
突然ですが、御社は10年後のビジネスことを考えていますか?
『華僑商法100カ条』という本に、「華僑はビジネスを10年単位で考える」と書いてありふと気づきました。オウンドメディアも長期的な視点から大局的にビジネスを考えるという意味では、このとおりであります。
ちなみに華僑とは、中国本土から世界各国に移住した人々を指します。正確な数字はわからず、世界に約2,000万人とも、5,000万人いるとも言われ、ビジネスで成功する人が多いのも特徴です。
華僑の人々にとって住む場所は母国ではありませんでした。ビジネスをするにしても勝手がちがうため、目先の利益だけに集中しても一喜一憂するだけです。つまり、結果はすぐにはついてこない。
だからきっと、10年単位という長期的な視点に立ってビジネスを考えたのでしょう。
成果が出るまで粘り強くビジネスを継続させて、長期的に大きな資産を作っていくためには、10年単位でビジネスを考える必要があったのかもしれません。
さてコンテンツマーケティングのメリット・デメリットをご紹介した際にもすこし触れましたが、ここ10年でPPC広告のクリック率は下がり、結果的にCPA(1顧客あたりのCV単価)は上がり続けています。
決して煽るわけではありませんが、ユーザーがPPC広告に慣れてしまい、クリック率が下がり続けていることは想像に難くないと思います。
たとえばそれは、ネイティブ広告が注目されていることからも理解できます。
今後、顧客に自社の商品・サービスを「認知~興味関心~理解~購入」していただくためには、PPC広告に完全に依存してしまうリスクは考えられます。
2年後、3年後は良いでしょう。
ただ10年単位でビジネスを考えた場合、継続的にアクセスを集める(半永久的に資産となる)コンテンツに先行投資していく必要はあるはずです。
そして、ビジネスを長期的に考えてオウンドメディアを開始するなら、なおさら良質なコンテンツとオウンドメディアの運用力が必要になってくるでしょう。
業種・業界によって一概には言えませんが、華僑の人々にならって10年単位でビジネスを考えると、オウンドメディアの戦略もまた違って見えてきませんか?
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