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COLUMN

- 2020.03.01 - CONTENTS MARKETING

BuzzFeedを深く知るための5つのヒントー「進化し続ける」その原動力とは?

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buzzfeed

BuzzFeedといえば、今や全世界的に有名なメディアです。

少なくともWebメディアが好きな方、デジタルマーケティングが好きな人には、知らない人はいないくらい有名ではないでしょうか?

しかし、BuzzFeedのことを調査してみると、まだまだ知らないこともありました。

今回は、BuzzFeedの基本情報から始まり、多くの人に見られるワケ・主軸コンテンツ・Tasty・BuzzFeedJapanの展開といった各章を用意して、BuzzFeedを深く知るための5つのヒントにまとめました。

BuzzFeedは「進化し続ける組織」?・・・さて、その原動力とは一体どこにあるのでしょうか?

BuzzFeedの基本情報

BuzzFeedは、アメリカ・ニューヨークで2006年、現CEOであるジョナ・ペレッティ氏により設立された企業です。

buzzfeed

https://www.buzzfeed.com/?country=en-us

(BuzzFeedが日本に進出したのは2016年だから、比較的最近スタートした会社だと思う方は少なくないのでは?しかし創業は10年以上前のことなのです。)

現在は、日本を含め12の編集部を運営をしており、全世界のユニークユーザーは月間2億人を越えて、オウンドメディアや他のプラットフォームを含めると、月間50億ビューに及ぶ巨大メディアになっています。

BuzzFeedの特徴(BuzzFeedが多くの人に見られるワケ)

皆さんは、TwitterやFacebookなどで、面白いコンテンツをシェアしたことがありませんか?

おそらくその中にはきっとBuzzFeedのコンテンツもあったのではないでしょうか。それくらいBuzzFeedは、バイラルメディアの代表的な存在です。

バイラルメディアを直訳すると「ウイルス性のメディア」です。人々がコンテンツによって心を動かされた結果、ソーシャルメディアで拡散していく、そのアクションは強い感染力を持ちます。

コンテンツの影響力が強ければ強いほど、その感染力も強いものがあるのです。

BuzzFeedはオウンドメディアだけでなくTwitter,Facebook、Instagram、YouTube等のソーシャルメディアで、そのプラットフォームに合わせた形でコンテンツを発信し、また、メディアごとにオリジナルのコンテンツを発信しています。

例えばYouTubeではご覧のように、少しふざけた、親しみのあるユニークな動画を大量に配信しています。どれもアイキャッチとタイトルについつい観てみたくなる工夫があります。

(分散型メディアについては、こちらに詳しいです。
分散型メディアの可能性と危険性|オウンドメディアの”次の一手”になるか?」)

さて、BuzzFeedは直感的に面白そうだと思わせる力に優れていますが、実はその舞台裏では非常にロジカルな検証を重ねています。

コンテンツ配信の効果(特にソーシャルメディアでの拡散)を全て検証し、次のコンテンツに活用するためのツール開発にも多くの投資をしています。

そのため、最良のコンテンツを発信するためのデータ活用に関して、数多くの優れた技術を持っており、それがBuzzFeedが多くの人に見られる理由につながっていると言えるでしょう。

BuzzFeedの主軸コンテンツ

BuzzFeedの主軸コンテンツは、ニュース、エンターテイメント、フードに分類されるものです。

他にも、現在はDIYを主要ジャンルとするなど、その時に注目を集めているジャンルに力を入れています。

エンターテイメントやフードについては、動画による拡散力の強いコンテンツが多く発信されています。BuzzFeed動画制作チームは、現在200名以上いるそうで、動画にはかなり力を入れているようです。

また、コンテンツの形式として、クイズコンテンツが特徴的です。短時間で行えるクイズとなっていて、自分の点数と共にシェアを行えるように設計されています。日本のメディアではあまり見かけませんよね。

クイズの中にはアンケート形式のもの(”世論調査”と題されています)も存在します。

中身は非常に身近なもの(どのお店のフライドポテトが好き?など)になっています。友達とちょっとした話題にできそうですよね。

Tastyーフードコンテンツの充実

Tastyは、BuzzFeedが様々なプラットフォームで配信している、魅力的な料理の写真や、その調理方法を1分とコンパクトにまとめた動画などのフードコンテンツサイトです。

tasty

https://www.buzzfeed.com/tasty

各国にエディションがあり、相互に記事を翻訳しあって各国の料理を発信しています。

ドメインを見るとわかりますが、buzzfeed.comの直下に存在するので、あくまで独立したサイトではなくbuzzfeed.comのうちの1つであることがわかります。

日本国内でも、DELISH KITCHENKURASHIRU料理動画で人気を博していますが、BuzzFeedでも様々なコンテンツがある中で、Tastyが発進するフードコンテンツは人気を博し、その内容はかなり充実しています。(TastyJapanのデータは後述)

BuzzFeedJapanの展開

それでは、最後にBuzzFeedJapanについて簡単にご紹介します。

Yahoo! JAPANとのジョイントベンチャーとして2015年に設立されたBuzzFeedJapanですが、ヤフーが広告独占販売権を取得しています。BuzzFeedJapanのローンチ自体は2016年1月で、11ヵ月後にはユニークユーザーが1600万人を突破しました。

現在国内では、先ほどご紹介したTastyの日本版、TastyJapanの料理手順を動画で紹介したコンテンツが人気です。

TastyJapanでは、他のエディションで人気があるコンテンツを日本向けに再編集したり、日本食や日本の調味料・調理器具を取り上げたりと、Tastyの新しいエディションとして、国内だけではなく日本食に注目する外国人も視野に入れて展開しています。

現在は、ニュース・エンタメを配信する本元であるBuzzFeedJapanのFacebookは23万いいね!なのに対し、TastyJapanの公式Facebookが240万いいね!(2017年2月現在)を獲得しており、日本でもTastyが単体で非常に高い支持を得ていることがわかりますね。

・・・さて、BuzzFeedをここまで5つのヒントにまとめてみましたが、調査を進めるうちに確信を深めたのは、BuzzFeedが「進化し続ける組織」だということです。

組織が「進化し続ける」のは当たり前のようで月並みになりますが、BuzzFeedはコンテンツの企画・アイディア出しという直感的な作業をしつつ、同時に検証結果から導き出される論理的な思考をベースに「拡散するコンテンツ」を作り続けています。

このような、ある意味フィードバック機能が盛り込まれたサイクルを、優秀な人材が繰り返し回して改善を重ねていることは、BuzzFeedが「進化し続ける」原動力になっているのではないでしょうか?

あなたはどう思いますか?

文/テックブック降矢悠司
編集/テックブック清水拓也

▼参考文献・サイト
BuzzFeedJapan「BuzzFeedPress
Wired.jp「BuzzFeed成長の立役者が明かす、シェアのすべて
アドタイ「ヤフーが構想する、コンテンツマーケティングの未来
DIGIDAY「月間2億ユーザーを魅了する、BuzzFeed流「バズ記事」の作り方
DIGIDAY「ネコより「食」が人気? 月に20億回も再生される「BuzzFeed」動画の大きな変化

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