
ちなみにOさんは、テレビCMの話の後、別の話の最中にこう言った。
Oさん「みんなの頭の中に何があるんだろう?と考えるのがマーケター。僕はそう思っています。
逃げ恥、流行ったよね?だから、多くの人の頭の中には逃げ恥の残像があるんだよね、きっと。
だから、その残像に合わせて、例えば家事代行のような似たテーマで何かを届けるか、あるいは真逆を行くか・・・みたいなことを考えています。少なくとも僕は。いっつも。」
マーケティングって何だろう。マーケターの仕事って何だろう。・・・。
今まで私が、そんなことを考えた時に参考にしたのは、ネスレ日本の高岡氏や、フィリップ・コトラー氏が仰る「マーケティングとは顧客の課題解決」だった。
だから「マーケターの仕事は顧客の課題解決」で、これは(本質的で難しい!)と思いつつも、しっくりと来る気がしていた。
「みんなの頭の中に何があるんだろう?と考えるのがマーケター」
「顧客が誰か?」とか、何のマーケティングをするかによって話は変わるが、しかし、これもまたマーケターの仕事の一つだと思った。
今の時代、今のタイミング、今世の中で起こっている出来事から、「みんなの頭の中に何があるんだろう?」と考える。
「考えたって答えが出るわけじゃないけどね」と笑ったOさんは、「マーケター」なのだと思った。
(皆さんは、どう思いますか?)
こちらもどうぞ「企業はなぜテレビCMをなぜ流すのか?考えもしなかった理由とは」
文/テックブック清水拓也
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