
バナーブラインドネス問題でも知られているように、多くのバナー広告は無視される。
さらに、バナー広告のクリック率は一般的に、0.1%から高くても数%だ。
ちなみに以前読んでおきたい海外ブログとしてご紹介したMoz Blogには、こう書いてある。
The click-through rate of that first banner ad in 1994 was 44%. CTRs have steadily declined, and were sitting at around 0.1% in 2012 for standard display ads.
出典:Moz「Click-Through Rate Isn't Everything: 8 Ways to Improve Your Online Display Ads」
1994年に44%だったクリック率が、たった20年弱の間に、0.1%程度まで落ちていると書いてある。
バナー広告のクリック率は大幅に落ちている。これは間違いない。
しかし、現在でもバナー広告が有効な場合はある。
それは、顧客がすでにその商品・サービスを欲しいと思っている・・・ないしは、その商品・サービスが解決してくれる課題を、課題だと認識している。そういう状況だった場合だ。
バナー広告は、顧客の顕在化したニーズに対して、見た瞬間に訴えることが勝負といっても過言ではない。
さて一方で、コンテンツは違う。
テキストコンテンツは(内容が良ければ)しっかりと読み進めてもらえるし、スクロールしてくれる間は、しばし一緒の時間を共有できる。
動画コンテンツの場合は、しっかりと最後まで観てもらえる。
その「一緒の時間」が、顧客に何かの「気づき」をもたらして、潜在的なニーズに訴えかけられる可能性がある。
バナー広告のように、顕在化したニーズを瞬間的に捉える瞬発力はないが・・・。
コンテンツは、まだ顧客が自覚していない潜在的なニーズを顕在化させることができる。
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