
株式会社エストリンクス代表取締役。2012年、htmlコーダーや業界紙の新聞記者を経てWEBライティング専門の記事作成代行・エストリンクスを創業。クラウドワークス様でのウェビナーなど、SEOやコンテンツマーケティングに関する講演実績多数の上級ウェブ解析士。
記事作成の料金相場を調べると、文字単価換算で0.5~10円と費用感はまちまちです。
単純に記事作成にかかる価格だけを比較すると、できる限り料金が安いほうを選びたくなります。しかし、支払う費用に対して高品質な記事を望むならどこに依頼してもいいわけではありません。
この記事では、
これらのポイントから、どういう風に依頼すると費用を抑えられて、費用対効果が合うのかを紹介します。
今回はSEOやコンテンツマーケティング用の記事作成を依頼したい方に向け、本当の意味で格安に記事を外注する秘訣を紹介します。
記事の種類によって料金相場は異なります。まずは目安となる料金表をご覧ください。
項目 |
文字単価 |
コラム記事(個人) |
0.5~5円 |
コラム記事(法人) |
1~10円 |
リライト(個人) |
0.3~5円 |
リライト(法人) |
1~10円 |
インタビュー記事(個人) |
5~15円 (1記事10,000~30,000円程度) |
インタビュー記事(法人) |
10~30円 (1記事20,000~60,000円程度) |
インタビューの原稿料の場合、文字単価ではなく記事単価になることも珍しくありません。取材工数がかかるため、執筆する文字数だけでは計算しにくいからです。
また、リライトという言葉は非常にややこしいので依頼側も注意しましょう。
原文の意味を変えず、同時に新しい情報を加筆したり媒体に合わせて情報を書き直したりと、SEO用に書き直すリライトがあります。この場合、ライターに文章力やリサーチ力が求められるため、文字単価は高くなることが多いです。
一方、WEBライティング業界では、競合サイトのコピーコンテンツにならないように書き換える意味合いのリライトという言葉も使われてきました。料金は安く済みますが、記事構成などが競合と同じでも最近のSEOでは効果的ではありません。
関連記事:文章のリライトとは?SEOで効果を高める記事作成のテクニック
まずは、SEO用に依頼するコラム記事作成の外注費の相場をまとめました。取材記事の場合は料金体系が異なりますがご了承ください。
|
文字単価 |
特徴 |
個人ライター(直接契約) |
0.5~5円 |
・コミュニケーションが取りやすい ・価格が安い ・継続取引がしやすい |
クラウドソーシング |
0.5~5円(手数料あり) |
・コミュニケーションが取りやすい ・価格が安い ・事前に評価がわかる |
記事作成会社 |
1~10円 |
・大量の記事作成を依頼しやすい ・校閲や検品を任せられる ・SEOに強い(会社による) |
WEBマーケティング会社 |
施策による |
・施策提案の質が高い ・総合戦略が提案できる ・SEOに強い |
個人ライターさんと直接契約するときの文字単価の相場は0.5~5円です。
WEBライター初心者や被リンク用のサイト記事を執筆する人は文字単価0.5円前後で引き受けている例が多く見られます。一方、資格や独自の経験などの専門性があり著者名を開示できる人は文字単価5円、あるいはそれ以上という方もいました。
ディレクターや編集者がいない分、ライターと直接契約するのが一番コストは安いです。ただし、自分で一人ひとりに発注したり記事をチェックしたりする手間が生じることは理解しておきましょう。
ランサーズやクラウドワークスなど、クラウドソーシングでライターさんと契約するときの文字単価の相場も0.5~5円です。
基本的に、個人ライターさんと直接契約する方法とメリットは変わりません。クラウドソーシングだと仲介手数料はかかりますが、事前に評価がわかったり仮払いができたりするため、発注者・受注者双方が利用しやすい点が大きな違いです。
記事作成会社の価格相場は文字単価1~10円と幅広いです。案件の幅が広すぎるため、少しカテゴライズしてみました。
だいたいの品質・値段設定の目安ですが、これまでに聞いた他社さんの情報も交えると
