
ライティングにおいて、質を追求すると時間がかかるのは必然のこと。しかし、時間は有限なので、できれば質を下げずにライティングスピードを上げたい。そう思うのも必然のことです。ただ簡単にいかないのが現実で、特に慣れないうちは自分でも信じられないくらい、膨大な時間がかかってしまうこともよくあります。
今回はそんなWEBライターの皆様のために、WEBライティングにおけるコツ10選をご紹介します。一貫するテーマとして、「質を下げずにスピードを上げるには?」を設けました。なので、質とスピードの両方の視点をもって、コツ10選をご紹介したいと思います。
「「伝え方が9割」にWEBライターが学ぶ3つのこと」でもお伝えしましたが、WEBライティングは学ぶことができます。微力ながら、本記事が皆様のライティングを良くする学びにつながれば幸いです。
Contents
まずはライティングの時間を設定します。この工程で何が大事かと言うと、時間を設定することで時間を厳守することでも、切迫感を出すことでもありません。単純に「時間を意識する」ことです。
WEBライターになりはじめの頃は、書きたいことを頭の中でうまく整理できず、ずいぶんと時間を書けてライティングしたはいいものの、読み返すと伝えたいことが意味不明・・・なんてことも、よくあります。
振り返ってみると、自分がどのくらいの時間をかけてライティングしたのかもわからず、ただ長時間の徒労が水の泡になってしまう。それは虚しいですね。
時間がかかることは、問題ではないと思います。まずは時間を設定することで、時間を意識する。そしてすこしずつ時間感覚を養っていくことが、大事です。そうすれば、だいたい何文字くらいのライティングであれば、このくらいの時間がかかる・・・とわかるようになり、自然とスピードが上がっていきます。
WordPressでライティングをすることを前提としました。(Wordやテキストエディタを使う方は、その限りではありません。ご了承くださいませ。)
WordPressには近年、集中執筆モードなるものが設けられました。画面から余計なUIが消えて、シンプルな画面になります。まさにこのような画面です。
最終的に、原稿は管理画面上でアップロードするので、最初から管理画面でライティングするのは効率が良いです。他のツールでライティングしたものを、コピーしてペーストする時間はわずかですが、何本も原稿をライティングすることを考えると、すこしでもスピードを早めた方が良いでしょう。自分が管理者でない場合は、「寄稿者」の権限をもらってライティング環境をつくることも大事です。(当然、管理者との円滑なコミュニケーションや信頼関係が前提です)
※Wordpressの権限については、こちらの記事が参考になります。「管理者、編集者、投稿者、寄稿者、購読者の違い」ーAdminWeb
コンテンツマーケティングでは、一記事ごとに、「誰に?」「何を伝える?」を設定することが重要だと、以前「コンテンツマーケティング失敗事例ありがち18選」で述べました。
ライティングにおいて、設定した「誰に?」「何を伝える?」をぶらさないことは、やはり重要です。書いている最中も忘れないように、備忘録として冒頭に書いておきましょう。スピードを上げるというより、質を下げないためのコツとして、実行してみてください。(もちろん、この文章は、最後に清書する際に消します。)
では、いざライティングスタート・・・といきたいところですが、いきなり書きはじめるのは危険です。この状態では、書きたいことが整理できていません。遠回りのようですが、スピードを上げるためには、見出しを先につくるのがコツです。
見出しは、いわば道標です。全体の構成を道標でもって俯瞰することができるので、ライティングを進めても、道に迷うことはないでしょう。
見出しをつくったら、一度プレビュー画面を見てみるのも良いでしょう。先ほど冒頭に書いた「誰に?」「何を伝える?」と、見出しを見比べて、読み手にとって価値がある記事になりそうか?といった点を、ぜひ客観的にチェックしてみてください。
それではやっとライティングをスタートします。ただ、この時点でも、一気に書きはじめるようなことは、おすすめできません。ライティングを進めるにあたり、各見出しの下に、書きたいことを箇条書きでライティングするのがコツです。
言葉づかいや、言い回しは無視して、まず各見出しの結論を書きます。そして、その結論を補強する文章を箇条書きで書くのです。イメージとしては、「リンゴはおいしい」を結論とするなら、その文章の下に「赤くて見た目もいい」「香りがいい」「甘くて優しい味がする」といった文章を、箇条書きでライティングしておきます。この一手間により、ある一定の質を担保することにもつながります。
つづいて箇条書きした内容を、ラフに書き起こしていきます。この時点では、書きたい内容はだいぶ整理されているはずです。ただ、ここでも言葉づかいや言い回しを気にせずに、ライティングすることがコツです。
自分の言葉でライティングするのが、一番スピードが早いはずです。あとで清書するので、何も気にせず一気にライティングしてみましょう。
一気に最後までライティングを完了させたら、最後にゆっくりと時間をかけて、言葉づかいや言い回しをチェックしていきます。
冒頭に述べた内容が、あとにつづく文章で意味を変えていないか?文章の前半と後半で、内容が矛盾していないか?など、ここは1人の読み手になって、客観的に文章を読むことがコツです。
(ちなみにライティングのチェックツールは、たくさんあります。いくつか実際に使ってみて、自分に合ったものを使うのが良いでしょう。「WEBライターにおすすめの文章作成ツール23選|無料版のみ!」にまとめているので、何か良いツールが見つかるかもしれません。)
WEBライティングにおいて、読みやすい記事には、必ず適切な位置に画像が挿入されています。ただライティングの工程において、画像は最後に挿入するのがコツです。
理由としては、画像の挿入の工程とライティングの工程を分けることで、効率を上げ、スピードを上げるためです。
画像まで挿入できたら、完成まであと一歩です。ここまできたらプレビュー画面を見ながら、最後の調整に入ります。プレビュー画面で調整したいのは、主に画像の位置・改行です。(誤字脱字は、すでに発見済みの想定)
実際にスクロールしてみて、画像の位置が読み手にとって心地良いかどうか?改行は、なるべく文章の右下で行われていて、読み手の視線をあちらこちらに移動させない心づかいができているか?といった点をチェックします。これも、大事なコツの1つです。
これが最後のコツですが、必ずダブルチェックしましょう。もしチームでライティングを行っているなら、自分以外の人がダブルチェックをするのが、良いでしょう。
忘れがちなチェックポイントとしては、パーマリンクを設定したか、タグを設定したか、メタディスクリプションを設定したか?といった点です。もちろんライティングの環境によって、記事を書くだけでよい場合もありますが、その場合は、記事の内容をダブルチェックしましょう。
ここまで「質を下げずにスピードを上げるには?」といった視点で、ライティングのコツ10選をご紹介しました。皆様が当たり前のように実行しているものもあれば、初耳のものも、あったのではないでしょうか?
どれも筆者がライティングをつづける中で感じたコツなので、必ずしも正解とは限りません。大事なことは、皆様が独自のライティングのコツを見つけていくことです。ただ今回、ご紹介したコツがすこしでも参考になれば、筆者冥利につきます。ご一読、誠にありがとうございました。
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