
昨今、デジタルマーケティングの世界で、リードナーチャリングという言葉をよく聞くようになった。
リード顧客、つまり見込み顧客に対してメールなどでアプローチすることで、信頼関係を構築していくことを指している。
「信頼関係を構築する」と言っているのに、「アプローチする」とだけ書くと少し違和感がある。
実際は、顧客から企業に対してアプローチする場合もある。
それは、顧客がインターネットで企業、あるいは製品について調べる時だ。
ブリュードッグの創業者ジェームズ・ワットは、著書「ビジネス・フォー・パンクス」でこんなことを言っている。
マーケティング活動は、自分を含むチーム全体の言動の集大成だ。何を、どう話すかもマーケティングになる。互いがつながり合ったデジタル時代には、会社が何をしようが、すべてがマーケティング活動になるのだ。
インターネットが存在しなかった時代は、人々は直接会ったり、電話をかけたりして、少しずつ相手のことを知っていった。
しかし、今や、こうして私がパチパチとMacのキーボードを叩いてつくる言葉たちも・・・「何をどう話すか」も、マーケティング活動だと言うのだ。
ジェームズ・ワットはさらにこう続ける。
会社について伝えようとする行動は一つ残らずすべて、最後には自分自身のブランドとなり、それはまた、世の人々がブランドに抱くイメージを左右する。
あなたが、企業に何かを頼みたいと思った時、おそらく「どんな企業なんだろう?」とインターネットで検索すると思う。
その時、行き着いた先にあるのはコーポレイトサイトだったり、あるいは会社のブログだったりする。
その時、コンテンツ(動画・写真・文章etc.)が、何らかの形で顧客との信頼関係の構築や、ブランディングに貢献できたら、それは素晴らしいことだと思う。
人々は、意識的にも無意識にも、コンテンツを通じて企業のことを知るからだ。
「すべてがマーケティングだ」
ジェームズ・ワットの言葉を胸に・・・。
私たちも日々、積み上げていく言葉たちを通じて、少しでもあなたとの距離を近づけられたら嬉しく思う。
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