「富士宮アイドル部（仮）」発足！
石田P構想のヒントは福井県に？

オカムラです。

前回お届けした「3776年末ライブレポ」。出演後のメンバーには、2017年を振り返っていただきました。

本記事はこちらの続きです。

前回はあえて取り上げなかったのですが、取材当日、現場にこのようなチラシが置かれていました。1枚もらってみましょう。

 

富士宮アイドル部（仮）！？　第一期生募集！？

こちらは裏面。

左から、

• 沼津の小学生アイドル：さち
• 富士山ご当地アイドル3776：井出ちよの
• 富士山麓アイドルグループMi-Ⅱ：すずな

この3人が参加する！？

これは・・・ドリームチームでは！？　ぶっ飛んだサプライズ！！！

でもこれ・・・一体どういうプロジェクトなんだ・・・？

と、いうことで今回は富士宮アイドル部（仮）の発案者、そして3776プロデューサーである石田彰さんに話を聞きました。

3776の2017年振り返りからスタート！

3776プロデューサー 石田彰さん

オカムラ	まずは2017年の3776の活動で、大変だったこととか、印象的だったことはありますか？
石田	3776に関して・・・難しいな。大変だったことはいっぱいありますからね。
オカムラ	あの・・・富士川楽座の件※とかあったじゃないですか。
石田	あぁー。いや、でもあれはけっこう霞んでますね。
オカムラ	そうですか！
石田	結局、自分の精神的な持ち直し方っていうか、そこだと思うんですよね。まぁ、でも1年通してだったら・・・LINKをやってみたってことですかね。

※富士川楽座の件：3776オフィシャルブログ「3776の地元イベント観覧に関してのお願い」参照 

3776静岡担当 井出ちよのさん

オカムラ	LINKモードを初めてやったときのお客さんの反応は気にされたんですか？　これまでの3776とは一線を画するスタイルになったわけじゃないですか。
石田	お客さんの反応は、もともとそんな気にしてないんですけど。どう反応するのか見てはいますけどね。   昔、3776を始めたころお客さんに「こっちの反応見たほうがいいよ！」って言われたことがあって。お客さんをほったらかしにしてる、と思われていたんでしょうかね。
オカムラ	目立つ活動していると「こうしたほうがいい」って言ってくる人はいますね。
石田	自分も見ることには見ているので。ただ「こうやったらこうなるだろう」って反応を期待することはないかな。しても大体期待外れなんで（笑）
オカムラ	違うんですよ！　期待外れっていうか、毎回いい意味で期待を裏切られてるんですよ！（笑）

3776山梨担当 広瀬愛菜さん

オカムラ	期待を裏切られたといえば、山梨側『天地創造』に、静岡側『富士山の成り立ち概要』と『天地創造』、2曲がLINKするようになったじゃないですか。   これはLINKモードの新しい展開で、曲の組み合わせは1パターンだけじゃない、ひとつの曲にふたつの曲がLINKできるようになったってことでいいんですか？
石田	そうですね。どっちもできるっていう・・・はい。
オカムラ	そのことが明言されないので・・・。
石田	明言もなにも、そのままですね。
オカムラ	そのまま、ですか。
石田	たしかに、ほかの曲とはLINKしないだろうっていうのは、もしかしたら皆さん思っていたかもしれませんね。そこで「ちょっと驚くかな？」っていうのはありましたよ。
オカムラ	実際驚きました。
石田	なので、（ちよのさんと愛菜さんに）「絶対言うな」とは言ってましたけど。
オカムラ	前のインタビューで僕が「3776はいろいろ説明が難しい」って話をしたとき、石田さんが「音楽だから説明しなくても分かるんじゃないですかね」と言ってたんで、そういうことなのかなって思ってました。   今日も、どこまで聞いていいのか考えてるんですけどね。
石田	もう起こってることは別にいくらでも言いますけど（笑）

宮のにぎわい広場あっての富士宮アイドル部（仮）

3776の新本拠地、富士宮市「宮のにぎわい広場」

オカムラ	富士宮アイドル部（仮）、これは石田さんの発案ですか？
石田	う～ん、そこが微妙なところで。発案は発案なんですけど、あそこの広場あってのことなんですよ。
オカムラ	はい、宮のにぎわい広場。
石田	「またあの人がやってる」って思われるのも嫌なんです。宮のにぎわい広場がメインだよっていう。   あの広場をつくったのは自分じゃないし、だから「自分がやってる」と言いたくないところがすごくあって。   たまたまここでやれるようになって、せっかくならこんな企画はどうだろうって。
オカムラ	あくまで宮のにぎわい広場ありきだと。宮のにぎわい広場を活かすため、ってニュアンスですかね。
石田	で、やっぱりこれはもうずっと前から思ってるんですけど、ご当地アイドルがああいう場所でやるのって、絶対グループのほうがいいんですよ。知らない人が見たときにワーッて賑やかなほうが。
オカムラ	たしかに1人でやっているのとグループでやっているのとでは全然印象が違いますね。
石田	それで衣装なんか揃ってたらね。ご当地アイドルって言ったら自分のなかでグループ以外にあり得ないんですよ！　たまたま、いま（3776）はあり得ない形でやっていますけど（笑）
オカムラ	ハハハハハハハ！　石田さん、グループでやりたいっていうのは常々言っていますもんね。3776のLINKモードもグループができなかったからやっていると。
石田	そう。そういうつもりだったんですけど。富士宮アイドル部は3,4人じゃなくて、もっともっと大勢でやれたらなと。
オカムラ	とりあえず、さちさん、井出ちよのさん、すずなさんの3人は参加することが決まってるんですね。
石田	そうですね。声をかけて。
オカムラ	この3人プラス、新しいメンバーを入れてグループとして、ということですか。
石田	はい。あっそうだ、言ってもいいや。これには元ネタがあるんですよ。