上記の価格帯で引き受けている会社さんが多いように感じます。
SEOに求められる品質が上がっている背景があるため、コンテンツ制作費も年々高騰しています。オリジナルの画像・イラスト作成ができるか、編集装飾にも対応しているかなど、事前に確認するとよいでしょう。
関連記事:コンテンツマーケティングとは?意味・目的・手法を創業9年のコンテンツ制作会社が徹底解説
WEBマーケティング会社に依頼するときの相場は施策による、というのが正直なところです。
大手のSEO会社さんだと文字単価15~20円前後でお引き受けしている例もあると聞きます。また、1記事あたり限られた予算で記事を作成するため、文字単価ではなく1記事10,000円、1記事20,000円という価格の中で予算を組む企業さんもいました。
年々難しくなっていますが、大手サイトの強力なドメインを活かしたSEO施策だと、記事品質がそれなりでも上位表示できる場合があります。たとえば、アフィリエイトメディアの場合、ブランディングはそこまで優先しません。その場合、意外と費用を掛けずに記事作成ができます。
当社もお客様のご予算や施策内容から逆算し、記事作成を承ることがあります。まずはお気軽にご要望をお聞かせください。
記事を外注する前に料金が変わるポイントを押さえておきましょう。
このあとご説明しますが、格安記事作成代行サービスを見つけるヒントにしてください。
まずは記事作成を依頼する目的を明確にすると、だいたいの価格帯が明確になります。
たとえばコンテンツマーケティングやSEOと言っても、
と、さまざまな目的が考えられます。
インタビュー記事作成なら文字単価10~15円は相場から見て自然な価格帯です。一方、バックリンクなら0.5円以下で作成できる会社もあります。
まずはどんな会社あるいは個人ライターの方に、なぜ依頼するのか、目的を明確にしましょう。
記事作成を依頼する目的が決まったらどんな仕事を任せたいか決めましょう。
ライターさんが書いた原稿をWordファイルで納品するだけなら、ライターさんへの発注原価と管理費用程度で対応できます。
しかし、SEO視点での企画やアップロード、記事品質のチェックまで対応するなら、その分の工数が増えます。また、企業様によってはブランディング効果を考え、表記や表現について厳しくチェックする必要があるかもしれません。このあたりも価格に影響しやすいです。
自社にSEOディレクターや作業スタッフがいる場合、「執筆だけしてくれればよい」というケースもあるかもしれません。この場合、直接契約またはクラウドソーシングで個人ライターさんを探すほうが費用は安いです。
価格が大きく変わるポイントなので事前に考えておきましょう。
依頼する会社の規模や実績、地域により、記事作成の相場は変わりやすいです。
当然ですが、大企業になればなるほど、都会になればなるほど、同じ品質の記事を作るための人件費は高くなります。仮に執筆するライターさんが地方在住だとしても、記事作成会社のディレクターやバックオフィス人員の給料は、東京あるいは都会の相場というケースは少なくありません。
ただし、都内企業さんの内情を見ると、WEBマーケティング会社やSEO会社さんが記事作成まで請け負うケースもあります。その分、社内にノウハウが貯まっていることも多いです。仮に費用が割高でも施策の効果が期待できるなら、依頼したときの費用対効果は折り合うでしょう。
格安(品質に対して値段が安い)な記事作成代行会社を選ぶポイントは、
上記の3つです。なぜ、これらのポイントが重要なのかを説明します。
まずは、SEOやコンテンツマーケティングの施策に理解がある記事作成会社を選びましょう。
SEOやコンテンツマーケティングに理解がない記事作成会社もいます。指定された記事を均一な品質で作成することが制作サイドの主な役割だからです。
恥ずかしながら、実は創業当初の2012年、当社は要求通りに記事を作る制作会社でした。時代と言えばそれまでですが、被リンク専門の記事作成代行サービスをしていたためです。WEBに対する知識が薄いフリーライターでしたが、自社サイトでキーワード「記事作成」1位を獲得し、徐々にSEOに意識が向くようになりました。
