口はきれいにイルミネーションで彩られています。
2016年-2017年のイルミネーション開催期間は、10月29日(土)~3月20日(月)。クリスマスや年末年始も華やかですが、空いている平日の夜に行くのもおすすめです。
また時之栖はこのシーズン22:00まで営業しています。日帰りでもゆっくり眺められるのも魅力ですね。
さきほどの入り口から入って左手に進むと、この時期には欠かせないクリスマスツリーがお目見え。記念写真を撮る人も多いです。
そして時之栖のイルミネーションは、毎年装いを変えることでも知られています。なんでも前年のシーズンが終わるとすぐに準備に取り掛かるのだとか・・・。
テーマや目玉を決めて準備をするのは、注目のイルミネーションスポットだからこそですね。
ということで、ここからは「毎年見にいっているけれども、今年はまだ行っていない」「時之栖のことは知っていたけれども、行ったことがない」という方のために、2016-2017の時之栖イルミネーションの見どころを3つに分けて紹介します!
1. 歩くだけで感動できる「光のトンネル」
毎年、新聞やテレビでも取り上げられる時之栖のイルミネーションですが、そのときに決まって映るのがここ「光のトンネル」。入り口すぐのクリスマスツリーを通って御殿場高原ビールを通り過ぎると、横切るようにイルミネーションで作られたトンネルが現れます。
歩くだけでもロマンチックな気分に。
中に入ると一面光だらけで幻想的な空間が・・・!
星空をイメージして実際の夜空が見えるように、と一部の天井は吹き抜けになっています。
毎年、テーマが決まっている光のトンネルですが、今年のテーマは「星」。天井には星を模した電飾が施され、定期的に音楽に合わせて色とりどりに点灯するという仕掛けも見どころです!
トンネル内にはさまざまなモニュメントがありますが、なかには記念撮影用に乗ることができるようなものもあります。
写真のペガサスも、じつは後ろに見える荷台がそのスペースです。時之栖のいたるところにこうした「記念撮影スポット」があるのも、カップルや小さいお子さんを連れたご家族には嬉しいはず。
・・・というわけで、僕も。
トンネルを抜けたところにイルミネーションで彩られたベンチ(ふたり掛け)があります。
寂しくなりました。
2. 企業展示コーナー「ヒカリの国」
トンネルを抜けると、企業が出展するイルミネーションの展示スペースに続きます。大小さまざまな企業のモニュメントが置かれ、なかには体験型のものも・・・! さきほどは少し違った趣向で楽しませてくれます。
御殿場市ということもあり、地元企業や自治体、学校からの展示物には富士山を模したものもたくさん!
この出展数、電球数は静岡県内でも随一とのこと。これだけ気合いが入ったイルミネーションはほかにないかも・・・。どんだけすごいんだ時之栖。
出展ブースは、メインになっている一本道とその隣にある道、さらには光のトンネルの中にもあります。もしかしたら、自分の知っている企業や働いている会社の出店もあるかもしれませんよ。
光のトンネル内には富士スピードウェイの展示も。小さな男の子に大人気です。
3. 圧倒的な迫力の「噴水ショー」
さて、こうして光に誘われるように進み、企業出展スペースを過ぎると出てくるのがこの看板。
「ヴェルサイユの光」
・・・ゴクリ。
こちらは時之栖さんのイルミネーションのなかでも、とくに目玉の噴水ショーです。担当の方によれば、「電飾もまぁ、すごいお金はかかるんですが、噴水はとにかくケタ違いです。それくらい力入れてますよ!」とのこと。
それだけにほかのスポットとは別に、こちらは有料ゾーンとなっています。写真奥にある受付にてチケットを購入して観るシステムです。
ちなみにこの有料のゾーンは「第2会場」となっていて、噴水以外にもいくつかのスポットが点在しています。
噴水の高さは70mということで、左下に「一般男性はこれくらい」と書いてあります。すごくシュールです。
さて、チケットを購入して係の人に手渡されたのは、傘。
傘・・・?
