お茶好きに新風!「マルゼンティーロースタリー」
世界初の焙煎温度別ティージェラートカフェ
こんにちは、最近お茶に目覚めた空芯菜です。
みなさんは今年1月、静岡市葵区呉服町にオープンした「MARUZEN Tea Roastery(以下、マルゼン ティー ロースタリー)」をご存じですか?
なんとお茶&ジェラートを焙煎温度帯別に選べる世界初のティージェラートカフェなんです。よく知られているお茶とは全く違うアプローチで提供しているため、普段からお茶をよく飲む静岡県民こそ新しい魅力に出会えるはず。
焙煎温度帯別のよさや魅力を伝えるため、実店舗にお邪魔してきました。
マルゼン ティー ロースタリーは都会的なお店
マルゼン ティー ロースタリーを運営するのは、2018年で創業70周年を迎える地元企業「丸善製茶株式会社」。店舗はJR静岡駅の北口から徒歩8分のところにあります。
外装・内装は「東京の表参道か!?」と思ってしまうぐらいのシンプルでスタイリッシュな見た目。
店舗2階のイートインスペース。
それもそのはず、デザインプロデュースは東京でスタイリッシュなブランドとして人気を集める、ハンドドリップ日本茶専門店「東京茶寮」を運営する企業さんでした。
またマルゼン ティー ロースタリーの店内にはお茶の焙煎工房が併設されていて、その場で温度帯別に少量焙煎してしまうこだわりアリ。しかも使用するお茶は最上級の一番茶のみ。
オリジナリティあふれるお茶とジェラートを味わうため、すでに県内だけではなく愛知県、埼玉県、東京都などからお客様が来ているそうです。
お茶は焙煎温度帯+浅蒸し深蒸しから選べる!
お茶は80℃、100℃、130℃、160℃、200℃の焙煎温度に加えて、浅蒸しまたは深蒸しからも選べます。焙煎温度のスタンダードは100℃なんだそうです。
このような温度設定にしたのは、「味として差が出るもの、違いが分かる温度ということで決まった」とお店の方に聞きました。
私が試してみたのは、「深蒸し+焙煎温度130℃+ホット」のお茶。130℃の深蒸し(HOT)は店内でもっとも人気だそうです。
緑の濃い色、そして深蒸しの特徴であるコクと渋みをしっかり感じ、「これこそお茶だ!」と言いたくなります。大人が好みそうなこの苦味は癖になること間違いなしです!
ほうじ茶のジェラートとは思えないほどの色の濃さ
ジェラートは0℃、80℃、100℃、130℃、160℃、200℃の温度帯から選べます。0℃から130℃までは煎茶(130℃では煎茶+玄米も選べる)、160℃と200℃はほうじ茶を使ったジェラートです。
写真のジェラートはそのうち200℃のダークロースト。今まで見たことあるほうじ茶ジェラートといえば、少しベージュっぽい色でしたが、予想をはるかに超えて土のような濃い色ではないですか! これは驚きました・・・。
味は色と同様、ほうじ茶の味をしっかり感じつつ、甘すぎないほどよい苦味もあります。ほうじ茶好きの人にはぜひ味わってほしいです!
ということで、私のオススメセットは、130℃の深蒸しのお茶(HOT)とダークロースト(200℃)のジェラート。大人な味わいのセットだけに相性抜群ですよ! 個人的にはお茶とジェラートを交互で味わうのが気に入っています。
美しい女性がドリッパーを淹れる様子
お店の外からは、スタッフさんがドリッパーでお茶を淹れる姿を見られます。
かなり珍しいシチュエーションなのはもちろん、とびっきりの美人が淹れているだけに、思わず立ち止まってしまう人が続出してしまうとか。その光景を撮ろうとしたのですが、カメラを構えていたからか気をつかって立ち止まる人が現れませんでした・・・。
ちなみに写真の女性はスタッフのマリーさん。マリーさんはフランス人で、京都の大学に留学し一時帰国後、再び京都府和束町の茶園農家でインターンを経験。そこからマルゼン ティー ロースタリーで働くようになりました。
マルゼン ティー ロースタリーで自分の好きなお茶を探してみよう
静岡に住んでいると、毎日当たり前にお茶を飲みますね。だからこそありがたみが薄れている人も多いと思います。
マルゼン ティー ロースタリーでは日常でふれるお茶ではない、焙煎温度別で味が変わるお茶をジェラートと一緒に味わえます。
今まで味わったことなかったお茶に出会って、自分のお気に入りのお茶を探して見るのもいいのではないでしょうか。