格安で記事作成を依頼するなら実績開示できる案件がある会社を選んでください。記事品質やSEOの成果がわかりやすいだけでなく、「どのような記事を作っているか?」がわかるからです。
まず、いまのSEOにおいて従来のgoogleハック思考(大量の自作自演リンクやコンテンツ量産)で記事を作っても簡単には上位表示できません。Googleが高精度で記事に対するユーザーの反応を評価できるようになったからです。
2021年現在、SEOはWEBマーケティング施策の一環という考えで取り組む必要があります。制作視点しか持っていない記事作成会社だと、思うような記事を提供できないケースも増えてきました。
2017年以降、自分たちでSEOメディアを運営する中で「いかにユーザー行動を喚起させるか?」という視点を持つようになり、コンテンツマーケティングの発想で品質改善に取り組むようになりました。その結果、事業会社様を中心に上位表示事例が増え、ご満足いただける事例が増えています。
施策事例:オデットウェブコンテンツ株式会社様『カメラ 買取 比較』3位
施策事例:株式会社Regalo様『BASE ショップ検索』3位
「アフィリエイトサイトだから順位が上がらない」というわけではありません。近年のSEOに求められるサイトオーナーの実在の証明のしやすさは、事業会社に比べると不利になりがちです。しかし、ユーザーの意思決定を促せる品質の記事は上位表示を後押しします。当社では価格以上の記事品質を目指し、ユーザーの意思決定を促す記事作成を心がけています。
社内でSEO・記事作成に取り組む体制が不十分なら、WEBマーケティング会社かSEOに強い記事作成会社へ依頼しましょう。
いまのSEOは施策難易度が高く「とりあえず記事を依頼」だと成果が出にくく、SEOの知識がない個人ライターに依頼しても費用対効果が悪くなるからです。
そこで、WEBマーケティング会社と記事作成会社をもう少し詳しく比較しました。「どちらの価格が安いか?」だけで比較すると失敗することが多いです。予算の範囲内で最適なほうを選ぶようにしてください。
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費用 |
特徴 |
WEBマーケティング会社 |
施策による |
・WEBマーケティングと連動した施策になる ・解析領域にも強い |
記事作成会社 |
1~10円/文字 |
・大量作成に強い ・制作経験が豊富 |
エストリンクス |
5円~/文字※ |
・自社提案でSEO実績がある ・新聞記者経験者が代表 ・複数名のウェブ解析士が在籍 |
※一般的なSEOライティング。有資格者のライターをご指定の際は10円/文字~お引き受けしております。ちなみに、社内にウェブ解析士が複数名いるため、マーケティング系のコラム執筆も得意です。
当社は、専門性が高い案件を除くと、執筆・チェックについて文字単価5円でご依頼いただく案件が多いです。
なお、SEOで上位表示実績率平均30%の企画制作が可能です(1記事10,000円~承っています)。
記事作成の領域を中心に創業から9年間、コンテンツマーケティングに取り組んできました。SEOやSNSの領域において、コンテンツ制作だけでなく解析・運用経験もあります。
当社は、コストパフォーマンスが高い記事作成会社だと自負しています。「記事を作る」専門領域に加え、解析・運用を通じた施策の成果事例もあるからです。
SEOやコンテンツマーケティングに使う記事作成は、効果測定が容易な分、費用対効果の有無もわかりやすいです。
上位表示やSNSでの拡散と、ページビュー増加・コンバージョン獲得により初めて施策としての効果を発揮します。
本当に費用対効果が合うかを考え、貴社の施策目的に近い成果事例があり、意思疎通ができる会社へ記事作成を依頼することをおすすめします。
エストリンクスは、自社提案のSEOメディアで上位表示の実績事例もある記事作成会社です。静岡に本社があるためか、これまでに「都内企業に比べて低価格で記事作成ができた」というお声もいただきました。格安の記事作成代行会社をお探しの企業様はお気軽にお問い合わせください。
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