
webライティングで「記事を速く書けるようになりたい」と思ったら、タイピングのスピードを上げるのもひとつの方法です。ひたすら記事を書いているだけでもタイピングは速くなっていくのですが、せっかくなら自分のレベルを把握しながら練習に取り組みたいですよね。今回は無料で使えるタイピング練習ゲームを9つ紹介します。
Contents
e-typingは、タイピング練習ゲームの中では最も有名なもののひとつです。筆者もパソコンに触りたての時に、とてもお世話になりました。「今日は指の調子がいいかもしれない」と感じたときは、いまだに腕試しをしています。
プレイ画面はこちら。
キーの位置と、どの指で押せばいいかを1文字ずつ指定してくれるので、ブラインドタッチの練習に役立ちます(上の画像では「R」のキーを左手人差し指で押せと指示しています)。
用意されたお題をすべて入力し終えると、スコア・ランク・正答率などを表にしてくれます。ランクが上がっていくのが素直にうれしい。
また、スコアごとに割り振られるランクは以下のようになっています。
Good! 以上のランクの表記がありませんが、ニコニコ大百科によれば全貌は以下のようになっているようです。参考程度に。
800~ Joker
750~799 Godhand
700~749 Jedi
650~699 Tatujin
600~649 Rocket
550~599 Meijin
500~549 EddieVH
450~499 LaserBeam
400~449 Professor
375~399 Comet
350~374 Ninja
325~349 Thunder
300~324 Fast
277~299 Good!
260~276 S
243~259 A+
226~242 A
209~225 A-
192~208 B+
175~191 B
158~174 B-
141~157 C+
124~140 C
107~123 C-
90~106 D+
73~89 D
56~72 D-
39~55 E+
22~38 E
~21 E-
出典元:e-typingとは (イータイピングとは) [単語記事] |ニコニコ大百科
http://dic.nicovideo.jp/d/html/tos/
テーマは、なぞなぞから日本国憲法まで、かなり幅広くそろっています。長文も短文もテンキーの練習もできますよ。
また、タイピング技能検定の模擬試験を受けることも可能です。
試しに3級に挑戦してみたところ見事合格圏内となりました。
ハハハハハ! たやすい!!(ちなみにこの直前に2級で落ちています)
〇特徴
・テーマが幅広く、自分が苦手な部分をピンポイントで鍛えられる
・ランクがかなり上まで設定されているので、初心者から超上級者まで楽しめる
・ブラインドタッチを鍛えられる
http://neutralx0.net/type01.html
Easyタイピングは、表示される問題数・文字数・背景等を指定できるタイピング練習ゲームです。これらはトップの画面で一括で選択できます。
プレイ画面はこちら。
10文字以上の指定にすると文章、9文字以下の場合は単語が多いようです。
すべて入力し終わった後は、総タイプ数・所要時間・平均タイプ数・ミスタイプ数を確認できます。お題による1問当たりの文字数がほとんど変わらないので、「毎日同じ条件で練習したい」という人にはぴったりなゲームです。
〇特徴
・文字数や問題数が指定できる
・テーマが統一されていないのでいろいろなジャンルのお題がでる
・右上の残り問題数が何気に親切
http://typing.sakura.ne.jp/sushida/
寿司打は、上記の2つよりもゲーム感が強いタイピング練習ゲームです。回転寿司で流れてくるお寿司がフレームアウトするまでにお題を入力できれば、お皿をとれる(ポイントを獲得できる)という設定になっています。
まず、3,000円・5,000円・10,000とレベルごとに用意されたステージを選択します。流れてくるお皿ごとに「100円」「200円」と値段が決められていて、時間内に獲得できた金額でタイピングレベルをはかります。
最終的にいくら分のお寿司を食べられたか、コースで支払った金額から、いくら分お得(または損)だったか教えてくれます。
〇特徴
・ゲーム性が高いので、遊びながらタイプの腕を鍛えられる
・タイピングに合わせて出る効果音と皿をとった時の効果音が癖になる
・お皿が流れて行ってしまうのが目に見えるので「早く打たなきゃ」という気分になる
http://neutralx0.net/sarada/play.html
皿打も寿司打と同じでゲーム感が強いタイピングゲームです。画面上の料理を小人さんが奪おうとするので、タイピングで撃退して料理を守るという設定です。
寿司打と違うのは、入力するお題が複数一気に表示されること。こっちではベーコンが盗られそうで、あっちでは目玉焼きが盗られそうという状況がずっと続くので、息つく間もなくタイピングし続けなければいけません。
制限時間まで食べ物を守り切れればステージクリアです。
「Easy」「normal」「hard」「special」 と4段階の難易度があるのですが、「special」はめちゃくちゃ難しいです。小人さんの数とスピードが圧倒的に多く、焦るのでミスも多くなります。筆者は一切クリアできる気がしませんでした。