元ネタは福井のアイドル「ami〜gas」

オカムラ	えっ！？　元ネタですか？
石田	福井のほうに「ami〜gas（アミーガス）」※っていう・・・。
オカムラ	ami〜gas、分かりますよ！
石田	あっ知ってます？　あれがすごいよかったんですよ。で、びっくりしたのが・・・「せのしすたあ」※は分かります？
オカムラ	分かります！

※ami〜gas：福井県坂井市のショッピングセンター「アル・プラザアミ」を拠点に活動するアイドルグループ。「せのしすたあ」や「マイガールフレンズ（現在は活動休止）」のメンバーが在籍。ami〜gas公式サイトはコチラ。

※せのしすたあ：まお、ゆーたんのふたりからなるami〜gasの派生ユニット。アイドルらしいami〜gasとは対極に、観客を煽り続けたり、フロアに降りパフォーマンスをしたりと、熱量の高い過激なライブをおこなっている。せのしすたあ公式サイトはコチラ。

せのしすたぁ「TOKYO IDOL PROJECT2015」でのパフォーマンス。

石田	せのしすたあは知ってたんですけど、ami〜gasの前知識はなしに福井に行ったんですよ。そこでアイドルのイベントに出られるよう話しをして。
オカムラ	3776の全国行脚のときですね。
石田	ええ、福井のほうに行くから、なにか出られないかなって。そこでami~gasを初めて見たら、せのしすたあのメンバーがいると。   最初は分かんなかったっていうか、「あの凶暴なせのしすたあじゃないよな？」って。一瞬、違う人がやってるのかと思ったんですよ。
オカムラ	せのしすたあのパフォーマンスはすごいですもんね。まおさんとかとくに。
石田	あの「ウワァーッ！」って感じじゃなく、普通にグループアイドルとしてやってて、でもやっぱりまおさんだよなって。あとで「全然人が違うんでびっくりしました」って話したら、「このグループではこうやってやってます」と。   そこで「あっ！　別にグループをちゃんとつくらなくても、いろんなアイドルがメンバーとして集まってればいいんだ」って気が付いて。「3776の井出ちよの！」ってアピールしなくても、スッといれば、グループとして成り立つかもって。それで、あとの2人（さちさんとすずなさん）にも声をかけて。
オカムラ	なるほど〜。
石田	そういうふうにしないと、新しい子が来てもこの子たちに食われるんじゃないですかね。だから、「絶対に食うな！」って感じです。ソロでやりたい！ 目立ちたい！ っていうんじゃなくて、グループでやれる人がいいですね。
オカムラ	ちよのさんは個性的ですけど、グループなら違った一面も見られるかもしれないですよね。
石田	見られたらいいですけどね。「あれ？　あの井出ちよのが？」ってなれば。ちよのは3776の昔の曲（3776がかつてグループだったときの曲）をやりたいって言ってるんで、そういうのができるかもしれないですし。
オカムラ	それは見たいですね〜。

石田	この子たちは食わないから、安心して応募してくれれば（笑）それと、募集をする時点で部員が0より、最初からいたほうが「あっこの歳だったら私もできる！」と思ってくれるかなと。
オカムラ	この3人はいい例になってますよね。
石田	そうそうそう。ちょうどいいなと思って。富士宮アイドル部って書いてあるけど、出身が富士宮じゃなくても、市外在住でもいいんだ、と。ほかには、本名じゃなくてもできるとか。
オカムラ	さちさんは小学生で、ちよのさんは高校生で、すずなさんは社会人で、っていうのも。
石田	そうです。要するに活動の形式は「TEAM-MⅡ（チームエムツー）」※のときと同じですね。
オカムラ	いや〜、めちゃくちゃ楽しみです！

※TEAM-MⅡ：富士宮市の市制70周年事業として結成された、3776の前身グループ。活動期間2012年6月 – 2013年3月。

富士宮アイドル部（仮）第一期生の募集は2月末まで！

アイドル業界からも一目置かれる石田さんプロデュースのもと、それぞれ抜群のアイドル性をもつ、さちさん、ちよのさん、すずなさんと同じグループで活動できる恵まれた環境。

「アイドルをやってみたい！」という方にとって、富士宮アイドル部（仮）は絶好のチャンスです。レッスン代無料ですし。

富士宮からローカルアイドルの歴史に新たな１ページが刻まれるかと思うと、楽しみで仕方がありません。この記事が少しでも富士宮アイドル部（仮）の宣伝になれば幸いです。

※富士宮アイドル部（仮）の詳細＆応募はコチラから。 富士宮アイドル部（仮）Twitterアカウントのフォローも忘れずに！

3776とMi-Ⅱのコト