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2020.12.30

客観的な文章とは?客観性のある文例と記事作成テクニック

COLUMN

- 2020.12.30 - 記事作成

客観的な文章とは?客観性のある文例と記事作成テクニック

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レギュレーションに「客観的な事実を記載してください」と書かれていることは多いと思います。このレギュレーションに対して、どのようにライティングすればよいか解説します。

客観的な文章とは

「客観的」は、以下のように語訳されています。

きゃっかん‐てき〔キヤククワン‐〕【客観的】
[形動]
1 主観または主体を離れて独立に存在するさま。⇔主観的。
2 特定の立場にとらわれず、物事を見たり考えたりするさま。「客観的な意見」「客観的に描写する」⇔主観的。

出典元:コトバンク
https://kotobank.jp/word/%E5%AE%A2%E8%A6%B3%E7%9A%84-476209

例えば、化粧品の紹介をする時、客観と主観では以下のような違いが生まれます。

客観

「累計○本売れている」「○○という成分が配合されている」「○○ランキングで1位を獲得している」

主観

「肌にいい」「若返るのでおすすめ」「他の化粧品より断然いい」

データに基づく事実は客観、事実に対して自分が思ったことは主観、とも言えるかもしれません。

「客観的な事実」だけでは文章はかけない

ということは、「客観的な事実を記載してください」というレギュレーションがある場合、「データをまとめた記事にすれば良い」ということになります。しかし、客観的な事実だけで文章を書くのは非常に難しいのです。文章にならない、文字数を埋められない、という状況に陥りやすくなります。

データだけで固めた文章は、羅列になりやすく、ひとつの記事としてまとまりがなくなってしまうこともしばしば。

例えば上記の化粧品について、データだけで書いてみましょう。

データを用いた例文

Aは、○○株式会社が販売している化粧品です。自然由来の成分のみで作られています。これまでに100万本販売されています。ECサイトの販売ランキングで1位を獲得したことがあります。○○株式会社の商品の中でも売上TOP5に入ります。

「ただ事実を羅列しているだけ」といった文章になってしまっています。これは、データをしっかり参照しているもののオリジナリティがなく、「いい記事」とは言い難いものです。また、データだけを羅列する記事は、コピーコンテンツになりやすいというリスクもあります。

客観的かつ魅力的な文章を書くためには

客観的で良い記事を書くためには、以下の3つを意識してみましょう。

・事実から考えられる事柄
・複数の事実の紐づけ
・事実の深掘り

例えば先程の文章も、この3つを加えることで、オリジナリティが出てきます。

例文
  • Aは、○○株式会社が販売している化粧品です。自然由来の成分のみで作られているので、オーガニック志向の方も安心して利用できるでしょう
  • ○○株式会社はこれまで自然由来のみの製品を複数発表してきましたが、Aは過去の製品よりも肌にやさしいと口コミで話題になっています。
  • Aは、これまでに100万本販売されており、○○株式会社の商品の中でも売上TOP5に入るほどの売れ筋商品です。ECサイトの販売ランキングでは1位を獲得したこともあります。

部分ごとに解説していきます。

オーガニック志向の方も安心して利用できるでしょう。
⇒「自然由来の成分のみで作られている」という事実から考えられる事柄

○○株式会社はこれまで自然由来のみの製品を複数発表してきましたが、Aは過去の製品よりも肌にやさしいと口コミで話題になっています。(裏付け必須)
⇒○○株式会社の過去の実績を焦点に、事実を深掘りしている

Aは、これまでに100万本販売されており、○○株式会社の商品の中でも売上TOP5に入るほどの売れ筋商品です。
⇒「100万本販売されている」「○○株式会社の商品の中でも売上TOP5に入る」を、「売上」という軸で紐づけ

売れ筋商品
⇒「たくさん売れている」という事実から考えられる事柄

どうでしょうか?データのみをまとめた文章より、イキイキした印象になっていると思います。
事実をどのように捉えるか、事実をどの方向に掘り進めるかを意識すれば、裏付けのある良い記事が書けるようになります。是非「事実から考えられる事柄」「複数の事実の紐づけ」「事実の深掘り」この3つを実践してみてください。