〇特徴
・ゲーム性が高いので遊びながら鍛えられる
・短文や単語のお題がほとんど
・クリアには、タイピング速度と併せて戦略も必要
http://manabi.benesse.ne.jp/gakushu/typing/nihongonyuryoku.html
P検とマナビジョンが提供しているタイピング練習ゲームです。プレイ画面はe-typingと似たつくりになっています。
図のような文章問題も扱っていますが、ホームポジションの練習をするためにアルファベット1文字ずつで問題を出してくれるものもあります。
そのほかにも英語のお題や国語問題・英語問題・モラルパソコン用語など、タイピングをしながら別分野のことを勉強できる教材も用意されています。
すべて打ち終わった後は、入力文字数・正タイプ数・誤タイプ数、またそれぞれの比率を教えてくれます。細かく数値を出してくれるのはうれしいですね。
〇特徴
・試験時間は1分~5分から自分で選べる
・教材が豊富なので、自分のタイピング能力に合わせて練習できる
・UIがきれいで見やすく使いやすい
http://azby.fmworld.net/usage/lesson/keyboard/typing/
実践!タッチタイピングは、富士通のホームページに設けられているタイピング練習ゲームです。プレイ画面やスコアなどはe-typingと全く同じですが、富士通独自のテーマを扱っているのが特徴。
パソコンに関する基礎知識や、パソコンの使用に際する注意事項がお題の「富士通パソコンタイピング」というテーマがあります。上の画像のようなパソコンに関する知識が出題されます。
入力を終えたらe-typingと同じ画面でスコアが表示されます。
〇特徴
・e-typingと同じ使用感
・タイピングしながらパソコンに関する基礎知識を得られる
http://neutral.x0.com/home/ghost/index6.html
Ghost Typingは、ランキング上位のデータとタイピングスピードを競えるゲームです。
上の画像は、ランキング1位のデータと競ったときのキャプチャで、青い丸が打ち終わったお題の数です。私が「ベストヒット」と打つ間に、相手のゴッドくんは7問も打ち終えています。速すぎて引きました。
終了後はこのように、タイピングのデータも表示してくれます。それほど遅すぎるというわけでもなかったと思いますが、ゴッドくんが強すぎました。
e-typingでAランクくらいの実力の人は、1000位~2000位くらいのゴーストと競うといい勝負になると思います。
〇特徴
・目標のスピードが目に見えるのでモチベーションが上がる
・リアルタイムで競う感覚のおかげで緊張感がある
http://neutralx0.net/yorumori/
夜の森タイピングは、ストーリー重視のタイピングゲームです。散歩中にはぐれた愛犬を探すため、お化けが出るという森に入っていくストーリーです。
夜の森タイピングでは、選択肢をすべて打ち込まなければ先へ進めない仕様になっています(上画像)。
また行く手を阻む動物や虫も、タイピングで撃退する仕様になっています(上画像)。難易度は選べますが、それほど難しくなく、まずタイピングに慣れようという段階の方におすすめなゲームです。
〇特徴
・ストーリー重視のタイピングゲーム
・難易度が低いので初心者にピッタリ
・絵がそれほど怖くないのでホラー系がダメな人でも多分大丈夫
http://www.vector.co.jp/download/file/win95/edu/fh400643.html
Ozawa-Kenは、今回紹介した中では唯一のダウンロードコンテンツです。基本は格闘ゲームを模したゲーム性になっています。
このようにビジュアルはかなり作りこまれていて、何回かお題をクリアしていくとコンボチャンスなども発生します。
終了後の画面はこの通り。スコアも細かく出してくれています。また、格闘ゲームだけでなく瓦割りゲームや「BOAD」というゲームも収録されています。
※BOAD
こちらは単語や文ではなく、アルファベットを打ち込む初心者向けのゲームのようです。
ひとつ残念なのが、ローマ字の互換性がないことです。「し」は「shi」と入力しなければ判定されませんし、「つ」も必ず「tsu」と入力しなければいけません。「zi」と「ji」、「hu」と「fu」なども互換性はなく、表示されたアルファベットを正しく入力する必要があります。
すでにタイピングに慣れてきている方は、ミスタイプ判定されてしまって思うようにスコアが伸びないことも多くなると思うので、ガッツリ実力を鍛えるというよりも、初級~中級の方がゲーム感覚で遊ぶのがおすすめです。
〇特徴
・ビジュアルは一番ゲームらしい
・ローマ字の互換性がない
・初心者~中級者が楽しくタイピング練習に取り組むのに最適
タイピングの実力を伸ばすなら、ちょっとずつでも毎日取り組むのがおすすめです。できるだけキーボードを見ずに、ミスなく入力することを心掛けると、スピードアップに効果的ですよ!
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