意味も解らず傘を持ち、光に囲まれた坂を登って噴水の前に。シャボン玉がふわふわと漂うなんともメルヘンな空間です。座席は噴水の目の前にベンチが、少し後ろに離れたところに立ち見用の場所が設けられています。
僕は、撮影のために後方に三脚をセット。すると、ちょうどタイミングよく噴水ショーが始まりました。迫力あるクラシックに合わせて、噴水の水は次々と色と形を変えていきます・・・。
そして、僕は傘が渡された意味を知りました。ここからは実際に私が録音していたiPhoneの音声を文字にしながらご紹介します。
山口 |
うおおお。すげーーー!
って、冷たっ!! |
山口 |
おおー! (カシャカシャ) |
山口 |
すっげーーー!
・・・やべぇ、水くる・・・!! |
バサッ! ※傘の開く音
山口 |
うわああああ。冷たい冷たい! |
山口 |
うおおお。 |
・・・以上。伝わったでしょうか?
噴水は高く上がると、しぶきが風に乗ります。そのため、風向きがよくないとびしょ濡れに・・・。ちなみに取材日は、もうこれでもかってくらいの向かい風。めちゃめちゃ水が来ました。
そう。そのための傘なんです! 水に濡れるとカメラが壊れてしまうため、僕は噴水が高くあがったら写真を撮り、すぐに傘を開いてカメラを守る。という動作を繰り返して写真を撮りました。
ちなみに、公式サイトには「風向きにもよると思いますが、さわやかなミストがかかることもございますので、是非ご活用ください」と書いてあります。
ミストどころじゃねぇ! ※いち個人の感想です。
ということで、傘は冗談抜きにきちんと利用したほうがいいと思います。濡れるとかなり寒いです。しかし、濡れるからといって観ないのは本当にもったいない。写真で十分に伝わるかわかりませんが、とにかく一見の価値ありです。
有料ゾーンにも光の演出がたっぷり!
さて有料となっている第2会場。丸くてかわいらしいデザインの宿泊施設「スローハウスヴィラ」には、一つひとつにイルミネーションが施されています。
周りを幻想的な光につつまれながら、のんびりと散策できる「ヒカリの散歩道」も雰囲気は素晴らしい。
そしてこんな絶景を恋人と見たら、もちろんそれも記録に残しておきたい。そんな方のためにベンチが設置されているのも、時之栖さんの細かい演出です。
こんな感じです。ふたり掛けにしては少し狭い気がするのは恋人同士だからでしょうか・・・? ひとりで座る分には広々としています。
とはいえ、三脚を使ってセルフィーするのはなんとも恥ずかしいです。できる限りふたりかグループで、自撮りすることをおすすめします。
そのほかにも遊びどころ、食べどころ満載!
光のトンネルの途中から覗ける教会。どこもきれいに彩られています。
冬のシーズンは、施設全体が光で飾られる「御殿場高原 時之栖」。ここまでご紹介した3か所だけでなく、散策しながらその幻想的な雰囲気を楽しむというのもよさそうです。
またイルミネーションが始まる日没前には、レクリエーションや水族館を楽しめて、宿泊もディナーも施設内で済ませられます。1日中遊べる上に、帰りの時間もお店探しのわずらわしさもなく、デートにはうってつけですね!
食べ物でいえば、御殿場高原ビールはもちろんですが、クリスマスツリーの向かい側にあるテントとその周辺の出店を食べ歩きしたり、お土産物をチェックしたりして満喫してください。
この冬のシーズン、イルミネーションを見るなら「御殿場高原 時之栖」で。気分も雰囲気も盛り上がること間違いなしです!
御殿場高原 時之栖
駐車場を含めて、有料エリア以外は入場料は無料。情報はいずれも2016年12月時点のものです。お出かけ前に必ず上記サイトをお確かめください。