路上ライブで日本を旅する女子大生!?
いまSNSで話題の“鈴”に直撃!
ライターの安藤です。今日はJR沼津駅前にいます。
駅前にてアコギで弾き語りをする女子を発見しました。私はバンドマンなので、基本的には音楽をやっている人は応援するスタンスです。
それにしても、どこかで見たことがある気がするのですが・・・。もう少し近づいてみましょう。
あ・・・知り合いでした。女子大生シンガーソングライターとして話題の鈴(以下、鈴ちゃん)です。
そういえば、弾き語りで日本を旅しているって話だったな。せっかくなので、インタビューしてみましょう。
SNSでウワサの女子大生シンガーソングライター
SNSでも話題なので、すでにご存じの方もいるかもしれません。あらためて、女子大生シンガーソングライターの鈴ちゃんについて紹介しましょう。
鈴
1996年5月24日生。香川県高松市出身。静岡文化芸術大学(静岡県浜松市)に通う女子大生。弱冠20歳にして「鈴が響く」と名付けた路上ライブ旅で、アコギを片手に全国を回るシンガーソングライター。ちなみに中学、高校時代は剣道部所属。Twitter:@SUZUhautau
鈴ちゃんといえば、プロのラッパー・GOMESS(静岡市出身)も注目するウワサのシンガーソングライター。浜松を中心に音楽好きの間で話題の存在です。
GOMESSもTwitterに書いていましたが、鈴ちゃんの魅力は歌詞のよさ。
「♪酔ったふりして寝たふりするから、愛しいふりして髪を撫でて~」
(酔ったふり/1stシングル『鈴の音』収録)
はじめて鈴ちゃんの音楽を聞いたのは浜松の某ライブハウス。「いい歌詞を書く子だな」というのが第一印象でした。
さて鈴ちゃんは、なぜ日本一周をしているのでしょうか?
「音楽を続けていると、もっともっとという気持ちが湧いてくるんです」
鈴ちゃんの路上ライブ旅「鈴が響く」は、全国各地で路上ライブをするツアー。「楽しいから」という理由だけで動いているわけではないようです。じつは、彼女の路上ライブ旅には、アーティストらしい強い意志がありました。
安藤 |
なんで、いま全国で路上ライブをしているの? |
鈴ちゃん |
せっかく大学生なので、自由な時間を使っていろいろな場所へ行こうと思いました。友達やSNSの知り合いから「ここで路上ライブできるよ」という話を聞いて、青春18きっぷを使いながら旅しています。半分は旅行感覚で(笑) |
安藤 |
いろいろなところへ行くのは楽しいよね(笑)どんなところに行ったの? |
鈴ちゃん |
昨日は下北沢と高円寺に行ってきました。 |
安藤 |
GOMESSが「高円寺に見に行った」ってTwitterでつぶやいてたね。ほかに行く予定はある? |
鈴ちゃん |
次は、博多、大阪、金山(愛知県)で弾き語りしようと思っています! |
安藤 |
かなりアクティブだね! ・・・ぶっちゃけ、売れたい? |
鈴ちゃん |
どちらかというと、音楽を続けていると「成長したい」とか「聴いてほしい」とか、“もっともっと”という気持ちが湧いてくるんです。 |
安藤 |
じゃあ、いまは「もっと成長したい」っていう気持ちがあるんだ? |
鈴ちゃん |
そうですね。もっともっと・・・という気持ちの先に「売れる」ということがある気がします。 |
「気が付いたら小さいころから歌っていました」
音楽に対する向上心が強く、もっといろいろな人に聴いてほしいと話す鈴ちゃん。でも、どうして音楽を始めたんでしょうか?
安藤 |
どうして音楽を始めたの? |
鈴ちゃん |
小さいころから気が付いたら歌っていました。 |
安藤 |
へー! 曲作りはいつから始めたの? |
鈴ちゃん |
気付いたら自分で曲を作って歌っていたので、曲作りをしていたという意識はなかったんですけど・・・。この前はお母さんに話を聞いたら、小さいときに書いた歌詞を教えてくれました。まん丸お月様がなんちゃら~みたいな・・・。 |
安藤 |
最初はみんなそんな感じだよね(笑)本気でやろうと思ったのはいつから? |
鈴ちゃん |
高校2年生のとき、地元(香川県)で弾き語りをしている人のファンになって。それから、本気で演奏しようと思いました。 |
安藤 |
本気で音楽をやるようになって、まずどんなことが変わったの? |
鈴ちゃん |
“鈴”って名付けて活動するようになりました。 |
安藤 |
鈴って本名じゃないんだ? |
鈴ちゃん |
本名は“涼”で“すず”と読むんですが、“鈴”のほうが読み間違われないし、音楽と結びついてていいかなって。 |
安藤 |
なるほど。 |
「大きいオーディションに出て、メジャーから声を掛けられたい」
見た目はあどけなさが残る鈴ちゃんですが、今後の活動に対して明確な目標を持っているみたいです。さらに、今秋以降、いままで以上にアクティブな活動をしようと考えていると言います。
安藤 |
ひとりで活動する楽しさやつらさってあるの? |
鈴ちゃん |
ひとりで動くのは苦ではないし、スケジュールも柔軟に動けるからラクですね。ただ、バンドの人と一緒にライブをするときは、ちょっと寂しいなと思うことはあります(笑) |
安藤 |
バンドとは違うよね。そういえば、「鈴ちゃんがロックバンドを組む」というウワサを聞いたよ。 |
鈴ちゃん |
そうなんです。浜松を中心に活動する元Lazuliのドラムさんと、DIAL CLOCK NOTEのベースさんと、こんにちわずのギターさんと。皆さんそれ以外のバンドでも活躍されてますね。 |
安藤 |
静岡の音楽事情を知る身としてはかなり豪華なメンツ! ソロはもうやらないの? |
鈴ちゃん |
いや、メインは弾き語りで。バンドでは、ソロだとできない曲をやります。 |
安藤 |
そうなんだ。鈴ちゃんの今後の目標ってあるの? |
鈴ちゃん |
大きいオーディションに出て、メジャーレーベルから声を掛けられるようになりたいです! |
もしかしたら、ホントに大ブレイクするかも?
鈴ちゃんの路上ライブ&インタビュー中、足を止めて聴いたりCDを買ったりする人がいました。
CDを買っていた女子高生は、「見た目もかわいいし、やっている音楽がかっこいい。私もあんなふうになりたい」と話していました。
「たった数分間でこんなに人を引き付けるなんて、もしかしたらホンモノかも?」と感じます。
鈴ちゃんの路上ライブ旅、鈴が響く。
もしかしたら、あなたが住んでいる町でも演奏しているかも。
偶然出会ったら、足を止めて聴いてみては。