※補足
実際のところ、記事における主観と客観は明確な線引きが難しい部分です。もちろん、用語集の作成など「主観完全NG」という案件もあり、主観か客観か曖昧な表現は控えた方がよいでしょう。

その他の客観性を保つテクニック

上記の他にも「少し意識すれば客観的な内容になる」という点がいくつかあります。

論拠や比較対象を示す

物事の善し悪しや、高低などを表現する時に、論拠や比較対象がないと「執筆者が良いと思った」「執筆者が低いと思った」ということになってしまいます。逆に論拠や比較対象がしっかり記載されているだけで、客観的な内容になります。

×「この山は高い」

○「この山は日本で三番目に高い」

×「今日は気温が低い」

○「今日は昨日に比べて気温が低い」

×「この商品は人気だ」

○「今日は昨日に比べて気温が低い」

客観性を損なう文章表現

すべての記事で客観性を問われるわけではありません。しかし、客観性についてあらかじめ理解しておくと仕様について考えやすくなります。

数値化できない感覚的な表現

「美しい」「高い」など、執筆者の感覚に左右される表現は極力控えます。使用する場合は、自分が美しいと思った」ではなく「みんなが美しいと言っている」という意味合いを加えます。権威のあるソースを引用できればより客観性が強くなります。

×「美しい景観」

△「美しいと言われている景観」
△「美しいとみんなから評価されている景観」
○「世界の美しい街100選に選ばれた景観」

×「高級な食事」

○「○万円の食事」

「腹が立つ」「嬉しい」「悲しい」「楽しい」などの感情表現も感覚に依存するので、使用は控えます。上記よりも客観性を出すのが難しいため、似た意味になる事実、もしくはその感情に至った事実を押しだす形の文に変更し、主観的なニュアンスを弱めます。

×「先方の対応に腹が立つ」

○「先方の対応は適切ではないと考えられる」

×「あのフェスは楽しい」

○「あのフェスは、ジャンルにこだわらずバンドを集めているので、いろいろな嗜好の人が楽しめるだろう

誇張表現や四文字熟語

誇張表現には、「猫の額ほどの庭」「雲をつくばかりの大男」などいろいろあります。誇張表現は記事を盛り上げたり、面白く見せたりするのには効果的ですが、多くの場合主観的なニュアンスが含まれています。説明文を執筆する場合は控えるのが無難です。
また、四文字熟語も誇張表現と同様に控えるのが良いでしょう。四文字熟語は主観的なニュアンスが入るだけでなく、文章のクセが強くなってしまうというデメリットもあります。

「思う」「考える」などの文末

「思う」「考える」は、「私は思う」「私は考える」となる場合、主観表現となります。「と言われている」「考えられている」などの文末に差し替えましょう。

断定表現や強い表現

「断言する」「不可能」「断じて」など、断定表現や強い表現にも、執筆者の主観や感情が含まれます。これらも別の表現に差し替えましょう。

×「この計画を成功させるのは不可能だと断言できる」

○「この計画を成功させるのは難しいだろう」

×「ルールを破るなど断じて許せない」

○「ルールを破ってはいけない」
○「ルールを破ると周囲から反感を買う恐れがある」

「てにをは」を正しく使う

自分では客観性のある文章だと思っているのに「客観的に伝わらない」という指摘を受けたとき、実は助詞の意味が異なっている可能性もあります。 「てにをは」を正しく使い、誰が読んでも同じ意味で伝わる文章を心がけましょう。詳しくは以下の記事で紹介します。

関連記事:「てにをは」とは?助詞の意味と使い方、練習方法をわかりやすく解説

まとめ

客観的な文章とはどういったものか、客観的な文章にするための方法をご紹介しました。特に高品質系のライティング案件では、客観的に物事を説明できるかどうかがとても重要になります。体験談やブログから一歩ステップアップするために、客観的な文章を書く練習をしてみましょう。

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